助成金とは? - フクシマ社会保険労務士事務所

フクシマ社会保険労務士法人
フクシマ
労働保険事務組合 広島経営者同友会/一人親方同友会
〒730-0805 広島県広島市中区十日市町1-1-9 相生通り鷹匠ビル2F
TEL : 082-293-8102 / FAX : 082-293-8104
E-mail : [email protected] / URL : http://www.jinji-fuku.jp
簡 易 版
Ver.20150201
助成金とは?
◆助成金とは?
国や地方自治体、財団等からの中小企業などに対して支援している
『返済不要の資金』 です!
◆助成金・補助金は大きく2つに分類されます!
① 経済産業省・中小企業庁系(技術・研究開発)の補助金
② 厚生労働省系(人材、雇用環境の整備など)の助成金
◆財源は事業主が納めている雇用保険の一部です!
保険料率
被保険者負担分
これが財源です!
事業主負担分
一般保険料率
雇用保険二事業率
一般の事業
13.5/1,000
5/1,000
5/1,000
3.5/1,000
農林水産・清酒製造の事業
15.5/1,000
6/1,000
6/1,000
3.5/1,000
建設の事業
16.5/1,000
6/1,000
6/1,000
4.5/1,000
2
助成金受給の注意事項
◆助成金申請のための注意事項!
次のような場合には助成金は受給できません!
・ 雇用保険の適用事業でない場合
・ 法人の事業所で、社会保険(健康保険・厚生年金保険)の加入をしていない場合
・ 助成金支給の為の審査に協力しない場合
→ 法定帳簿(出勤簿、賃金台帳、労働者名簿、雇用契約書等)を作成・保管していない、
法定帳簿の提出指示に応じない、
労働局等審査機関による実地調査を受け入れない など
・ 不正受給(偽りその他不正の行為により、本来受けることのできない助成金の支給を受けた又は
受けようとすること)をしてから3年以内に支給申請をした場合、あるいは支給申請から支給決定
までの間に不正受給をした場合
・ 支給申請日の属する年度の前年度より前のいずれかの保険年度の労働保険料を滞納している場合
・ 最低賃金を下回る給与の支給額、時間外労働等の割増賃金の未払い等の労働関係法令違反を
している場合
・ 雇入れ及び転換日の前日から起算して過去6ヶ月から1年を経過した日までの間に当該事業所に
おいて、雇用保険被保険者を会社都合により解雇(退職勧奨含む)をしたことがある場合
など (まだ他にも要件はあります)
3
中小企業事業主の範囲
助成金の対象となるのは 原則、「中小企業事業主
中小企業事業主」
中小企業事業主 です。
中小企業の定義は中小企業基本法第2条に定められており、以下の
とおりです。
資本金の額・出資の総額
5,000万円以下
サービス業
5,000万円以下
または
小売業(飲食店を含む)
常時雇用する労働者の数
50人以下
100人以下
卸売業
1億円以下
100人以下
その他の業種
3億円以下
300人以下
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助成金の主な種類
◆ 地域雇用開発奨励金
◆ 試行雇用奨励金(トライアル雇用)
◆ 中小企業両立支援助成金(期間雇用者継続
就業支援コース)
◆ 特定求職者雇用開発助成金
◆ いきいきパパの育休奨励金
◆ キャリアアップ助成金
◆ 働く女性の就業継続応援奨励金
◆ キャリア形成促進助成金
◆ 受動喫煙防止対策助成金
◆ 高年齢者雇用安定助成金
◆ 創業補助金
◆ 労働環境向上助成金
◆ 事業所内保育施設設置・運営等
支援助成金
◆ 新ものづくり補助金
◆ 子育て期短時間勤務支援助成金
◆ 中小企業両立支援助成金(代替
要員確保コース)
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地域雇用開発奨励金
ハローワークなどの
雇用機会が特に不足している地域で、①事業所の設置・整備を行い ②ハローワークなどの
紹介に
紹介により労働者を雇い入れた事業主に、①に要した費用と②の雇入れ人数に応じた奨励
より
金を、最大3年間(3回)支給します。
奨励金の支給額と指定地域(広島)
事業所の設置・整備費用
対象労働者数
3(2)~
3(2)~4人
5~9人
10人~
10人~19
人~19人
19人
20人以上
20人以上
300万
300万 ~ 1,000万円
1,000万円
50万円
50万円
80万円
80万円
150万円
150万円
300万円
300万円
1,000万
1,000万 ~ 3,000万円
3,000万円
60万円
60万円
100万円
100万円
200万円
200万円
400万円
400万円
3,000万
3,000万 ~ 5,000万円
5,000万円
90万円
90万円
150万円
150万円
300万円
300万円
600万円
600万円
5,000万円
5,000万円 以上
180万円
180万円
200万円
200万円
400万円
400万円
800万円
800万円
山県郡
豊田郡
世羅郡
神石郡
呉市、尾道市(旧豊田郡瀬戸田町 旧御調郡御調町の区域)、福山市(旧沼隈郡内海町の区域)、
