初めての名古屋旅で最も楽しみなのは名古屋メシと街歩き! いちばん興味を持った場所は、白壁地区にある『文化のみち』だ♪ 江戸時代から明治、大正へと続く近代化の歩みを伝える貴重 な歴史的建造物がたくさん残された街並みに惹かれた☆ 初日、二葉館(旧川上貞奴邸)で出会ったボランティアガイドさ んは一緒に旧豊田佐助邸へ移動する時、自転車を押しながら 白壁地区のことをいろいろ教えてくれた。 文化のみち 電線が地中に埋設されているのでスッキリしている☆ ここは江戸時代、尾張藩の中級武士が住んでいた地域。 1軒分は約600坪だが、そのままの区画で残っているところ がたくさんあるからすごい! 中級武士が600坪もの土地に住めるなら、上級武士は、ど れだけ広い土地に住んでいたんだろう? 『主税(ちから)町長屋門』は塀や長屋の一部が撤去されて いるが、マンションの区画内に保存されている。 主税町長屋門 移築ではなく、当時の場所にある。 周辺マンションの玄関は景観を保つためか武家屋敷の門 のようなデザインになっているところが多い。 個人の家も長~い塀で囲まれており、外から建物が見えな いところもある! 消火栓 文化のみちの消火栓は名古屋 城としゃちほこ付! 豊田一族(知らない人はいないと思うけど、トヨタ自動車の 豊田さんのこと!)もたくさん住んでいたそうだが、現在残っ ているのは旧豊田佐助邸だけ。 白壁地区にはソニー創業者の盛田昭夫さんや森村グループ(TOTO・ノリタケなど)創始者の 森村市左衛門さん、二葉館の持ち主で電力王と呼ばれた福澤桃介さん、そして鈴木政吉さん も住んでいた。 鈴木政吉さんを知っている人は少ないかもしれない。 ガイドさんが「この方は知らないでしょうけど・・」と言いながら説明し てくれた。 知ってますよ、と答える私にガイドさんがビックリ!! 鈴木政吉さんは日本のヴァイオリン製作者の第一人者で、私が愛 用していたSUZUKIヴァイオリンの創業者だ! まさか、こんなところで会えるとは♪ 豊田佐助邸にあった『地域ゆかりの人物』の 中にいた鈴木政吉さん。 名古屋滞在中、毎日通いたいと思ったくらいステキな街だった☆ 名古屋市東区白壁町、主税町、撞木町 マンションに合うちょっと現代風な門 長~い塀! 掃除が大変そう・・と思う私は貧乏症? オシャレなのに街の雰囲気に とけ込んでいる家☆ ここから見ると屋敷の奥行きがよく分かる! 車は、あそこまでバックで入るんだ・・
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