by 山村 知恵子 クレイについて学び、私自身がクレイの使用を始めてから

by 山村 知恵子
クレイについて学び、私自身がクレイの使用を始めてから、この一年間はエステの面(フェイスパ
ック等)からですが、クレイの吸収力について感動の繰り返しでした。
ひどい乾燥肌でシミ・ソバカスが多い事が悩みですが、確実に改善されているのは目で見てわかる
程です。
クレイは皮膚の奥深くに滞っているメラニン色素や老廃物を引き出し排除する為、使用始めは肌表
面に浮き出てきて悪化したように感じると知った時は、少し懸念がありました。実際、懸念したよりも
多く肌表面にシミが浮き出てきてしまい、どうしようかと心配でしたが、パックを続けていくうちに、新
しいシミから消えているのに気づきました。(この時、私だけでなく親・友人などもクレイの使用をはじ
めました・・・!)肌に対する負担は殆んど感じず、今までに試したどんな美白化粧品にも勝る効果
を実感しました。それに、これだけの吸収力を持っているグリーンクレイは、皮脂膜までとってしまい
ます。しかし、私のひどい乾燥肌はきちんと改善されており、皮膚の弾力も良くなりました。皮膚が
正常な働きをし、PH を取り戻したのだと思います。諦めが期待に変わった瞬間でした。
こういったすばらしい結果を実感した時、エステの面だけでなく医療的にも使用して、クレイの可能
性をもっともっと実感したいと思うようになりました。実際に医療の世界では、多くのところでクレイを
使用しています。その功績はとても偉大で神秘的です。大地が生み出した神秘的な力を、自分の目
で見て感じたいと思っていました。
そこで、スポーツ(ソフトボール)をしていた時に左足の膝下を酷く怪我した知人に会いました。私
は「これだ!」と思いクレイの事を詳しくお伝えし、クレイのみで治療させてほしいとお願いし、承諾を
得ました。この時は、怪我の痛みが酷く嘆いている知人をよそに私は、これから起こるクレイの働き
への期待でドキドキしていました。
※ 傷は左足膝下前面、擦り傷(擦り傷とは表現しにくい程酷い)、縦 10cm.×横5cm.程の楕円形、
傷のまわりは腫れており熱をもっている、前日の午前に怪我をした、応急処置として擦り傷用
山村
知恵子
1
のピンク色の薬(クリーム)を塗ってある
1 日目:突然だったのでグリーンイライトがなく、ホワイトクレイを使用した。
腫れている部分も含め、厚さ 1cm.で、1 時間 30 分置く。もう少し長く置くことをすすめたが、
動けない苦痛に耐え切れず・・・。ゆっくりとクレイを剥いでいくとクレイ側に体液(膿)と混ざっ
たピンク色のクリームが着いていた。傷の方は血液や体液や砂や破れた皮膚が混ざってな
んともいえない色で、湿布前後の変化はあまり見られなかった。「明日からはグリーンイライ
トにしよう!!」と思った。
2 日目:グリーンイライトを用意した。
仕事中に洋服が傷口に擦れて激痛がはしる…ということで、「きずライト」というパウダーを噴
きつけていた。しかたないので、その上からグリーンクレイを塗布した。厚さ 2cm、2 時間置く。
30 分が経過した時、クレイを割って体液が滲み出てきた。これにはすごく興奮した。2cm のク
レイを割って体液が出てくるという、これこそがクレイの吸収力!!!と感激した。
「きずドライ」というもので傷口を乾かしていたからか、酷い痛みは落ち着いていた様だが、ク
レイの塗布を始めるとジンジンと疼きだしたようで、「クレイが動いているような気がする」と
言っていた。2 時間後クレイを剥ぐと、破れた皮膚がクレイにくっついてきて、膿や砂やいろ
んな物も一緒にくっついていた。傷口に擦り込まれている砂も少し取れているように感じた。
(傷口を触らずに砂を取り除くことができる)
3 日目:昨日のように「きずドライ」を噴射してあった。2 日目と同様にグリーンイライトを置く。傷の状
態はあまり変わっていない。ただ、クレイを取るときに傷口の臭いに気がついた。本人はあ
まり感じてなかった様だが、膿の臭いなのか?くさい…。
4 日目・5 日目:「きずドライ」を噴射しないようお願いしておいた。引き続き湿布方法は同様。傷口の
砂は確実に減っており、破れた皮膚はもうない。5 日目からは、傷口の色が何とも言えない
色から鮮明な肉の色に変わっていた。日々、きつくなっていた膿(?)の臭いが少し和らい
だ。
山村
知恵子
2
6 日目:驚いた!!赤々とした傷口が直径 3cm程まで小さくなっており、まわりの皮膚が、日焼けし
た肌の様にめくれている。少し触るだけでポロポロと皮膚が落ちる。その下にはピンク色の
新しい肌がある。この急激な治癒力はどういうことなのか…!吸収・殺菌・細胞の形成・皮膚
の再生というクレイの中のミネラル成分の特性が着々とこの 5 日の間発揮されていた結果な
のだろう。
7 日目・8 日目:大きな変化はあまりない。少しずつ傷口が小さくなっている。傷口に不要なものは全
く残っておらず、臭いも、もうない。後は皮膚が綺麗に治ることを期待して、9 日目からは瘢
痕形成作用に優れているホワイトクレイを湿布する。
9 日目・10 日目:ピンク色の新しい肌の部分が、本来の肌色に近づいている。
11 日目:傷口が塞がった。今までにこれだけの傷をこんな短期間で治したのを見たことはない。そ
れも砂など一切残らず。
(自分で、しばらくホワイトクレイの湿布を続けて頂いた・・・。毎日はできていない。)
現在は、傷跡が残っている状態。速度は落ちたものの、確実に怪我をする前の皮膚に向かってい
ると思う。(クレイ湿布を継続中!)
知人は始め半信半疑だった様ですが、自分の身に起こったことに感動していました。今ではクレイ
の良さや効果を周りの人に話し、お店を紹介してくれる位です。また、クレイを塗布するようになって
よく眠れると言っていました。体のだるさはなかったみたいです。
私は今まで色んな症例を見せて頂いてきましたので、クレイの効果というものを解っていました。
しかし、これほどまでに早く、高い治癒力を目の当たりにして改めてクレイの素晴らしさを実感しまし
た。エステの面から治療という目的に目を向けて体験したことは、これからの私にとっての大きな糧
となると思います。日常のあらゆる方向からクレイを使用し、もっともっと多くの可能性を見出してい
けたらと思っています。
今回の結果から、もう一度吸収力にスポットを当て、新たな実験をスタートさせました。エステ目的
でしていたフェイスパックを医療として挑戦しています。グリーンクレイパック、ホワイトクレイパック、
山村
知恵子
3
両方を混ぜ合わせたもの、まだ試みていませんがイエローやレッドクレイも使用するつもりです。ま
だ 3 週間程しか経っていませんが、肌の状態が酷かった頃を知っている友人に合うと、素肌なのに
も拘らず「どこの化粧品使ってるの?いい感じやね!」と言われます。 女性としてこんなにうれしい
ことはありません。古いシミほど消えるまでの時間は長いと聞きます。でも、その古いシミがどのよう
に施術することでより早く動き始めるか、試行錯誤しながら見つけ出していきたいと思っています。
クレイに出会えたことに感謝し、この感動を多くの方に伝え実感して頂き、多くの方から笑顔を頂
けたらと思っています。
山村
知恵子
4