府中市、三次市、庄原市、東広島市(旧賀茂郡福富町、旧同郡豊栄町、旧同郡河内町の区域)、
廿日市市、安芸高田市、江田島市、大竹市
安芸太田町、北広島町
大崎上島町
世羅町
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府中市、神石高原町
試行雇用奨励金(トライアル雇用)
「トライアル雇用」は、職業経験の不足などから就職が困難な求職者を原則3カ月間の試行
雇用することにより、その適性や能力を見極め、常用雇用への移行のきっかけとして頂くこと
を目的とした制度です。
奨励金の支給額
対象者1人当たり、月額最大4万円(最長3か月間)
「トライアル雇用」の対象者
①
②
③
④
紹介日時点で、就労経験のない職業に就くことを希望する
紹介日時点で、学校卒業後3年以内で、卒業後、安定した職業に就いていない
紹介日の前日から過去2年以内に、2回以上離職や転職を繰り返している
紹介日の前日時点で、離職している期間が1年を超えている
など
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特定求職者雇用開発助成金(特開金)
ハローワーク等の紹介に
高年齢者、障害者、母子家庭の母などの就職困難者を、ハローワーク等の紹介
ハローワーク等の紹介
より、継続して雇用する労働者(雇用保険の一般被保険者)として雇い入れる事業
主に対して、助成金を支給します。
奨励金の支給額
【フルタイム】
対象労働者
高年齢者(60歳以上65歳未満)、母子家庭の母、父子家庭の父等
90万円(中小企業)
50万円(大企業)
135万円(中小企業)
50万円(大企業)
身体・知的障碍者
重度障碍者等(重度障碍者、45歳以上の障碍者、精神障碍者)
【短時間】
支給額
対象労働者
240万円(中小企業)
100万円(大企業)
支給額
高年齢者(60歳以上65歳未満)、母子家庭の母、父子家庭の父等
60万円(中小企業)
30万円(大企業)
障害者
90万円(中小企業)
30万円(大企業)
8
キャリアアップ助成金(正社員転換)
非正規雇用問題に対応する取り組みの一環として、有期契約労働者等の企業内
でのキャリアアップを支援する事業主に対して助成されます。
有期契約労働者を正規雇用労働者に転換すると1人につき50万円!
(1年に15人まで可)
正規雇用・無期雇用転換
① 有期雇用 → 正規雇用 : 1人当たり50万円(40万円)
② 有期雇用 → 無期雇用 : 1人当たり20万円(15万円)
カッコは大企業
の金額
③ 無期雇用 → 正規雇用 : 1人当たり30万円(25万円)
※ 対象者が母子家庭の母、父子家庭の父の場合、
1人当たり①10万円、②5万円、③5万円を加算
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キャリアアップ助成金(人材育成)
非正規雇用問題に対応する取り組みの一環として、有期契約労働者等の企業内
でのキャリアアップを支援する事業主に対して助成されます。
人材育成
Off-JT<1人当たり1コース>
賃金助成 : 1時間当たり800円(500円)
経費助成 : 100時間未満 ・・・・・・・・・・・・10万円(7万円)
経費助成 : 100時間~200時間 ・・・・・・・20万円(15万円)
経費助成 : 200時間以上・・・・・・・・・・・・・30万円(20万円)
カッコは大企業
の金額
OJT<1人当たり1コース>
実施助成 : 1時間当たり700円(700円)
※ 1コースは20時間以上の教育を受けることが必要です。
1コースは20時間以上
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キャリア形成促進助成金
労働者のキャリア形成を効果的に促進するために、職業訓練などを段階的かつ
体系的に実施する事業主に対して助成されます。
助成額
政策課題対応型訓練
Off-JT
OJT
経費助成
訓練に要した経費の2分の1
賃金助成
受講者1人1時間当たり800円
実施助成
受講者1人1時間当たり600円
経費助成
訓練に要した経費の3分の1
賃金助成
受講者1人1時間当たり400円
一般型訓練
Off-JT
【例】 35歳未満の若手営業マン5名に、販売能力向上のための営業研修を受講させた場合
営業研修 1回8時間 × 4回 受講料 105,000円 合計経費 525,000円
経費に対する助成額 : 525,000円 × 2分の1 = 262,500円
賃金に対する助成額 : 800円 × 32時間 × 5人分 = 128,000円
合計受給金額
合計受給金額 : 262,500円
262,500円 + 128,000円
128,000円 = 390,500円
390,500円
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高年齢者雇用安定助成金(高年齢者活用促進コース)
高年齢者の負担を軽減するために、雇用環境整備の措置を実施した事業主に
対して助成金が支給されます。
支給金額
最大1,000万円(支給上限が500万円から引き上げられました!)
