平成 27 年8月6日 各 位 会 社 名 代 表 者 名 問 合 せ 先 電 話 番 号 株式会社 USEN 代 表 取 締 役 社 長 田 村 公 正 (JASDAQ・コード番号:4842) 取 締 役 副 社 長 執 行 役 員 CFO 馬 淵 将 平 (03-6823-7015) キャンシステム株式会社との包括的資本業務提携のお知らせ 当社は、本日開催の取締役会において、キャンシステム株式会社(以下「キャンシステム」 )と下記 のとおり、資本業務提携ならびに資金貸付を行うことを決議し、契約締結しましたのでお知らせいた します。 1.資本業務提携と資金貸付の目的 当社は昭和 36 年、キャンシステムは昭和 37 年の創業以来、音楽放送事業を事業の主軸として全国に おいて事業の展開をして参りましたが、ここ近年の日本国内における音楽放送事業の市場は、インター ネット技術等の革新にともなう新たな音楽放送事業者の出現に加え、BGM 音源の多様化による業務店で の音楽著作物の違法利用等の増加により実質的な競争環境が激変しております。 このような状況下、当社は、15 年前ほどより人口非密集地域に添架していた同軸ケーブルを撤去し衛 星での音楽放送サービスに切り替えること(デジタル化)でサービス品質の向上、費用圧縮を図るなど の事業構造の変革を漸次進めているとともに、店舗の開業支援や業務環境の構築、販売促進などトータ ル的なサポートを実現するために新たな店舗向けサービスの創出や展開に積極的に取り組んで参りまし た。 一方、キャンシステムも平成 22 年 6 月総務省に提出した「有線ラジオ放送業務の正常化に係わる報告」 に基づき、正常化、デジタル化を促進、事業構造の変革を進めておりますが、前述のように近年競争環 境が激変している影響もあり、先行的な費用の支出がともなう事業構造の変革を加速させて市場の変化 に対応する機動力を高めるには財務基盤の強化が必要であるとの判断に至っております。 加えて、近年の業務店を対象とした事業においては、音楽放送に留まらない、さまざまなサービスの 提供等を通じた付加価値の提供が肝要であり、当社とキャンシステムは、長年培ってきたそれぞれのノ ウハウ、資源等の持ち寄りによる業務店向けの新たなサービスの創造、提供を推し進めることが、業務 店市場の活性化はもとより、今後益々多種多様化していくであろうと思われる業務店のニーズに応えら れるものと確信するに至りました。 以上のような背景の下、当社とキャンシステムは、両者による新たなサービスの創造及び健全な音楽 著作物の利用環境の育成のための啓蒙活動の検討に加え、ⅰ)当社がこれまで行ってきたデジタル化に よるノウハウや資源のキャンシステムへの提供、ⅱ)キャンシステムのデジタル化により音楽放送の提 供が困難になる顧客の利便性を維持、継続することを目的とした当社音楽放送の代理店若しくは卸取引 の実施、キャンシステムの財務基盤の安定化を図るための、ⅲ)キャンシステムが発行する第三者割当 増資の引き受け、及び、ⅳ)キャンシステムが有する銀行借入等の弁済並びに構造改革実現に則した借入条 件への見直し等を目的とした資金貸付、以上を為すための包括的資本業務提携に合意したものであります。 2.資本提携・資金貸付の内容 (1)資本提携の内容 キャンシステムは第三者割当増資を実施し、当社はこれを全額引き受ける予定です。 異動前の所有株式数 0 株(所有割合 0%) 議決権の数 0個 取得株式数 普通株式 11,111 株 議決権の数 11,111 個 異動後の所有株式数 普通株式 11,111 株(所有割合 10.0%)議決権の数 11,111 個 ※取得価額につきましては非公表としておりますが、当社における本件取得条件の公平性、妥当 性確保のため、第三者機関による株式価値算定結果等も勘案のうえ決定しております。 (2)資金貸付 3,570 百万円の資金貸付を実施致します。 3.相手先の概要 (1)名称 (2)所在地 (3)代表者の役職・氏名 (4)事業内容 (5)資本金 (6)設立年月日 (7)大株主及び持株比率 (8)上場会社と当該社の関係 4.日程 (1)取締役会決議日 (2)契約締結日 (3)第三者割当増資の払込期日 (4)資金貸付の払込期日 キャンシステム株式会社 東京都杉並区天沼二丁目3番1号 代表取締役 工藤 嘉高 音楽・映像放送事業、セキュリティ事業、 カード決済関連事業、インターネット関連事業、 LED 照明事業、総合店舗支援 CAN-CLUB 事業 50 百万円 昭和 40 年3月2日 工藤 嘉高 94% 資本関係 記載すべき資本関係はありません。 人的関係 記載すべき人的関係はありません。 取引関係 記載すべき取引関係はありません。 平成 27 年8月6日 平成 27 年8月6日 平成 27 年8月 26 日(予定) 平成 27 年9月1日(予定) 5.今後の見通し 本件による、当社連結業績に与える影響は軽微であると考えております。 以 上
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