~ JICA奮闘記パート2 ~ 第3話 実は、7 月 17 日の川南

~ JICA奮闘記パート2 ~
第3話
実は、7 月 17 日の川南揚水機場焼き肉(ジンギスカン)歓迎会と 8 月
4 日の閉講式を合わせてJICA奮闘記パート2を投稿する予定でおり
ましたが、パート1が思いもかけない大好評で急きょ川南揚水機場焼き
肉歓迎会を投稿することになりました
また、前回JICA奮闘記パート1で第2話とあるが第1話はどこに
あるのかという問い合わせが数件寄せられておりましたのでパート2
に入る前に少し「それいけ中年隊」の紹介をさせて頂きます
それいけ中年隊は、今年の 2 月 27 日、第1話として岩見沢市栗沢町美
流渡地域で開催された独居老人宅の雪はねボランティアが始まりです
職場のおじさん達の活動を通じ、農村に住んでいる人や農村自体の魅
力などを少しでも知ってもらいたい思いで始めたものです
基本は短編構成としており、おじさん達の活動を不定期ですが継続投
稿しますので、これからもご拝読宜しくお願いします
では、JICA奮闘記パート2です
今日の 7 月 17 日、篠津中央土地改良区主催の焼き肉歓迎会です
篠津中央土地改良区理事長を始め理事と職員一同、当別土地改良理事
長と中新土地改良区理事長に加え当別土地改良区職員の総勢 60 数名で
の大歓迎会となりました
今週は先週と違い晴れの日が続いておりまし
たが昨日から四国に台風 11 号が上陸し本州は
大荒れの模様です
北海道には土曜日に熱帯低気圧に変わり通
過とのこと余り影響がでない模様ですのでひ
と安心です(台風シーズンを迎えると防災当番
が頭から離れません)
まず、何故、川南揚水機場で焼き肉歓迎会なのか説明します
JICA課題別研修「アフリカ地域農民主体型用水管理システム」が
篠津地域泥炭地開発事業で整備された篠津運河から水田に水を汲み上
げる代表的な施設で地域のシンボル的存在である川南揚水機場とマッ
チしたからです
では、何故、焼き肉歓迎会なのか・・・田植えや
なぜ、焼き
肉歓迎会
草刈りなどは大変な重労働のため昔から地域の人
???
達が集まり共同で作業が行われていました
地域では田植えや草刈りなどの作業が終わるご
とに区切りとして焼き肉で労をねぎらい、絆を深
めていましたので、農村部では歓迎イコール当然焼き肉となるわけです
来道して一ヶ月近く経ってから歓迎会なのかとパート1を見た方は
思うかもしれませんので説明しますと研修生の中の 2 名の方がイスラム
教徒で今年のラマダン(日中飲食を断ち神の恵みに感謝する)が 6 月 18
日から 7 月 16 日の期間であったからです
随分前振りが長くなりました・・・すいません
今回登場するのは、S 課長と A 主幹と初めての S 係長(前回の S 係長と
は違う人物です)の 3 名です
川南揚水機場に向かう車中で S 課長何やらし
きりにカバンを気にしている模様・・・カバン
が壊れましたかと A 主幹が聞くと・・・早く聞
いてもらいたかったのか直ぐさま、実は昼休
み、赤れんがの売店に行き、北海道の記念にな
るお土産を買ってきたのだよと自慢げに胸を
張る、当然ポケットマネーであることも強くア
ピール、そうこうしている間に到着、会場は駐 気になっていた S 課長のカバン
車場に設営されておりテーブルが 7 脚と魚焼き専用コンロが 2 台・・・
篠津中央土地改良区の若手職員数名が汗だくになりながら火起こしを
していました
S 課長、直ぐに通訳の出口さんを探し回るが予定の時間になっても研
修生現れず・・・30 分後ようやく到着・・・どうしたのですかと訪ねる
と研修の中間発表会で議論が加熱し過ぎて時間がずれ込んでしまった
とのこと・・・本当に真面目な方ばかりであります
通訳は出口さんひとりなので研修生をひとつのテーブルに案内しよ
うとしたとき、マリ共和国のバリーさんが工務課の人とお話をしたいの
で私はそこに座ると言い出す・・・実はバリーさん、用水管理施設維持
管理局長の方なので専門的な話しをしたい模様、機転の利く出口さん、
では自由に座ってと言い放す
研修性のみなさん
皆が着席後、S 課長、出口さんにお
土産を
S課長からおみやげ!
