家庭訪問メッセージ祈りをもってこの資料を学び，何を伝えるべきか分かるよう祈り求めてください。救い主の生涯と役割が理解できるようになると，救い主を信じるあなたの信仰はどれほど増し，家庭訪問を通してあなたが見守っている姉妹にどれほど祝福が注がれるでしょうか。詳しくは www.lds.org/callings/relief-society?lang=jpn をご覧ください。信仰 • 家族 • 扶助イエス・キリストの神聖な特質 ― 赦しと憐れみの心聖文からゆる十二使徒定員会のジェフリー・ R・ホランド長老は，「自分が赦さあわれたように他の人も赦す」べきだとほうとう述べています。3 放蕩息子の話は，赦す側と赦される側の双方について述べています。一人の息子は本記事は，救い主の神聖な特質に焦点を当てた家庭訪問メッセージシリーズの一環です。父から赦され，もう一人の息子は弟をなかなか赦せませんでした。エス･キリストがわたしたちを赦し，深い憐れみを抱いてくださっていることを理解することにより，わたしたちも人を赦し，憐れみを示すことができます。「イエス・キリストはわたしたちの模範であられます。主の生涯は愛の遺産です。主は病める者を癒やし，虐げられた者を抱き上げ，罪人を救われました。最後には，怒った群衆が主の命を取りました。それでもなお，ゴルみことばゴタの丘から次の御言葉が聞こえて下の息子は，もらった遺産をさっイきます。『父よ，彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか，わからずにいるのです。』」1 わたしたちが人の過ちを赦すならば，天の御父もわたしたちを赦してくださるでしょう。イエスはわたしたちに，「あなたがたの父なる神が慈悲深いように，あなたがたも慈悲深い者とな〔る〕」よう求めておられます（ルカ 6：36）。大管長会第二顧問のディーター・F・ウークトドルフ考えてみましょう人を赦すことにより，赦す人にどのような恩恵がもたらされるでしょうか。ききんさと使い果たし，飢饉が起こると豚を飼う仕事をしました。聖文には「彼は本心に立ちかえって」家に帰り，自分は息子と呼ばれる資格はない，と父に言ったと記されて管長はこう述べています。「わたしたちの罪の赦しは条件付きです。います。しかし，父は彼を赦し，悔い改めが必要で〔す〕。……わたみざしたちは皆，憐れみの御座に謙虚にました。畑の仕事を終えて帰宅近づき，恵みを請うたことがしばしばあるのではないでしょうか。自分が犯した過ちと罪を赦されようと，あらゆる力を尽くして憐れみを願ったことがあるのではないでしょうか。しょくざい …… キリストの贖罪によって心を父に，自分は何年も父に仕えて , 変えられ，また癒やされるようにしてください。互いに愛し合い，赦し合ってください。」2 たはいつもわたしと一緒にいるし，祝宴のために肥えた子牛をほふりした上の息子は怒りました。兄は父の言いつけに背いたことは一度もなかったのに，「友だちと楽しむために子やぎ一匹も下さったことはありません」と言いました。すると父はこう答えました。「あなまたわたしのものは全部あなたのものだ。しかし，このあなたの弟は，死んでいたのに生き返り，その他の聖句いなくなっていたのに見つかったマタイ6：14 −15；ルカ 6：36 − 37；アルマ 34：14 −16 のだから，喜び祝うのはあたりまえである。」（ルカ 15：11− 32 参照）注 1. トーマス・S・モンソン「愛 ― 福音の真髄」『リアホナ』2014 年 5 月号，91 あわ 2. ディーター・F・ウークトドルフ「憐れみ深い人たちは憐れみを受ける」『リアホナ』2012 年 5 月号， 70 ，75 ，77 参照，強調付加 3. ジェフリー・R・ホランド「王国にかかわる平和をもたらす事柄」『聖徒の道』1997 年 1 月号，96 2 0 1 5 年 7 月号 7