別 紙 海の京都ガイドブック制作業務 仕様書 第1 目的 来訪者及び来訪予定者に対し、海の京都観光圏での楽しみ方を提供するため、海の京都のブラン ドコンセプトを具体的に体感できる各種コンテンツ(スポット、施設、料理、土産物、体験プログ ラム、イベント等、及びこれらの楽しみ方(=コンシェルジュ情報))を、テーマ性のある30の ストーリーとして取りまとめたガイドブックを制作する。 第2 業務内容等 1 業務の名称 海の京都ガイドブック制作業務 2 業務内容等 (1) 業務内容 ガイドブック制作に係る企画、取材・調査(情報収集、写真撮影・入手)、編集、データ作 成、印刷を行う。 (2) 成果物 ① Adobe Illustrator データ(再編集可能なデータ) ② PDF データ(ホームページへの掲載に適したもので、別途指示する。) ③ 冊子 10,000 部 (3) 納期・納入場所 別途指定する。なお、冊子の納入場所については、京都府北部地域内20カ所。京都市内2 カ所、東京都内1カ所の範囲で別途指定する。 3 業務期間 契約締結日~平成28年3月25日(金) 第3 留意事項 1 一般的事項 (1) 受託者は、業務の遂行について随時報告を行うこと。 (2) 業務を遂行する上で必要な資料等は、取材等により受託者において入手するほか、必要に 応じて随時貸与する。なお、貸与した資料等の複製、複写の可否、返却等については、発注 者の指示に従うこと。 (3) 受託者は、業務期間はもとより期間終了後も、当該業務で知り得た機密、個人情報等の取 り扱いについて厳守すること。 2 業務体制 (1) あらかじめ発注者と調整したスケジュールで行うこと。 (2) ディレクター、ライター、カメラマン、デザイナーを確保すること。また、京都府北部地 域の歴史、文化、その他の地域情報に精通しておくこと。 3 個別事項 (1) 企画コンセプト、編集内容 ア 編集方針 来訪者及び来訪予定者に対し、海の京都観光圏での楽しみ方を提供するため、海の京都 のブランドコンセプトを具体的に体感できる各種コンテンツ(スポット、施設、料理、土 産物、体験プログラム、イベント等、及びこれらの楽しみ方(=コンシェルジュ情報)) を、テーマ性のある30のストーリーとして取りまとめたガイドブックを制作する。 海の京都は、古代より大陸との交流によって栄えた歴史を持ち、京の都の生活を支えて きた後背地としての性格から、和の源流とも言われる魅力溢れる地域であり、この地域な らではの歴史・文化、食などが豊富な地域である。 このため、各ストーリーでは、取り上げる地域の歴史的な背景を踏まえ、現代まで連綿 と続いている生活、文化、食、風習などを、インパクトのある記述と写真を通じて案内す る。また、上記理由から、写真についても、単なる風景写真ばかりではなく、地域や人の 営みや息吹が感じられるものを随所に配置すること。 さらに、ガイドブックという目的から、読者に対して、実際の楽しみ方(訪問方法、体 験方法、着目点等)について案内(コンシェルジュ)を行う。このため、訪問者の受け入 れ体制を含む事実関係に誤りのないよう徹底した調査が必要であること。 なお、本ガイドブックのターゲットは、日本とりわけ古都京都の歴史・文化に深い関心 があり、より深い京都の歴史・文化に触れたいといった潜在的ニーズを持っている人であ り、このニーズにマッチしたクオリティの高いデザイン・編集、及び冊子の紙質の選択が 求められる。 イ 構成(右綴じ) ① 表1 ② 表2 ③ 左片面 ④ 見開き両面1 ⑤ 見開き両面2 ⑥ 見開き両面3 ⑦ 見開き両面4~33 ⑧ 右片面 ⑨ 表3 ⑩ 表4 (2) 表紙 (白紙) はじめに 30のストーリーに係るエリアマップ 海の京都とは 目次 30のストーリー 海の京都の位置図(簡単なアクセス図) 編集後記 背表紙 仕様等 規格 ・ストーリー数 30 ストーリー(見開き1面(2ページ分)に1ストーリーを編集) ・オールカラー ・B5 変形版(縦 242.5 ミリ×横 182 ミリ)、72 ページ(表紙部を含む。)、右綴じ ・用紙 企画提案を受け決定する。(想定:表紙部 135kg 程度、中身 90kg 程度) ・印刷部数 10,000 部 (AIデータ、PDFデータの納品を含む。) ① ② 使用期間の想定 使用期間は通年を想定した内容とすること。 (3) 企画 最初に掲載内容についての企画案を提出すること。 (4) 原稿制作 文字原稿を含む全ての原稿(写真、地図、イラスト等を含む)を制作すること。 なお、30のストーリーは発注者が別途指定する。 (5) 編集、デザイン、レイアウト 発注者の意向を反映させるとともに、常に積極的な提案を行うこと。 (6) 校正・確認、納品 ① 文字校正は原則3回行うものとする。 ② ③ 色校正は原則1回行うものとする。 ①及び②にかかわらず、校正作業は発注者が校了と判断するまで行うものとする。 第4 その他 1 今回の業務委託により制作される成果物の著作権(著作権法第 27 条・第 28 条に規定する権利 を含む)、所有権等、その他の一切の権利は発注者に帰属するものとする。ただし、受託者が 従来から権利を有していた受託者固有の知識、技術に関する権利等(以下、「権利留保分」とい う。)については、受託者に留保するものとし、この場合、発注者は、権利留保分についての 当該権利を非独占的に使用できるものとする。 2 成果物は、発注者が自由に二次使用(印刷物の制作、ホームページへの掲載等)できるもの とする。 3 受託者の記述が特許権など法令に基づいて保護される第三者の権利が対象となっているもの を使用した結果生じた責任については、受託者が負うものとする。 4 受託者は本事業公募に係るすべての書類、またその内容について、発注者の許可なく譲渡、 公開をしてはならない。 5 特定された受託者は、本件業務を第三者に委託しまたは請け負わせることはできない。ただし、 あらかじめ発注者の承認を受けた場合はこの限りではない。 6 本業務仕様書に定めのない事項については、発注者と協議するものとする。
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