持ってきたことを伝え通訳を頼み
・・・ひとりひとりにお土産を渡す
喜んでもらって、
と皆の顔がほころびひと安心
S課長、一安心!
S 課長、何やら出口さんに耳打ち、 アリガトウ!
内容は自分ひとりのポケットマネー ウ・レ・シ・イ!
であることを正確に通訳してくれ
たかの確認でした
(気持ちが小さい人であります)
おみやげを手渡すと・・・
いよいよ歓迎会です、
はじめに篠津中央土地改良区理事長の古谷さんが歓迎挨拶、次にルワ
ンダ共和国のフルジョンスさんが研修生を代表して・・・日本人はとて
も優しいと挨拶(おもてなしの精神が分かってくれたのかも)
日本人、優しいヨォ!
古谷理事長 挨拶
挨拶
篠津中央土地改良区総括監事の
宇川さんがメモを見ながら片言の
フランス語、気が着いた研修生が
フランス語を応援・・・やっと乾杯
の発声終了
メモ
フランス語で乾杯!
拶
S 課長と A 主幹のテーブルにはブルンジ共和国のベ
アトリス(女性)さんとエマブルさんにフルジョンスさ
ん、あと出口さんとJICA職員 2 名の計 8 名です
・・・ちなみに S 係長は一番奥のテーブルに陣取り先
初登場、S 係長!
ほどから写真撮影に没頭
ベアトリスさんとフルジョンスさんはコーラ、エマブルさんは缶ビー
ルで乾杯
あっという間にエマブルさん缶ビール 2 缶飲み干し、それを見ていた
S 課長缶ビールを 4 缶エマブルさんに持って行くと満面の笑み、相当お
酒が好きらしい日本酒も一杯、皆さん、ピザや焼きホッケ、おにぎりに
ジンギスカンを美味しく頂きました
大きなホッケが!
拶
箸が進む! おいしいジンギスカン!
拶
このジンギスカン、最高ね!
拶
大勢の焼き肉歓迎会は、楽しさ倍増!
拶
しばらくすると出口さんが「それ行け中年隊」 見ましたヨ!
見ましたよと・・・よくホームページ分かりま
したねと訪ねると・・・何と旦那さんは北海道
職員で現在釧路総合振興局にお勤め、世の中狭いものです
・・・それに加え出口さん帯広出身、同郷でもありました
単細胞の S 課長、アフリカ人は目が良くて子沢山のイメージ、セクハ
ラを覚悟でベアトリスさんに聞くと男の子ふたり、女の子ふたりと養子
をひとりの計 5 人とのことエマブルさんは 3 歳の男の子ひとり、フルジ
ョンスさんに聞くと隣からエマブルさんがシングルと教えてくれまし
た
エマブルさんは目が悪く近視で黒板の字くらいしか見えないと・・・
日本では十分見えている方ですがね・・・ほかのテーブルからも話し声
や笑い声が聞こえてきます、皆さん、言葉は分かりませんがゼスチャー
で会話
開始から 30 分後、A 主幹は隣のテーブルに移動、一人の研修生・・・
ルワンダ共和国のジャンビエルさんが近寄って集中管理孔のことを聞
きたいと・・・直ぐに質問の嵐、さすが国の代表!あまりにも真面目な
ので対応にひと苦労、困った A 主幹、詳しく説明するには時間が必要な
ので何時でもアフリカに呼んでもらえたら説明に行きますからと返答
集中管理孔、質問一杯あるヨ!
アフリカまで説明に
行きますよ。トホホ
A主幹
焼きホッケ、オイシイ
それを聞いていたJICA職員、それは農林水産省のオーケーが出な
いといけないのでと・・・研修生もまじめですがJICA職員の方もま
じめ、A 主幹、今更お愛想言葉だと言えず・・・心の中はトホホ
歓迎会は 1 時間程度でお開きに、後片付けは用意よりも大変です・・・
篠津中央土地改良区職員の皆様大変苦労様です
では皆さん来月の閉校式で再会しましょう
おまけ
実は S 課長、お土産の袋の中に自分の名刺を入れたのでしたがお店の
チラシと間違えられたらと思うと・・・心の中はトホホ
赤れんがマグネット
赤れんが絵ハガキ
少し、寂しかったので、
タオルも1本追加しました
赤れんが庁舎の説明
(日本語版)
赤れんが庁舎の説明
(英語版)