グローバル教育センターの設置について 平成27年4月1日 1.概要 岩手大学では、平成28年度の全学改組に向け、その機能強化の観点のひとつとして「グローバル人 材育成」を掲げており、グローバル基礎力の養成、留学プログラムの拡充などを行うこととしています。 その一環として、教育推進機構(国際教育部門)を再編し、平成27年4月1日より「グローバル教 育センター」を新たに設置します。 グローバル教育センターでは、文化、言語、専門領域等の異なる多様な人々と共助・協働し、地域に 顕在化した諸課題を国際的視野から現実的かつ創造的に解決できる「グローバルな視点を持つ地域創生 人材」の育成を目指します。 そのために、各学部・研究科等との連携のもと、多様な国際教育プログラムを企画・運営し、学生の グローバル対応力を養成するとともに、キャンパスのグローバル化を推進する取組を実施します。さら に、地域と協働してグローバル人材養成環境の構築に取り組みます。 2.グローバル教育センターの主な業務 各部局における課題や裏付けとなるデータを取りまとめた上で、岩手大学独自のグローバル人材 モデルを定めるとともに、その育成方針、成果指標等など、教育面でのグローバル化戦略を策定。 センター専任教員による学部コーディネータ制を導入し、学部・研究科等との実質的な協働体制を 構築することで、大学全体としてグローバル人材育成教育を推進。 学部横断型教育や大学院共通科目など、グローバル人材育成等を目的とした分野横断教育プロ グラムの運営・コーディネート。 ポートフォリオを活用した自律型評価と外部試験を活用した客観型評価による英語力の把握と教 育効果の検証、改善の提案。 「グローバルカリキュラムマップ」を作成し、教養教育、専門教育、大学院教育を通じたグローバル 人材育成関連科目を体系化。 上記関連科目の実施(実施支援)による、専門と連動した外国語コミュニケーション力、異文化対 応力の養成。 常態的な国際交流空間(Global Village)における各種企画や、「Global Mileage」制度の導入等によ る、キャンパス環境の国際化推進。 国内及び海外大学等とのコンソーシアム・アライアンス制度等の活用によるグローバル教育事業 連携。 地域の国際化を先導する立場として、自治体・NPOなど地域と一体となったグローバル人材育 成・活用の推進、協議会等の組織化。 など
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