松本市立博物館 第6回「復活 話をきく会」 演 題:松 本 と 小 林 清 親 小林 清親(こばやし きよちか 弘化 4(1847)~大正 4(1915)年) 江戸(東京都)生まれ。版画家、浮世絵師。月岡芳年、豊原国周と 共に明治浮世絵界の三傑の一人に数えられ、「最後の浮世絵師」、「明 治の広重」などと評された。 明治 9(1876)年から、西洋画を取り入れて従来の浮世絵にはなかっ た独自の画風で、 「光線画」と呼ばれた風景画シリーズが人気を博す。 その後は、新聞や雑誌の挿絵、日清・日露戦争の戦争画、肉筆浮世絵 など多くの分野にわたって描いた。最晩年の一時期、松本市内に滞在 していた。 講師:岡本 祐美 氏 (北海道教育大学・教授) 日時:平成27年9月19日(土) 午後2時~午後3時30分 会場:松本市立博物館 2階講堂 参加料:無料(ただし、入館料が必要です) 「話をきく会」は、 昭和4年(1929)に松本市の胡桃沢勘内・池上喜作ら が発起人となって、中央から柳田國男・折口信夫・渋沢敬三などの文化人を招いて 開催した知識の饗宴です。博物館ではこの会を再びはじめようと、平成22年度か ら「復活 話をきく会」をはじめました。
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