いわき と ふたば の いまを知ろう そして共生へ――

毎月 第1月曜日 発行
平成27年(2015年)8月1日(土曜日)
(1)
Junior Chamber International Iwaki
公益社団法人いわき青年会議所
心 の 復興 推 進 だより
第4号
いわき青年会議所 〒970-8026 いわき市平字掻槌小路18-8 ☎0246(24)0780 いわき民報社 〒970-8026 いわき市平字田町63-7 ☎0246(23)1666
JCと南双葉JC,浪江JCとの共催で開かれ、いわき駅前のケヤキ並木が「希望の
さくら」のイルミネーションで彩られ、満開の花を咲かせる。いわきとふたばの復興
と共生の象徴ともいえるまつり
いわきJC7月例会で意見を交換
7月 14 日・いわき産業創造館で開催
登 壇 者
いわきとふたばの
「心の復興推進だより」は平成 年8月、「心の復興推進座談会だより」
として、第1号を発行。同 月に第2号、本年1月に第3号が発行され、
いわきJCが開いた心の復興推進座談会の概要を掲載。いわきに避難して
26
毎年冬に、JRいわき駅前で実施されている「いわき光のさくらまつり」
。いわき
いまを知ろう
そして共生へ――
本紙は、公益社団法人いわき青年会議所と株式会社いわき民報社が共同で企画・発行しています
いる双葉郡の人々が暮らす応急仮設住宅を中心に配布している。
10
いざ、実効性のある活動を!
平山 勉氏(相双ボランティア代表)
細山 芳康氏(南双葉青年会議所理事長)
赤津慎太郎氏(公益社団法人いわき青年会議所理事長)
コーディネーター
橘あすか氏(公益社団法人いわき青年会議所共生推進委員会委員長)
現在、いわき市内には、震災・原発事故による双葉郡か
駅前ラトブ内いわき産業創造館で開催)において、
「いわ
らの避難者約2万4000人が居住している。公益社団
きとふたばのいまを知ろう」と題したプレゼンテーション
法人いわき青年会議所=JC(赤津慎太郎理事長)は平
と、
「共生のために今、できること」と題したパネルディ
成 26 年度から、この双葉郡からの人々といわき市民の真
スカッションを実施した。プレゼンテーションで、双葉8
の共生を目指す活動に取り組み、初年度は、復興や共生に
町村(広野町・楢葉町・富岡町・大熊町・双葉町・浪江町・
向けた活動を展開しているいわき・双葉双方のオピニオン
川内村・葛尾村)の現状を確認した後、パネルディスカッ
リーダーや有識者による「心の復興推進座談会」を、3回
ションを展開、3人が登壇し「無関心はやめよう」
「行動
にわたり実施した。これを踏まえ2年目の 27 年度は、共
することから始めよう」と、JC会員を前に、活発な意見
生推進委員会を組織し、
「実効性のある活動の開始」を目
を交換した。
指している。
活動の一環として7月 14 日、同JC7月例会(いわき
(2・3面にパネルディスカッション、4面一部にプレ
ゼンテーション概要掲載)
現 状
を盛り上げながら、よ い」ことから生じる誤 目として実効性のある す。双葉郡の今をお伝
きます。町村の皆さん 報 が 発 信 さ れ て い な 同時に、取り組み2年 と理解したいと思いま
射線量の高い屋外の草 人もいますが、
一方で、 や る し か な い の で す。 タンスです。
どもやっています。
刈りや樹木のせん定な 避難の長期化で一時帰 「 相 双 ボ ラ ン テ ィ ア 」
橘 「相双ボラン
宅 す る 気 力 を な く し、 は そ う し た 人 々 の サ ティア」の活動の話か
り多くの人々の帰還を 解 や あ つ れ き で し た。 行動を始める時期だと えください。
無い人により荒らされ 暮らしているという例
まちを盛り上げる活動で帰還促進を
細
山
ゆがんだ情報が共生をはばんでいる
赤
津
の気持ちを尊重したい に引っ越す人も出てい
伝いをしています。国 極的であれ消極的であ
にしたい」という人々 宅の整備が進み、そこ 行く。何でもやる」ス
「 ど こ へ で も 思います。
心のよりどころ。大切 いますが、復興公営住 い ま す。
故郷にある自分の家が り上げ住宅で暮らして るのが務めだと思って くべきかを考えたいと
り「生きている限りは 急仮設住宅、または借 人々の困りごとに応じ し、実際に何をしてい
平山 市内に避難し にも自治体にも、また れ、いわきで生きてい
つけることもありま
