消火栓及び放水器具の取扱について 山県市消防本部 ○ はじめに 『 消 火 栓 』 は 、 火 災 時 の 消 防 水 利 を 目 的 と し た 水 道 施 設 、『 放 水 器 具 』 は 、 地 域 住 民 による初期消火を目的とした消防用備品です。定期的な点検・訓練を行い有時に備え るとともに、正しく安全な操作による事故防止・器具の破損防止に努めましょう。 また、 『 放 水 器 具 』に つ い て は 、地 域 の 皆 様( 自 主 防 災 組 織 ・ 自 治 会 等 )が 主 体 と な っ て 設 置・管 理 い た だ く 器 具 と し て 位 置 付 け ら れ て い ま す 。地 域 に お け る 自 主 防 災 活 動 の 活 性 化 と と も に 、設 置 場 所 の 把 握・定 期 点 検 の 実 施 に 努 め て い た だ く よ う お 願いします。 ○ 消火栓 消火栓は、地上式・地下式・簡易型など、地域や設置条件によって形式が異なりま す。お住まいの地域に設置された消火栓の形状・設置場所・操作要領など、今一度ご 確認ください。 特に誤った操作方法・目的以外の使用・開閉弁(バルブ)の急な開閉操作などは、 事 故・器 具 破 損 等 の 原 因 と な り ま す 。操 作 は 、 「 3 名 以 上 で 慌 て ず・ゆ っ く り・確 実 に 」、 周囲の状況把握・安全確認など、十分に注意して行ってください。 ○ 放水器具 放水器具は、地域の皆様からのご要望により、消火栓1基に対し格納箱1基(放水 器具一式)を設置することができます。最寄りの消防署にて必要な器具を無償で提供 (修理・処分等も同様)しますので、自主防災組織・自治会等で設置・管理いただく ようお願いいたします。 ※ 消防署は、災害発生時(火災・交通事故など)や器具の在庫不足など、ご来庁いた だ い て も 急 な 対 応 困 難 な 場 合 が あ り ま す 。ご 来 庁 さ れ る 際 に は 、事 前 に ご 一 報 い た だ くようお願いいたします。 (格納箱) (器具収納状況) ○放水器具一式 ※消火栓1基に格納箱1基が原 格納箱 1基 則( 地 域 事 情 等 に よ り 未 設 置 箇 筒先 1本 所 も あ り ま す 。) 消防用ホース 3本 ※消火栓・ホース等の口径確認 (二重巻き収納) ※消火栓形状に合った器具設置 開閉器具等 ※ ホ ー ス 1 本 20m×3 本 ≒ 60m 必要数 ○ 放水器具設置・管理上のポイント 《設置場所》 放水器具等の設置する場所は、下記の事項を考慮したうえで設置してください。 (1)消火栓の設置箇所付近であること (2)通行等の障害とならない場所であること (3)落下、転倒等の恐れがない場所であること (4)放水器具が容易に使用できる場所であること 《管理》 放水器具の管理は、下記の事項に留意するよう努めてください。 (1)放水器具の定期点検の実施 (2)放水器具の設置数・設置場所等の把握 (3)常に使用できるよう保全管理 《安全管理等》 使用時は、下記の事項に注意し、事故防止・器具の破損防止等に努めてください。 (1)周囲の状況把握・安全の確保 (2)正確・安全な操作方法 (3)使用後における消防用ホース等の洗浄・乾燥 (4)使用時に備えた格納箱内の整理・収納(二重巻き) ※ ホースの引きずり・踏み付け、器具落下などのないよう注意!! 《お問い合わせ先》 山県市消防本部 山 県 市 高 木 1291 番 地 2 山 県 市 笹 賀 70 番 地 1 南消防署(高富・伊自良地域) 北消防署(美山地域) TEL TEL 0581-22-0119 FAX 0581-22-4315 0581-55-2119 FAX 0581-55-3299
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