雇用環境整備措置に要した費用の3分の2(大企業は2分の1)
※ただし、当該雇用環境整備措置の対象となる、1年以上雇用している60歳以上の雇用保険被保険者1人につき
20万円を上限とします。
雇用環境整備措置(内容)
①
②
③
④
高年齢者が働きやすい新たな事業分野への進出等
高年齢者が就労可能となるような機器設備の導入等
高年齢者に関する賃金制度・能力評価制度の構築等の雇用管理制度の整備
70歳以上まで働ける制度の導入(定年の引き上げ等)
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高年齢者雇用安定助成金(高年齢者活用促進コース)
【介護老人福祉施設での事例】
現状・問題点
取組内容
取組の効果
入所者の入浴の際は、介護職の職員が3人1組で入浴
介助を行っているが、中腰の姿勢での作業は高齢従業
員にとって腰への負担が大きい
リフト付き特殊浴槽を導入する
⇒ 「機器設備の導入等」に該当!
高齢従業員の腰への負担を軽減するとともに、職業経験
を活かしたきめ細やかな介助作業が可能となる。
助成金の対象となる経費
・浴室改修費
措置の対象となる被保険者
20万円
・介護職として就労する、1年以上
・リフト付き特殊浴槽購入費
100万円
雇用される60歳以上の被保険者
対象経費合計額
120万円
数=7人
※120万円の3分の2=80万円・・・①
※7人×20万円=140万円・・・②
支給額
①と②のうち
少ない方
80万円
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労働環境向上助成金(介護福祉機器等助成)
介護サービスの提供事業主が、介護労働者の身体的負担を軽減するために、
新たに介護福祉機器を導入し、適切な運用を行い、かつ労働環境の改善が
みられた場合に助成されます。
対象となる
介護福祉機器
1.移動用リフト
※立位補助機(スタンディングマシーン)を含む
2.自動車用車いすリフト
※福祉車両の場合は、本体を除いたリフト部分のみ
3.座面昇降機能付車いす
4.特殊浴槽
※リフトと共に稼働するもの、側面が開閉可能なもの
5.ストレッチャー
6.自動排泄処理機
7.昇降装置
※人の移動に使用するものに限る
8.車いす体重計
助成金額
介護福祉機器の導入費用 1/2(上限300万円)
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労働環境向上助成金(雇用管理制度等助成)
中小事業主が、労働者の労働環境向上を図るために、雇用管理改善につながる
制度等を導入した場合に、導入した制度に応じて助成されます。
対象となる雇用管理制度と支給金額
① 評価・処遇制度
<支給金額
支給金額 : 40万円>
40万円
評価・処遇(キャリアパス)制度の導入、昇進・昇格基準の導入、賃金体系制度の導入、
諸手当制度(通勤手当、転居手当、家族手当、役職手当、資格手当等)の導入など
② 研修体制制度
<支給金額
支給金額 : 30万円>
30万円
新入社員研修、5年目職員研修、管理職員研修、幹部職員研修、新任担当者研修、
マーケティング技能研修、特殊技能取得研修など
③ 健康づくり制度
<支給金額
支給金額 : 30万円>
30万円
法定の健康診断以外の健康づくりに資する制度の導入
人間ドック(基本健診+がん検診)、生活習慣病予防検診、メンタルヘルス相談など
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介護事業を始めた場合の助成金 事例
【例】 雇用の不足している地域に介護施設を5,000万円で建設し、介護事業を始めた。
特殊浴槽をはじめとする介護福祉機器等の設備も購入し、総額1,000万円ほどかかった。
ハローワークを通じて10名ほど従業員を雇用した。
・ 介護福祉士1名、ヘルパー5名(うち、1名は母子家庭の母、他4名は6か月間の有期契約後正社員に転換)
・ パート4名(うち1人は高齢者(60歳以上65歳未満))
また、従業員の労働環境向上のため、諸手当制度や研修制度も導入することにした。
【助成金額】
・ 地域雇用開発奨励金
・ 特定求職者雇用開発奨励金
・ キャリアアップ助成金
・ 労働環境向上助成金(機器)
・ 労働環境向上助成金(制度)
:
:
:
:
:
400万円 × 3回 = 1,200万円 + 200万円(創業時上乗せ)
90万円 × 1人 = 90万円 / 60万円 × 1人 = 60万円
50万円 × 4人 = 200万円
300万円(上限)
40万円(諸手当制度) + 30万円(研修制度) = 70万円
助成合計額
助成合計額 : 2,120万円!!