す。こうした時、やは ている人の多くは、応 家族にも相談できない く選択をした人々に対
家族の大切なものを見 うでしょうか。
ている家を見ることも もあると聞きます。そ とわず立ち入り、荷物 たと思います。これを
帰還困難区域にもい 現状がだいぶ理解でき
その中で、動物や心 半ば仕方なくいわきで ポートをしています。 ら、避難している人の
橘 震 災 5 年 目 に 促すきっかけにしたい 誤った2次情報、3次 思っています。皆さん、 平 山 「 相 双 ボ ラ ン
入った今、一部に震災 と考えています。
情報が独り歩きした結 今日をそのきっかけに ティア」は、例えば1
ありますし、家の中で うした人々の現状はど の搬出や引っ越しの手 踏まえ、われわれは積
細山 南双葉地域は
3町1村から成ります
が、今、帰還できるの
は広野町と川内村のみ
周
です。その中で、南双
葉JCは今年創立
と 痛 感 し ま す。 ま た、 ます。広い復興公営住
家をきれいにしておく 宅 に 移 る の に 合 わ せ、
避難している人の思いを大切にして
風評被害の払しょくと
ことで「頻繁に一時帰 双葉郡の自宅に残して
平
山
地域の魅力発信に向け きました。昨年は3回 状だと思います。一方 でいないのでは、とい あったら、それに応じ
宅している」と認識さ きたものを持ってきた
年 を 迎 え る に あ た り、
た記念事業を展開して にわたり心の復興推進 で、避難している人々 うことですが、ボラン 送 迎 し て 掃 除 や 片 付
つながると考えていま います。しかし、自宅
い ま す。 具 体 的 に は、 座談会を開催し、共生 の小さな声が置き去り ティア活動を通し双葉 け を 手 伝 う と い っ た、 れ、侵入者の抑止にも いと考える人が増えて
地 域 の 皆 さ ん と と も や復興に取り組むリー にされているという面 郡 か ら 避 難 し て い る 個々人をサポートする
が帰宅困難区域にある
橘 双葉郡からいわ 場合、引っ越し業者や
きに避難している人々 運送業者が引き受けら
に、広野町で米を栽培 ダー的な存在の人々や も あ る と 感 じ て い ま 人々の実態をよく理解 活 動 を 行 っ て い ま す。 す。
しているのが、平山さ それぞれが、具体的に
そこで今年は、まず んだと思います。私た 何に困っているかをお
し、田植えから収穫ま 有 識 者 の 意 見 を 整 理 す。
で、そして川内村では し、発信してきました。
のうち、積極的に市民 れ な い の が 現 状 で す。
「 広 野 の 米 」 と「 川 内
査で安全が保証された
そこにもあり、全数検
ソバを育て最終的にそ しかし、その中で見え 現状を直視し、正確な ちも、活動を始めるに 聞きし、できる限りの
課 題
との交流を図っている そうすると自分たちで
公益社団法人
いわき青年会議所理事長
赤津 慎太郎
氏
ば打ちまでを行ってい てきたのが「正確な情 情報を知り発信すると あたり、現状をきちん ことをしています。放
相双ボランティア 代 表
氏
(あかつ・しんたろう)
橘 次にそれぞれの のそば」の良さを県外
立場から、抱えている にアピールしていきま
ください。
姉妹JCなどからの支 スピーチなどを展開し らで連携の難しさを思
課題についてお聞かせ す。これには、県外の や視察のほか、ゲスト た。方向性が皆ばらば
南双葉JCが創立 30 周年事業で実施した広
野町での田植え=平成 27 年5月
さらに、風評被害の ます。今年
月に第1 協議会に出向きました しょう。私たちは、「無
うれしいと考えます。 郡未来会議』をつくり 町村の役場と社会福祉 民も関心を示すべきで
平山 8町村の人が げた時のことがありま だと思います。これに
盛り上がり、人々の帰
還につながっていけば だれでも集える『双葉 す。発足にあたり、8 関 し て は、 い わ き 市
ランティア」を立ち上 は、とても有効なこと
葉郡未来会議』の創設
付き合いを深める『双
えたとき、日ごろのお
と思います。それを考
で築かれていくものだ
というのは、日常の中
ときに頼り合える関係
橘 震災時を思い起
こしても、何かあった
最中です。
メンバーを集めている
め た ば か り で 現 在 は、
なのです。まだ動き始
が『 双 葉 郡 未 来 会 議 』
そうして思いついたの
