家庭訪問メッセージ祈りをもってこの資料を学び，何を伝えるべきか分かるよう祈り求めてください。救い主の生涯と役割が理解できるようになると，救い主を信じるあなたの信仰はどれほど増し，家庭訪問を通してあなたが見守っている姉妹にどれほど祝福が注がれるでしょうか。詳しくは https://www.lds.org/callings/relief-society?lang=jpn をご覧ください。信仰 • 家族 • 扶助イエス・キリストの特質 ― 寛容と忍耐聖文から聖文はわたしたちに，現世の生活にあって「苦難の中で忍耐強く」あるべきことを告げています。「〔わたしたちは〕多くの苦難を受けるから」です。そして神は，次のような本記事は，救い主の特質に焦点を当てた家庭訪問メッセージシリーズの一環です。忍慰めに満ちた約束を与えています。「それに耐えなさい。見よ，わたし耐はしはしば，静かで受動的はあなたの生涯の最後まで，あなな特質と考えられています。たとともにいるからである。」（教義しかし，大管長会第二顧問のディーと聖約 24：8）ター・F・ウークトドルフ管長が述べたように「忍耐とは，無抵抗に諦め聖書からの以下の話は，忍耐と信仰の模範です。ることでも，恐れて行動しないことで「ここに，十二年間も長血をわずもありません。忍耐とは，積極的にらって〔いる〕女がいた。この女が待って堪え忍ぶことです。持ちこたウークトドルフ管長は続けてこう〔キリストの〕み衣のふさにさわっえ……ることです。望むように事が言いました。「忍耐とは，変えられたところ，その長血がたちまち止進まなくても……です。忍耐は単なないことを受け入れ，勇気と高潔さまってしまった。る我慢ではなく，よく堪え忍ぶことなのです。」と信仰をもって立ち向かうことです。 …… イエスは言われた，『だれか『子供が父に従うように，主が〔わたがわたしにさわった。力がわたし前世において，天の御父はわたししたち〕に負わせるのがふさわしいから出て行ったのを感じたのだ。』たち，すなわち神の霊の子供たちのとされるすべてのことに喜んでために，一つの計画を用意されまし従』うことです〔モーサヤ 3：19〕。震えながら進み出て，みまえにひれた。わたしたちは地上に来られる結局，忍耐とは，毎日，毎時間，そう伏し，イエスにさわった訳と，さわ機会を喜び呼ばわりました（ヨブすることがたとえ難しいときでも，るとたちまちなおったこととを，み 38：7 参照）。わたしたちが地上に『主の戒めを守ることにおいて堅くいる間，自分の意思を御父の意思と確固として，揺るぎなくある』こと一つにするならば，主は「〔わたしたです〔 1 ニーファイ 2：10〕。」 1 ち〕を〔主〕の手に使われる者として多くの人を救」ってくださいます（アルマ書 17：11 ）。女は隠しきれないのを知って，んなの前で話した。そこでイエスが女に言われた，『娘よ，あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさその他の聖句詩篇 40：1；創世 5：22 − 23；2 ペテロ 1：6；アルマ 17：11 い。』」（ルカ 8：43 − 48）この女性のようにわたしたちも，イエス・キリストに心を向けるなら，祝福と慰め，そして癒やしをも見い考えてみましょうしょくざいだすことができます。主の贖罪にルカによる福音書第 8 章の話から考より癒やされるのです。えると，この女性の忍耐の歳月はどのようなものだったでしょうか。また，イエス・キリストへの彼女の信仰はどのように報いられたでしょうか。注 1. ディーター・F・ウークトドルフ「忍耐し続ける」『リアホナ』2010 年 5 月号，57 − 58 2 0 1 5 年 3 月号 7