FC-HELPER/WALL エフシーヘルパー&ウォール フェロー筋立体メッシュ (普通配筋でも可)耐震補強工法。 建設基準法に基づく建設物の強度規定の改正により、建築 物の強度は向上しているが、旧基準(昭和56年以前)に基づき、 設計・施工された建築物は剪断破壊をし得るままに放置されて おり、地震の際に最も危険であると考えられている。 よって、剪断力を高めるための要素である断面積と帯筋を付 加する必要があり、壁については打増し壁および増設壁等で補 強する必要がある。 このことを解消したのが当社の開発したFC-HELPER/WALL である。FC-HELPER/WALLは、特殊コンクリートを吹付ける (FFO)工法で、普通コンクリート工法と同等の強度が出る工法 です。尚且つ、仕上げも同時に出来る特徴を持っている。 FC-HELPER/WALL 施工工程(某変電所施工例) 1. アンカー打込み 鉄筋組立 当社独自開発の吹付工法 FC-HELPER/WALLは、特殊な立体鉄筋(フェロー筋) で柱・壁・梁に 取付け、特殊コンクリートを吹付けるのみで、補強できるという工法 です。尚、鉄筋は在来の配筋でも出来ます。 特徴 1.ハイグレードな施工精度 立体鉄筋を使用するので、配筋の乱れがなく、 適確な補強が出来る。(普通配筋でも可) 2.工期の短縮 吹付工法のため、型枠が不要なので、解体作業がなく施工がスピーディーに 出来る。 (まさに一夜の変身と言えるべき短さです) 2. アンカーおよび配筋状況 増設壁の場合(裏あて型枠) 3.工事費の低減 仮設材が不要のうえ、施工が簡単に出来る。 4.コンクリートの仕上げ 吹き付けたあとすぐに、木ゴテ押え、および金ゴテ仕上げが出来る。 (モルタル塗り不要) 5.安全性が高い 在来工法と違い、 コンクリートの圧力で型枠のパンク、 および配筋の乱れもなく、安全性が得られる。 3. 特殊コンクリート吹付け フリーフライングオブジェクト 常識をやぶる吹付け (FFO)工法 FC-HELPER/WALL 吹付けコンクリートの材料 普通ポルトランドセメント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30.0% 骨 材(骨財5mm以下、硅砂、硅酸微粉) ・・・・・・ 66.5% 混和剤(増粘剤および収縮防止剤、その他) ・・・・ 3.5% 含水率・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11.5%∼14.5%以下 (添加水量13%∼17%) 設計基準強度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (21N+3N)/mm 2 4. 吹付け状況 ∼ 構造計算式 耐震補強指針・同解説で評価できる。 5. 定規均し 強度 普通コンクリートと同等の評価。 (東京電機大学中野清司研究室にて実験済) 6. 定規押えおよびコテ押え 普通コンクリートと同等の 強度・耐久性・耐火性を持つ柱壁の 革命児!! FC-HELPER/WALL FC-HELPER/WALL 耐震補強以外の用途 ◎鉄骨造で外壁ハーフPC版の内側の壁 ◎鉄骨造で間仕切り壁(特に梁下) ◎曲面および複雑な壁 ◎勾配のきつい屋根等 ◎逆打工法の梁および壁の上部打継部 ◎鉄骨造のエレベーターまわりの壁 ◎地下外壁の二重壁 ◎スラブ下の補強(逆打増し床) 9. 完成 7. 金ゴテ押さえ 8. 型枠解体 TXコンクリート H 品質試験データ 試 験 項 目 試 験 結 果 単 位 容 積 質 量 フ ロ ー 値 曲 げ 強 度 圧 縮 強 度 接 着 強 度 吸 水 率 透 水 量 長 さ 変 化 率 ( 気 乾 ) 比 重 ( 絶 乾 ) 圧 縮 静 弾 性 係 数 中 性 化 促 進 試 験( 3ヵ月) 鉄 筋 付 着 強 度 2.05 143.00 61.10 343.00 34.40 14.90 11.50 0.10 2.26 2.09 5 2.27×10 9.70 65.50 (kg/I) (mm) (kgf/cm²) (kgf/cm²) (kgf/cm²) (%) (g) (%) (kgf/cm²) (mm) (kgf/cm²) 試験実施機関 : (財) ベターリビング 筑波建築試験センター ◆FFO工法の一般的呼称は、 『既調合型補強用モルタル乾式圧送・自動混錬吹付工法』です。 株式会社 東京富士昭 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4−4−18(工藤ビル) TEL.03-3360-6251(代),FAX.03-3364-1807 http://www.tokyofujisyo.jp 東和耐火工業株式会社 本工法は、上記2社の共同開発によるものです。 ご相談・ご用命は・・・
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