い か と 思 っ た の で す。
に取り組めるのではな
は共感して一緒に問題
れないけれど、人同士
よる政策は違うかもし
同士」です。各町村に
れていても皆お隣さん
「
(8町村は)地元を離
細山 南双葉地域は 援も得ており、心強く たいと考えています。 い知りました。
背景には、「相双ボ
でも、自分としては
現在のところ、住民の 感じています。
帰還、商店再開などが
橘 と
あ ま り 進 ん で い ま せ ころで、今
ん。避難先で新生活を 「 双 葉 ボ ラ
始める子育て世代も多 ン テ ィ ア 」
く、JC会員も増えに では、地元
くい(現在 人)状態 の人が集う
です。しかし、高齢世 新しい「寄
代だとやはり「南双葉 り合い」の
に戻りたい」と考える 場の創設を
人は多く、その人たち 考えている
の帰還を促すような事 とお聞きし
業 を す る の が、 J C ました。そ
教えてくだ
の役目だと思っていま れについて
す。
そこで現在取り組ん さい。双葉
でいるのが、創立 周 郡8町村の
年記念事業「南双葉の 行政の連携
原点はここから~あり がなかなか
の ま ま の 南 双 葉 を 感 進まないと
地元の人々が集う
「寄り合い」が必要
平山 勉
公益社団法人
いわき青年会議所共生推進委員会委員長
氏
じっぺ」です。先に話 いわれる中
したように、広野町で で、どんな
米 栽 培、 川 内 村 で ソ 計画なのか
バ栽培を展開していま 知りたいと
平
(ひらやま・つとむ)
何十年か後に震災・
原発事故を語り継ぐことが
氏
できる人間になるために
南双葉青年会議所 理 事 長
細山 芳康
(たちばな・あすか)
橘 あすか
10
も、いわきの人々と共 も参加して、南双葉へ と考えますか。
い兆しが見えてきまし た平山さんにお聞きし 発事故」を語り継ぐ義 少しずつ変わってくる トし、その中で信頼を
している人々に関して その際にはぜひ皆さん てどんなことができる お り、 よ う や く 明 る 様な活動を展開してき 私たちには「震災・原 ます。そこから意識も る人がいるならサポー
それと同じように、 が分かってくると思い 隣のまちで頑張ってい
また、いわきに避難 月 に 稲 刈 り を し ま す。 Cとして、共生に向け では復興事業が進んで します。これまで、多 が、
この記念事業の目的は け、8町村の現状報告 きな〝壁〟を感じまし らないと思ってます。
要 だ と 考 え て い ま す。 ほど寄り合う機会を設 れぞれ違っていて、大 いと認識しなければな
払しょくも、とても重 回会合を開き、年4回 が、町村の考え方がそ 関心」が一番がいけな
12
(さやま・よしやす)
30
共生の道は
関心を持つことから
今を直視し
正しい認識を持とう
いわき市錦町出身。本年1月、公益社団
法人いわき青年会議所理事長に就任。社会
福祉法人誠友会大倉保育園副園長。いわき
市小名浜在住、35 歳。
いわき市添野町出身・在住。平成 26 年
度に公益社団法人日本青年会議所災害・復
興支援委員会出向。株式会社福島インフォ
メーションリサーチ&マネジメント代表取
締役。34 歳。
富岡町出身。震災後、いわきで事業を再
開する一方、平成 25 年秋に「相双ボラン
ティア」を設立。有限会社ホテルひさご代
表取締役、有限会社ノーマディックレコー
ド代表取締役。いわき市平在住、48 歳。
富岡町出身。本年1月、南双葉青年会議所
理事長に就任。創立 30 周年事業「南双葉
の再興の原点はここから~ありのままの南
双葉を感じっぺ」を展開。有限会社細山組
専務取締役。いわき市四倉町在住、39 歳。
パネルディスカッション概要
す。この活動で、地域が 思います。
南双葉産品をPRし風評払しょくへ
山
いわきは双葉の動きにもっと関心を
橘
30
てお聞かせください。 います。例えば、 周 いたします。
双葉も大きく変わりま
した。まずは見に来て
ほしいです。
そして、川内村、広
年9月5日に避難
野 町 に 加 え、 楢 葉 町
(
指示解除)でも帰町が
始まります。
人々に
「南
双葉に帰ってよかっ
た」と感じてもらえる
まちづくり活動を展開
していくことが、私た
ちの役目だと思ってい
ます。そこに、いわき
の皆さんの力がお借り
できれば、なお心強い
10
年6
年です。私たちの周り
年度は具体的な実行の
をしてきましたが、本