2,120万円!!
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事業所内保育施設設置・運営等支援助成金
0歳から小学校就学の始期に達するまでの子を、養育する労働者が利用できる
保育施設を設置し、支給される助成金です。
支給金額
【設置費】
新築または購入した費用の3分の1(上限1,500万円)
(中小企業事業主にあっては3分の2(上限2,300万円))
【増築費】
5名以上の定員増員もしくは事業所内保育施設の要件を満たす施設に変更する
ための増築、改築、建て替え等を行った費用の3分の1(上限1,500万円)
(中小企業事業主にあっては3分の2(上限2,300万円))
【運営費】
事業所内保育施設の運営に要した費用(1年目から5年目までは2分の1)
(中小企業事業主にあっては3分の2)
選任の保育士及び看護師の人件費、賃貸物件の場合は賃貸料
※ その他にも条件や上限等があります。
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子育て期短時間勤務支援助成金
子育て期の労働者が利用できる短時間勤務制度を導入し、制度を6か月以上
利用した労働者を、6か月利用した日の翌日から1か月以上雇用した事業主に
助成されます(ただし、平成26年度で終了予定)。
<平成27年4月以降>
子育て期の労働者の短時間勤務制度利用への助成金による支援は、
キャリアアップ助成金(短時間正社員コース)が活用できる予定です。
※経過措置として、平成27年3月31日までに育児短時間勤務を開始し、
その後、短時間勤務制度を連続6か月以上利用し、その翌日から雇用
被保険者として1か月以上雇用した日が平成27年12月31日までの場
合、平成26年度予算の内容と同じく次の額を支給します。
支給金額
【中小企業】
【大企業 】
1人目 : 40万円
1人目 : 30万円
2~5人目 : 15万円
2~5人目 : 10万円
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中小企業両立支援助成金(代替要員確保コース)
育児休業取得者の代替要員を確保し、育児休業を3か月以上利用した労働者
を原職等に復帰させ、復帰後6か月以上雇用した中小事業主に助成します。
育児休業取得者の原職等復帰日(育児休業終了日の翌日)から 起算して6か月を経過
する日が、平成27年4月1日以降の場合
支給額
育児休業取得者1人当たり30万円
※育児休業取得者が期間雇用者の場合10万円
支給対象期間
最初の支給対象労働者の原職等復帰日から起算して6か月を経過する日の
翌日から5年以内
上限人数
1年度(各年の4月1日から翌年の3月31日まで) 延べ10人
くるみん取得事業主の、育児休業取得者の原職等復帰日(育児休業
くるみん取得事業主の、育児休業取得者の原職等復帰日(育児休業終了日の
取得事業主の、育児休業取得者の原職等復帰日(育児休業終了日の翌日)から
終了日の翌日)から
起算して6か月を経過する日が、平成27年4月1日以降の場合
支給額
育児休業取得者1人当たり30万円
※育児休業取得者が期間雇用者の場合10万円
支給対象期間
原職等復帰日から起算して6か月を経過する日が、平成37年3月31日までの
育児休業取得者
上限人数
支給対象期間内で延べ50人
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中小企業両立支援助成金(期間雇用者継続就業支援コース)
育児休業を6か月以上利用した期間雇用者を原職等に復帰させ、復帰後6か月
以上雇用した中小企業事業主に助成します。
◆ 育児休業取得者の原職等復帰日(育児休業終了日の翌日)から起算して6か月
を経過する日が、平成27年4月1日以降の場合、育児休業制度、育児のための
短時間勤務制度その他の職業生活と家庭生活との両立を支援するための制度
の内容の理解と利用促進のための研修を実施していなくても、支給対象となりま
す。
支給金額
【支給額】
1人目
2~5人目
【支給対象期間】
【支給人数】
: 40万円 ※正社員として復帰させた場合10万円加算
: 15万円 ※正社員として復帰させた場合10万円加算
育児休業取得者が、平成28年3月31日までに育児休業
を終了し、原職等に復帰した場合まで
支給対象期間内で延べ5人
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いきいきパパの育休奨励金<広島限定>
1歳2か月までの子を養育する男性労働者に、1週間以上の育児休業等を取得
させた中小事業主に対し、一定額が助成されます。
支給金額
1人目
2人目~5人目
1週間以上1カ月未満
20万円
10万円
1か月以上
30万円
20万円
※ 人数は雇用保険の事業所単位でみます(一人の従業員につき1回まで!)。
例えば、A事業所で1人目は20万円、2人目~5人目までの育休については
