平成27年8月28日 各 位 会 社 名 ラクオリア創薬株式会社 代 表 者 名 代表取締役 谷 直 樹 (コード番号:4579) 問 合 せ 先 常務執行役員 河田 喜一郎 (TEL.052-446-6100) 経済産業省「平成27年度商業・サービス競争力強化連携支援事業 (新連携支援事業)」への採択のお知らせ 当社の「新薬の種を大学発シーズから創出し、ライセンスアウトで収益を上げる創薬事業(以下本事業) 」 を、経済産業省による「平成27年度商業・サービス競争力強化連携支援事業(新連携支援事業)」に申 請しておりましたが、平成27年8月28日に採択されましたのでお知らせいたします。 本事業は、名古屋大学等の学術機関が持つ豊富なシーズを出発点として創薬研究を行い、「創薬」に関 する新しいサービスモデルの開発研究を進めながら事業効率を向上させ、製薬会社が求める革新的な新薬 の種を創出し、ライセンスを売却して収益を上げる事業であります。 本事業は、中部経済産業局「平成27年度第1回新連携計画」の認定を取得しておりますが、本連携支 援事業への採択により、産学官で連携して行う新しいサービスモデルの開発等として地域経済を支えるサ ービス産業の競争力強化に資すると認められたことになります。 さらに今回の採択により、本事業にかかる経費のうち、初年度3,000万円を上限として補助対象経費の 2/3以内の補助を受けることができます。なお、2年度目は原則として初年度の補助金交付決定額と同 額が上限となります。 当社は、今後も引き続き、当社がこれまで培ってきた創薬研究のノウハウと、名古屋大学の学術研究を 組み合わせることにより、産学連携の下で画期的な新薬の種を創出し、ライセンスアウトによる収益確保 に注力してまいります。 なお、本件に関して、来期以降に営業外収入が見込まれますが、平成27年7月10日付で公表の平成 27年12月期(平成27年1月1日~平成27年12月31日)の通期個別業績予想に変更を要する影響はあり ません。 1.新連携支援事業について この事業は、中小企業・小規模事業者が、産学官で連携し、また異業種分野の事業者との連携を通じて 行う新しいサービスモデルの開発等のうち、サービス産業の競争力強化に資すると認められる取組を支援 します。 補助対象者は、中小企業新事業活動促進法第11条第1項に基づく異分野連携新事業分野開拓計画の認定 を受けた者(連携参加者のうち、みなし大企業を除く中小企業・小規模事業者及び大学・公設試等に限る) です。 2. 本事業について 別紙の通り 以 上 別紙: 地域 愛知県名古屋市 事業分類 認定日 その他の製造業 平成27年8月28日 テーマ分類 健康・福祉 事業名:新薬の種を大学発シーズから創出し、ライセンスアウトで収益を上げる創薬事業 ○事業概要(新規性、市場性等) ・本事業は、大学が豊富に抱えるシーズを出発点として、市場(患者・臨床現場・製薬会社等)が 求める革新的な新薬の種(新薬候補化合物)を効率良く作り出す創薬事業である。 ・名古屋大学と連携することで、大学保有の創薬シーズに初期段階からアクセスし、効率のよい 低分子化合物の合成とその評価試験を繰り返しながら、事業化を視野に入れた知的財産の創 出・戦略立案を行う。創出した知的財産は製薬会社等に販売する。 ・本連携事業では、アカデミアと企業の双方の強みを活かし、従来より効率的な「創薬」プロセスの 構築を目指す。 事業推進体制 連携体の構成 創薬シーズ・研究開発活動 販売先 市場性の調査・マーケティング ㈱シード・プランニング (東京都文京区) 名古屋大学 (愛知県名古屋市) ・シーズの事業性評価 ・新薬候補化合物のマーケティング 戦略立案 ・創薬シーズ ・研究活動(基礎・臨床) 国内外製薬会社 バイオベンチャー 等 研究開発活動 ・ 知的財産の管理・導出活動 コア企業:ラクオリア創薬㈱ (愛知県名古屋市) 支援予定メニュー ・大学発創薬シーズの選定 ・新薬候補化合物創出に関わる研究開発 ・知的財産の創出および戦略立案・管理 ・新薬候補化合物の導出活動 ①補助金 名古屋大学やラクオリア創薬などの強み・特徴を活かした 新連携認定事業による新しいサービスモデルの開発 名古屋大学の強み 現在の創薬プロセス シード・プランニングの強み 豊富なターゲット ターゲット選択 事業性評価、マーケティング 高いレベルの基礎研究 評価系構築 臨床医学 (医療ニーズ・開発基盤) スクリーニング 化合物合成 ラクオリア創薬の強み 1) ライブラリー数(>20万) 2) 150化合物/週の新規合成 開発化合物 前臨床試験データ 臨床試験データ 【本連携事業の概要図】 知財ライセンス商品
© Copyright 2024 ExpyDoc