橘 昨年度は共生に
向けて、主に情報発信
思っています。
橘 最後に、いわき として積極的にかかわ
りを持っていきたいと
帰還者のためにまちづくりの活動を
細
山
JC世代として当事者意識を持って
赤
津
興味からでもいいから双葉を訪ねて
には、双葉郡から永住
多様な人々がいて、そ
赤津 震災直後とは の人たちと一緒に何が
のか」を語れる人間に ん〟です。まずは現場
と思います。
橘 真 の 共 生 に 向 なることだと思うので を見てもらえればいい 違い、いわきは今、周 できるのか? 引き続
かって必要となる共通 す。 戦 後 年 の 今 年、 と思います。そうすれ り を 見 渡 せ る 状 況 に き対話をしていくとと
を共有し、進むべきだ 時、福島で何があった 同じエリアの〝お隣さ 話しください。
平 山 大 切 な の は、 く構わないと考えてい JCとして、具体的な を決めた方や帰町まで
して、復興・共生に向
けた意思と当事者意識 何 十 年 か 後 に、「 あ の ます。いわきと双葉は 共生の糸口と展望をお 暮 ら そ う と 決 め た 方、
平
山
の人々に対して、隣人
い ま す。 双 葉 郡 に は、 こ と が あ る は ず で す。 ら、どんなスタンスを ら 始 め る の が 大 事 で えれば、ありがたいと そのためにも、双葉郡
「相双ボランティア」による室内片付けの前㊤と後㊦=平成
月・双葉町
。 きたいと思います。
ことも多いような気が 動 が 行 わ れ て い ま す いるのか、という理由 な い の は「 無 関 心 」
活動などから生まれる 戦争体験を語り継ぐ活 にいられず、避難して す。その中で一番よく きることを実行して行
認識は、ボランティア 高齢者から若い世代へ ば、なぜ、ここ(双葉) な っ た と 思 っ て い ま もに、いま私たちにで
70
27
と思っています。
27
細山 震災から4年 年記念事業で行ってい
橘 今の言葉を受け まだ先が見えないとこ 特にJCメンバーは子 持って取り組むのがよ す。だから、最初は興 思っています。
4カ月以上がたち、南 る広野の米栽培は、
て、具体的にいわきJ ろが多い一方、いわき 育て世代、責任世代と いのでしょうか?
味本位による参加で全
30
れ、今後の展望につい せていきたいと思って どうぞよろしくお願い 時間軸が、この今も違 こそ、共に取り組める ア」に参加するとした には、体験することか るきっかけにしてもら 係 を 構 築 す べ き で す。
赤津 双葉郡といわ た。いわきのわれわれ ます。もし、いわき市 務があります。
橘 現状と課題が見 生し良い隣人関係が築 の理解を深めていただ
と思うのです。ボラン 築き、将来的にお互い
語り伝えていくため ティアを、意識を変え を高め合えるような関
えてきた中で、それぞ けるように、力を合わ け れ ば う れ し い で す。 きでは、復興に向かう には、この時点だから 民が「相双ボランティ
展 望
細
山
れの立場での現状につ と双葉郡からの人々と 生 が 進 ん で い な い の
橘 ゆがめられた情 をしたくてもできない
いて、
お話しください。 の共生」に取り組んで が、いわきにおける現 報により、共生が進ん お 年 寄 り か ら 要 望 が
の記憶や検証の風化も
赤津 いわきJCは 果、偏った感情的な意 していこうではありま 人暮らしの避難生活で
指摘されます。それぞ 昨年から「いわき市民 見や無関心により、共 せんか。
一時帰宅して家の整理
(2)
平成27年
(2015年)8月1日
(土曜日)
(3)
大熊町
4,325人
(約18%)
楢葉町
5,798人
(約24%)
※出所=いわき市「避難者の受け入れ状況」平成27年4月1日時点
町名
パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン に 先 立 ち 実 施 さ れ た、
いわきJC共生推進委員会によるプレゼンテー
25
いわき市への
避難者数
約2万4,000人
ションでは、いわきに避難している双葉郡からの
11
浪江町
2,625人
(約11%)
富岡町
5,933人
(約25%)
人々の現状が示された。避難区域や避難者数の確
広野町
2,606人
(約11%)
認をはじめ、8町村の現状と課題について同委員
南相馬市等988人
(約4%)
