あとがき このテーマに最初は興味半分で入ったものであるが

あとがき
このテーマに最初は興味半分で入ったものであるが、内容が深く、いくつかの寺院へ訪れるうちに、郷
土の壮大な歴史とロマンの一部にふれることとなり、新鮮で、魅力があり、それらにひきこまれて模索し
ながらも、曲がりなりきに一応の終章をむかえることが出来た。
我々の研究内容はまだまだ浅く、もっと足を運んで深く掘り下げなければならない。大切なことは歴史
の事実を認識し、そのものと対面したときの感動や疑問をシビアに書きとめ、自分たちの率直な感想を
あらわすことにある。レポートにもそれらしきことを記したつもりである。
寺院を訪れてみて、大多数の寺院が文化財や寺宝を大切に保管(保存)してあり、常時拝観できない
仏像や秘宝等もあったが、今回、多くのものに接し得たことは我々にとって大きな価値をみいだし、この
テーマを選んでよかったと思う。
財産として残ることは常に4人で行動し、一緒にパソコンなど勉強したりして、見学しながら意見や感想
を出し合い、纏められたことである。振り返ってみると約半年に渡ったこのテーマは長いようで短くもあ
り、楽しい研究であったことを付け加えておきたい。
最後に酒々井町教育委員会社会教育課 木内達彦氏をはじめ、寺院のご住職・関係者の皆さん、中
央公民館の皆さんには貴重なご意見を拝聴し、取材協力や後押しをいただいて、レポートをまとめるこ
とが出来たことを心から感謝申し上げたい。
平成17年2月28日
参考、引用文献
・酒々井町史通史下巻 第八章 寺社と文化財
・古今佐倉真佐子(現代語全訳)千葉県生涯大学校京葉学園社会専攻科平成15年卒業
著者リーダー
久保田孝雄
・例文 仏教語大辞典 石田瑞麿著 (鬼子母神の項参考)
参考-1 読み方
延宝(えんぽう) 寛延(かんえん) 庫裏(くり) 蓮華台座(れんげだいざ) 多聞天(たもん
てん) 石榴(ざくろ) 名刹(めいさつ) 古鐸(こたく) ご利益(ごりやく) 垂木(たるき)
斗共組(ときょうぐみ) 神々しい(こうごうしい) 篤志家(とくしか) 善膩師童子(ぜんにしどう
じ) 裳裾(もすそ) 栗飯原氏(あいはらし)
達磨禅師(だるまぜんじ) 弘法大師(こうぼうだいし) 吉祥天(きちじょうてん) 須弥壇(しゅ
みだん) 古今佐倉真佐子(ここんさくらまさご) 伽藍(がらん) 大曼荼羅(おおまんだら)
荒行(あらぎょう)
栞(しおり) 成満(じょうまん) 鬼子母神(きしもじん) 絢爛(けんらん) 天保水滸伝(てん
ぽうすいこでん) 平手造酒(ひらてみき) 厨子(ずし) 紅梁(こうりょう) 宝篋印塔(ほうき
ょういんとう) 奠定(でんてい) 安堵状(あんどじょう) 田螺(たにし) 留錫(りゅうじょう)
纏める(まとめる)
智積院(ちしゃくいん)