2015年 10月 8日 各 位 株式会社 三重銀総研 第39回「経営者アンケート」調査結果について 三重銀行グループのシンクタンクであります 株式会社三重銀総研(代表取締役 筒井 真) では、このたびお取引先企業で構成する三重銀経営者クラブの会員を対象とした経営者アン ケートを実施し、調査結果を取りまとめましたのでご報告申し上げます。 -経営者アンケート調査の概要- 1.調査対象 三重銀経営者クラブ会員で、資本金1億円以下の三重県下法人企業1,061社 2.調査方法 郵送によるアンケート調査 3.調査時期 2015年9月上旬~中旬 4.回収状況 配布数 1,061社 回収数 425社(回収率 40.1%) 5.調査結果 別添資料 ※経営者アンケートは、年2回(3月・9月)実施しております。 なお、本件に関するお問い合わせは、下記担当者までお願い致します。 株式会社三重銀総研 調査部(059-354-7102) 担当 長井 翔吾 以上 第39回経営者アンケート調査結果<概要版> 企業の景況感は緩やかに持ち直し 【今回のポイント】 県内景気は D.I.値が 2 半期連続で改善し、マイナス幅は縮小。 (p3) 2015 年度上期(2015 年 4 月~9 月)の県内景気は、D.I.値が▲7.1 と、前期(▲8.3)から改善 し、マイナス幅が縮小した。来期(2015 年 10 月~2016 年 3 月)は、+1.0 と 4 半期ぶりのプラス に転じることが見込まれており、経営者の景況感は引き続き持ち直す見通しである。 【総 括】 企業の景況感を示す D.I.値は 2 半期連続で改善し、マイナス幅が縮小した。先行きについては、4 半期 ぶりのプラスに転じる見込みとなっている。売上高の D.I.値は、製造業、建設業で悪化した一方、非製 造業では改善した。設備投資は、 「実施した」企業の割合が 3 割を上回り、高水準を維持した。 【 項目別 】 ①県内景気 … D.I.値は 3 半期連続のマイナスとなったものの、マイナス幅は縮小した。先行きは、4 半期ぶりのプラスに転じることが見込まれており、経営者の景況感は引き続き持ち直 す見通しである。 (p3) ②自社の業況 … 売上高の D.I.値をみると、製造業、建設業が悪化した一方、非製造業は改善してプラ スとなった。先行きは、製造業は悪化してマイナス幅が拡大する見通しであるものの、 建設業、非製造業はともに改善する見込みとなっている。 (p8~15) ③経営判断 … 設備投資の実施状況をみると、現状「実施した」企業の割合は減少したものの、3 割を 上回り、高水準を維持した。雇用状況は、 「不足」とみる企業の割合が 2 半期連続で減 少し、先行き「増やす」企業の割合は 2 半期ぶりに減少した。 (p16・17) ④2015 年度下期の展望 … 「プラス要因が強い」とみている企業の割合が小幅に増加した一方、 「マイナ ス要因が強い」とみている企業の割合は減少しており、企業の先行きに対 する不安感は若干和らいでいる。 (p18・19) ⑤特別調査 ~女性の活躍推進に向けた取り組みについて~ …従業員全体、管理職以上における女性の比率をそれぞれ質問したところ、従業員全体について、 5 割超の企業が女性の比率を「0~20%」と回答した一方、管理職以上については、8 割超の企業 が女性の比率を「0~20%」と回答した。 女性の活躍推進に向けた取り組みの状況について、 「現在取り組んでいる」 、 「現在取り組んでい ないが今後取り組む予定である」と回答した企業の割合がそれぞれ 3 割近くとなった。 取り組みの内容について、 「産休・育休の取得を促す」 、 「勤務時間帯を限定する」 、 「パートなど から正規雇用へ転換する」と回答した企業の割合がいずれも 3 割超となった。 (p20・21) 【 調査の概要 】 1.調査対象 三重銀経営者クラブ会員で、資本金1億円以下の三重県下法人企業1,061社 2.調査方法 郵送によるアンケート調査 3.調査時期 2015年9月上旬~中旬 4.回収状況 配布数 1,061票(前回 1,083票) 回収数 425票(前回 411票) 回収率 40.1%(前回 38.0%) ※なお、詳細な内容につきましては、調査結果冊子をご参照下さい。
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