会が聞き取りを行った結果が、発表された。
双葉町
1,872人
(約8%)
楢葉町 富岡町 大熊町 双葉町 浪江町 広野町 川内村 葛尾村
代表取締役社長 猪 狩 謙 二
いわきJC共生推進委員会プレゼンテーションより
日( 消 印 有 効 ) も)②年
常磐共同ガス株式会社
双葉郡からの避難者の
「今」
月
いわき市内郷宮町平太郎35
TEL27-8000/FAX27-8009
(4)
いわき市における
活動地域は、相双地 い る こ と が あ っ た ら、
いわき市錦町中迎2丁目5‐1 TEL.0246
(62)4306
代表取締役 武田 雅人
区の旧警戒区域やかか ま ず 連 絡 を し て ほ し ま で、 第 3 回 南 双 葉 齢③現住
理事長・園長 赤津 郁江
「相双ボランティア」
休日保育事業を実施しています
〈理事長ひとこと〉
この紙面が、いわきに住むすべての人々
が互いに、一歩ずつ前に進み合う新たなきっ
かけとなることを願います。
今後は、いわき駅前にて富岡・夜ノ森の
桜並木をモチーフにした、「光のさくらま
つり」を開催し、
「ふるさとへの思い」
「復
興への願い」をテーマに共に集い、共に笑
い合いたいと思います。 月 日の点灯式
には、ぜひ多くの方々にお越し頂き、地域
の支え合いや一体感を感じてください。
われわれいわき青年会議所では、共感し
行動する人々を増やしていくとともに、い
わき市と双葉郡との広域連携の在り方につ
いて、ビジョンづくりを進め、この地に前
向きな変化を起こし続けます。
赤津 慎太郎
28
わりのある避難先など い」と、呼び掛けてい フォトコンテスト「時 所④電話
年に始まった。2回
25
11
大倉保育園
で、個人の困りごとに る。連絡先は、〒97 を こ え て 伝 え た い 想 番号⑤題
57
住民の困りごとに対応
相 双 ボ ラ ン テ ィ ア 同 地 域 の 住 民 の た め、 対応する。帰宅困難区 0―8026、いわき ( お も ) い 」 の 作 品 を 目⑥撮影
(平山勉代表)は、
「震 「 旧 警 戒 区 域 の ど こ に 域への一時帰宅にも同 市平字三倉 の3、ホ 募 集 し て い る。「 2 0 場所を銘
応募作
月下
ンプリ1点、準グラン
村 ) に 関 す る 写 真 を、 し、グラ
幅広く募っている。
地域の宝、住民同士 プリ1点、特別賞5点 の開催では、復興への
の 触 れ 合 い、 出 会 い・ を 選 ぶ。 受 賞 者 に は、 歩みを連想させる多数
応募先、問い合わせ
別れ・再会、会いたい 南双葉地域の特産品を の写真が寄せられた。
風景、記憶に残したい 贈る。
同コンテストは、震 は、〒979―040
伝えたい想いを写真に込めて
場 所、 子 ど も の 笑 顔、
震災復興
に立ち向
40
かう勇姿など、どんな 災・原発事故で避難生 3、双葉郡広野町下浅
題 材 の 作 品 で も よ い。 活を続ける同地域の現 見川字桜田 、南双葉
)889
応募は、写真現物また 状を後世に伝えるとと J C 事 務 局、 電 話 0
は画像データで、作品 もに、あきらめないと 2 4 0(
25
11
ワイトビル101・相 1 5 年 の 南 双 葉 」 を 記する。
11月25日まで
38
災・原発事故により避 で も 行 く 」「 で き る 限 行する。
フォトコンテスト作品募集
活動内容は、家具や 双ボランティア、電話 テーマに、今年撮影し
南双葉JC
難を余儀なくされた相 り何でもする」スタン
)7513まで。
38
双 地 区 の た め に 活 動 スで活動を展開してい 荷物の移動、自宅の掃 0246( )751 た南双葉地域(富岡町・ は
受ける。これまでに「草
がぼうぼうで家に入れ
な い 」「 家 の 片 付 け を
したいが高齢で無理」
れない引っ越しや荷物
運搬をしてほしい」「自
宅周辺の放射線量を
測ってほしい」といっ
平山代表は「旧警戒
た要望に応じてきた。
区域の自宅でさまざま
な問題を抱えている人
南 双 葉 青 年 会 議 所 には、①氏名(未成年 いう住民の思いを全国 1、 E メ ー ル offce@
まで。
は 多 い は ず。 困 っ て ( 細 山 芳 康 理 事 長 ) は の場合は保護者の名前 に発信しようと、平成
jc737.net
「業者が引き受けてく
旧警戒区域のどこへでも行く!
