認定基準及び用語解説

認定基準及び用語解説
①【審査基準】
(Ⅰ類)
アパート・ハイツ・コーポ等の呼称の集合住宅に多く見られる形態の建築構造物を対象とします。
代表的な構造として下記図の様な構造を持つ
D 公 道
C 敷地内
B 玄関前
A居 室
B 建物裏手・通路
(Ⅱ類)
マンション等の呼称の集合住宅に多く見られる形態の建築構造物を対象とします。
代表的な構造として下記図の様な構造を持ち、独立した共有部が存する事が特徴でありその
玄関部にはオートロックシステムを具備する場合もある。
D 公 道
C 敷地内
オートロックシステム
B オートロック内(共有部)
A居 室
B 建物裏手・通路
(Ⅲ類)
マンション等の呼称の集合住宅に多く見られる形態の建築構造物を対象とします。
構造はⅡ類と同様。
②【防犯カメラ仕様】
・カメラ仕様:カラー、有効画素数38万画素以上、容易に外されたり線を切られない構造
・記録装置:カラー、録画サイズD1(740×480)、1カメラにつき1秒5コマ以上、デジタル式、普通画質モードで
10日以上記録
・画角A25(旧AA):画面のほぼ1/3の高さに人物の全身が写る大きさで、人の数がわかる。
・画角A:画面のほぼ1/2の高さに人物の全身が写る大きさで、男女の区別がつく。
・画角B:人物の全身が画面全体に写る大きさで人物が特定できる。
・画角C:人物の胸部から上が画面全体を占める大きさで、人物の目鼻が見えて、人相が認識できる。
③【照度の目安】
・50ルクス以上とは、10m先の人の顔及び行動が明確に識別でき、誰であるか明確にわかる程度以上の照度
・20ルクス以上とは、10m先の人の顔及び行動がに識別でき、誰であるかわかる程度以上の照度
・3ルクス以上とは、4m先の人の挙動、姿勢等がに識別できる程度以上の照度
④【防犯建物部品(CP部品)】
「防犯性の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が公表した「防犯性の高い建物部品目録」に
掲載された部品でCPマークが貼付されている扉、鍵、ガラス、サッシなどの建物部品のこと
補完措置 : 既築建物等で防犯建物部品の設備導入が困難な場合、以下の項目を満たす事で補完とする。
・ドアチェーン又はドアガードの設置により在室時シリンダーの解錠のみではドアが開かない構造
・補助錠の設置(ツーロック)
・外部からドアの構造上又はドアガードの設置によりデッドボルトが見えないこと