パソコン PS-2 キー制御 LSI SKM-M62XXDS SKM-M62XXDS シリーズは、Micro Chip 社の PIC16C62 を使った、DOS/V パソコン用の PS-2 キー制 御LSIです。 少数使用のユーザーであっても、独自のキー配列に対応できるように、セミカスタム生産の形態を取 ります。ユーザーからのキー配列の要求に合わせ、弊社でキー配列のテーブルを作り、PIC16C62 のワ ンタイム PROM に書込み出荷します。もちろん、大量の注文(ロット1万個以上)に対しては、マス クを起こして対応することもできます。 DEC0-3 を外部のオープンコレクタ・デコード・ドライブICで、最大 16 接点へ出力し、RET0-7 へ の8ビット入力を、デコードし、PS-2 の走査コードに変換し、パソコンに出力します。00h に相当する 1点は内部処理のコードと区別するため、使用できません。そのため、最大 16×8 - 1 = 127 接点に対応 します。デコードICとしては、接点数が 79 以下と少ない場合は 74LS145 を推薦します。それ以上必 要なときは 74159 か 74LS145 を2個使います。DEC3 のインバート出力 DEC3# を持つため、 74LS145 を2個使う時も外部インバータICは必要有りません。 本チップは OADG テクニカル・リファレンス・ハードウエアのキーボード仕様に準じた機能を持っ ています。PS-2 キーボードは走査コードを Scan Code 1, 2, 3 の3種類をサポートすることになっていま す。 Scan Code 1 は昔の IBM PC/XT 用の仕様、Scan Code 3 は新しく設定されたが、殆ど使われていな い仕様です。Scan Code 2 は IBM PC/AT で規定され、俗に106/9 キーと言われる日本語対応キーを含め て、殆ど全てのパソコンはこのモードで動作しています。本チップは Scan Code 2 のみをサポートして います。別のモードで動作させたいときは、別途お問い合わせください。 なお、SKM-M6200DS を弊社標準のキー配列のものとします。そのキー配列を次に示します。ユーザ ー専用の配列をとった場合、型番の XX はユーザー固有の番号となります。 図1) SKM-M62XXDS ピン配列 RESET# CLK IN CLK OUT DATA IN DATA OUT DEC3# GND X1 X2 RET0# RET1# RET2# RET3# 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 LED3# LED2# LED1# LDE0# DEC3 DEC2 DEC1 DEC0 VCC GND RET7# RET6# RET5# RET4# 注意)信号名の最後に # マークがついているのは、0レベルでアクティブになる負論理信号を表します。 標準(SKM-M6200DS)キー配列表 7 6 5 4 3 2 1 0 F Esc 半/全角 Tab Caps Lock Shift L 78 E F1 1 Q A Z Cntrol L 70 D F2 2 W S X Win L 68 C F3 3 E D C 無変換 Alt L 60 B F4 4 R F V Space 58 A F5 5 T G B 変換 50 9 F6 6 Y H N ひらがな Alt R 48 8 F7 7 U J M Win R Insert Delete 40 7 F8 8 I K , Appli Home End 38 6 F9 9 O L . Cntrol R Page up Page Down 30 5 F10 0 P ; / ろ ← 28 4 F11 @ : Shift R ↑ ↓ 20 3 F12 ^ [ ] 7 4 1 → 18 2 Print Scr ¥ Enter Num Lock 8 5 2 0 10 1 Scroll L Back Sp 0 Pause / 9 6 3 . 8 * + Enter 0
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