掃除や草むしり、引っ越しなど
し、人と人をつないで る。現在、約120人 除、片付け、ごみ処理、 2、ファクス0246 楢葉町・広野町・川内 旬に審査
年 に 発 足 し た。 いる。
庭木の片づけを行うボランティア=平
成 27 年4月・富岡町
いく任意団体」
として、 の登録ボランティアが 修繕など、何でも引き (
平成
25
平成27年(2015年)8月1日(土曜日)
各町村の現状と課題
・帰町宣言後も、すぐに町に帰るという意思表示をしている町民の割合は少
ないとみられている
・町に帰りたいと考える多くが高齢者で、若者たちとの意識のずれがあり、
町の分断が懸念される
・民間活動が活発とは言い難く、いわき市主導の交流の機会を期待している
・少なくとも平成28年までは帰還困難と判断し、町が「帰還できない」と宣言
・比較的、ほかの自治体よりも早い段階でいわきでの定住を選択し、自宅を
購入した人も多く、今後は富岡町民同士の交流をステージアップし、いわ
き市民との交流も希望している
・町のほぼ全域が帰還困難区域であり、避難指示自治体の中でも帰還が長期
化する見通し
・大熊町「復興まちづくりビジョン」では、〝避難先での安定した生活再建
支援〟を推進しており、そのため「いわき市での生活再建のために、より
一層の交流を図りたい」としている
・町のほぼ全域が帰還困難区域であり、避難指示自治体の中でも帰還が長期
化する見通し
・唯一、いわきに新庁舎を建設し、避難先での生活安定に取り組んでおり、
今後、行政のみならず民間連携を強化し、継続的ないわき市民との交流が
望まれる
・帰町に向けて、帰町準備室を開設し取り組んでいるが、「帰らない」と決
めている人が少なくない
・二本松市に行政拠点があることから、いわき市への避難者および移住者は
「二本松に避難している人々が優先されている」と感じている部分もあり、
いわき市での民間サポートが必要とされている
・全域が避難指示解除となっているものの、帰還住民は震災前の全住民人口
に至っていない
・帰町に向けて、より一層、町のインフラ整備が必要なところではあるが、
いわき市での生活に利便性を感じ、なかなか帰町への決心がつかないケー
スも少なくない
・平成 26 年 10 月に村内の避難指示解除準備区域が解除され、一部避難指
示解除準備区域に見直された
・村民総人口の約8%がいわきで暮らしており、震災以前から抱える人口減
少や少子高齢の問題と併せて、対策が必要とされている
・避難指示が継続しており、特例宿泊を除き、村内全域で宿泊することがで
きない
・いわきで暮らす葛尾村民は約2%であり、避難者の多くは県中地区等で生
活しているため、いわきへの数少ない避難者が孤立化しないサポートが必
要とされている
光のさくらを
より美しくより盛 大に
咲かせよう!
皆さまの「想い」を
一口募金にお寄せください
一口 1,000円
公益社団法人いわき青年会議所は、11月28日から来年1月
11日まで、
JRいわき駅前で繰り広げる「第4回いわき光のさ
くらまつり」への、ご協賛を募っています。
毎年、冬に実施している「いわき光のさくらまつり」
では、
同駅前のケヤキ並木をLED電球による美しい「桜」で彩りま
す。この「桜」をより美しくより盛大に咲かせるため、市民の
皆様の協力を得たいと、
「一口募金」
(一口1,000円)を創設い
たします。一口からでも結構です。ご賛同いただける方は、
FAXまたは Eメールで、下記へご連絡をお願いいたします。
「いわき市民と双葉郡の人々との共生」
「復興」に関するご意見もお寄せください
いわき青年会議所事務局内・共生推進委員会
E-mail:[email protected] FAX 0246(25)7110