10万円というようになります。
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働く女性の就業継続応援奨励金<広島限定>
「働く女性の就業継続応援事業」で実施する研修会に参加した女性従業員を
雇用する企業及び中小企業団体等が、研修会に参加した女性従業員による
報告会又は講習会を実施した場合に奨励金が支給されます。
支給金額
10万円
支給要件
・ 単独事業所での申請は女性従業員5人以上いる事業所が対象。
・ 報告会等に女性従業員の全体数の3分の1以上または15人以上が参加していること
・ 報告会等は1時間以上実施。30分ずつ2回に分けて実施することの可能。
(ただし、2回に分けて実施する場合は、2回とも出席すること)。
・ 報告会等は研修会を受講した年度内に実施すること。
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受動喫煙防止対策助成金
平成26年6月25日に、改正「労働安全衛生法」が公布されました。改正法では、
平成27年6月までに職場の受動喫煙防止対策が努力義務になります。受動喫煙防
止対策を行う際にはその費用の一部が助成されます。
支給対象となる事業主
(1) 労働者災害補償保険の適用事業主
(2) 本資料4ページに該当する中小企業主
(3) 事業場内において、措置を講じた区域外を禁煙とする事業主
支給金額
助成対象経費
喫煙室の設置などにかかる工費、
設備費、備品費、機械装備費など
助成率
上限額
1/2
200万円
※ 公布は事業場単位とし、1事業場につき1回です。
対象となる措置
(1) 一定の基準を満たす喫煙室の設置・改修
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(2) 一定の基準を満たす換気装置の設置など(宿泊業・飲食店を営んでいる事業場のみ
)
創業補助金 【経済産業省】
新たに創業(第二創業を含む)を行う者に対して、その創業等に要する経費の一部
を補助することで、新たな需要や雇用の創出等を促し、我が国経済を活性化させる
ことを目的とします。
支給対象者
創業を行う個人、中小企業・小規模事業者など
支援内容・支援規模
対象経費
店舗借入費、設備費、人件費、マーケティング調査費、広報費、旅費、謝金等
補助上限額
200万円
補助率
3分の2
募集期間
下半期はまだ未定
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新ものづくり補助金 【経済産業省】
革新的なものづくりサービスの提供にチャレンジする中小企業、小規模事業者に
対し、地方産業競争力協議会とともに携しつつ、試作品開発や設備投資等を支援
する制度です。
補助対象業種・人数・資本要件
業
基準(どちらかの基準を満たすこと)
種
資本金基準
従業員数基準
製造業・建設業・運輸業
3億円以下
300人以下
ソフトウェア業または情報処理サービス業
3億円以下
300人以下
卸売業
1億円以下
100人以下
サービス業
5千万円以下
100人以下
小売業
5千万円以下
50人以下
3億円以下
900人以下
旅館業
5千万円以下
200人以下
その他
3億円以下
300人以下
ゴム製品製造業
(自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業
並びに工業用ベルト聖堂業を除く)
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新ものづくり補助金 【経済産業省】
補助対象事業と補助金額
① 成長分野型(設備投資必須)
成長3分野(「環境・エネルギー」「健康・医療」「航空・宇宙」)に関する試作品・生産プロセスの改善・新サービス開発の取り組み
設備投資の有無
補助率
上限額
必要
補助対象経費の3分の2以内
1,500万円
摘要
機械装置費以外の経費については、
500万円までが上限
② 一般型(設備投資必須)
「ものづくり技術」と「革新的サービス」のいずれかの対象要件を満たす試作品・生産プロセスの改善・新サービス開発の取り組み。
設備投資の有無
補助率
上限額
必要
補助対象経費の3分の2以内
1,000万円
摘要
機械装置費以外の経費については、
500万円までが上限
③ 小規模事業者型(設備投資不可)
おおむね常時使用する従業員の数が20人(商業又はサービス業は5人)以下の「小規模企業者」における「ものづくり技術」と
「革新的サービス」のいずれかの対象要件を満たす試作品・生産プロセスの改善・新サービス開発の取り組み。
設備投資の有無
補助率
不可
補助対象経費の3分の2以内
上限額
700万円
摘要
機械装置費を計上する場合、補助対象
経費で総額50万円未満に限り対象
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