【売れる商品・サービスの作り方】講座 ≪pdfファイル

起業実践編①
売れる商品・サービスの作り方講座
目次
1.売れる商品・サービスのポイント
2.売れる商品・サービスを作る手順
3.売れる商品・サービス作りの心構え
この講座は、「【無料】9日間メール起業講座」を受講された方向けです。
【無料】9日間メール起業講座の第4回で、自分の事業ドメインである起業ネタについて考えました。
起業ネタを考えたら、次は具体的にお客様に売っていく商品・サービスを作る段階に進みます。
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――― 1.売れる商品・サービスのポイント
―――
自分の商品・サービスは、自分の「想い」をカタチにした大事な宝物です。
「私のこの商品で、お客様が笑顔になる♪」
って、思ったのに、いざ売ってみてもサッパリ売れない。
「どうして売れないの?どうしてお客様は買わないの?」
と思い、売り方のテクニックに走る・・・ということを繰り返していませんか?
そもそも売れる商品・サービスというのは、テクニックに頼らず売れます!
あ、誤解しないでくださいね。
黙って何もしなくて売れるのではなく、お客様が買ってくれるちゃんとしたステップを踏む必要
はありますよ^^
商売をするっていうのは、単純に
①作って(仕入れて)
↓
②売る
のシンプルな構造。
『①作る』『②売る』のそれぞれの段階で、ちゃんとステップを踏むのが大事です。
『②売る』ことばかり考えて、そもそもの『①作る』段階の商品・サービスが「ホンモノ」じゃないと、
お客様はリピーターさんにはなりません。
一回購入して、「たいしたことなかった」と思われてしまいます。そして、「あの商品は期待外れ
だったよ」という良くない口コミが広がって、最悪の事態は、商売終了です。
(※リピーターさんが大事な理由は、売上作り講座に載っています。)
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なので『②売る』ステップの前には、大前提として、「商品・サービスがホンモノであること」です。
「ホンモノ」というのは、高品質・高サービスの価値をお客様に提供できるモノであるということ
です。
(※「高価格」ということではありませんよ。)
では、お客様が120%満足してくださる、つまり売れる商品・サービスを作るのはどうしたら良い
のでしょうか?
考えてみましたか??
では、売れる商品・サービスを作るポイントをお伝えします。
【売れる商品・サービスを作るポイント】
≪1≫お客様のニーズを満たせるものであること
≪2≫他の商品・サービスと違いがあること
≪3≫ラインナップが揃っていること
1 番目のポイントは「お客様のニーズを満たせるものであること」って、当たり前って思えそうで
すよね。
でも、とことん「お客様のニーズ」をとらえることってあまりしていないと思います。
「お客様」
の
「ニーズ」
です。
自分で「良い商品だわ♪」って言っても、お客様に評価されてこそ、初めて価値があるのです。
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友人・知人・家族に、商品・サービスのアイディアを話して「いいね!それ!売れるよ!」と言わ
れたから、商品・サービスとして価値があるものではありません。
友人・知人・家族は、あなたのお客様ではありません。
あなたも起業仲間や友達から「こんなサービス考えてるの」と言われたものに対して、自分が
言われたように「いいね!それ!売れるよ!」と言っていませんか?
でも、それ、本当にお金を出しますか?
・・・きっと、出しませんよね^^;
「お客様」じゃない友人・知人・家族に、言われたことは「『お客様』のニーズ」をとらえたことには
なりません。
また「ニーズ」という言葉ですが、訳すると「必要」です。
「お客様のニーズって、お客様が必要とするモノってことでしょ?
じゃあ、私の癒しサロンで提供するサービスは、疲れて癒されたい人には必要よね♪」
というのは、ちょっと惜しいです。
今の時代、モノが溢れています。
生きるのに必要なものは揃っています。
ニーズは、「いいね♪」「欲しいな~」では足りないのです。
ここで言う「ニーズ」というのは、
◆お客様の緊急度は高い商品でしょうか?
◆お客様の悩みやお困りごとは深いでしょうか?
◆お客様は、のどから手が出るほど、その商品が欲しいのでしょうか?
に「yes」と答えられるものです。
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また、ポイント二つ目の「他の商品・サービスと違いがあること」も大事です。
お客様に「これがいい!」とはっきり言ってもらえる、ということです。
自分の商品・サービスが、市場で、どこの位置にいるのかを明確にして、それをお客様も理解し
て選んでくれるということなのです。
これは、ブランディングやポジショニングの視点から考えます。
あ、ブランディングというのは、高級ブランドのことではありませんよ^^
ブランディングとは「○○といえば■■さん」と人に言われ、必要な時に思い出してもらえ
ることです。
○○という分野でオンリーワンになることが、ブランディングができた状態ということです。
因みに、私伊藤は、「なでしこスクールの伊藤さん」とすっかりお馴染みになりました。有り難い
です^^
「○○」の部分は、自分がどの分野で存在したいのか(=市場)を考えます。
そして、その市場で既にいるライバル商品・サービスがどこにいるのか考えたうえで、自分がオ
ンリーワンになれる場所を探します。これがポジショニングです。
そして、三つ目の「ラインナップが揃っていること」も、売れる商品・サービス作りには必須です。
商品・サービスが一つでは、事業の安定・継続は難しいのです。
例えば、化粧品メーカーの出しているクレンジング・洗顔・化粧水・美容液・乳液の一連のシリーズ
って揃えたくなりませんか?
全部統一して揃えると利きそう♪って思いますよね^^
(そうなるように化粧品メーカーは研究開発しているはずですが)
単品で化粧水だけ販売するより、シリーズ化で全体の売上のボトムアップにもなります。
逆に、こだわりラーメン屋で「ウチは塩ラーメンしかないんだよっ!」というメニュー一つのみ
で商売が繁盛している場合もありますよね。
でもそれは、「メニューが一つ」だから商売が繁盛しているというわけではありません。そのラ
ーメン屋さんが商売繁盛しているのには、あらゆる要素(外部的要因・内部的要因)が絡み合っ
たからなのです。立地がいい、長年やっていて固定客がついている、味がいい、店主の人柄が
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いい、等々。
なので、「私はコレ一つでこだわりたいの!」という気持ちは分かりますが、お客様目線で考え
ると、商品・サービスのラインナップを揃えたほうが、事業の安定・継続に繋がるのです。
その為に、自分の一つ一つの商品・サービスをどういう位置づけにするのかを考えながら作る
るのも、売れる=120%お客様に満足して頂けるポイントなのです。
(※このあたりの考え方は、売上作り講座での「お客様の流れ作り
フロントエンド~バックエン
ド」に詳しく載っています。)
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――― 2.売れる商品・サービスを作る手順
―――
ここまでで、売れる商品・サービスのポイントを三つ見てきました。
それを踏まえて、次はいよいよ売れる商品・サービスを作る手順をお伝えします。
【売れる商品・サービスを作る手順】
①アイディアをたくさん出し、商品・サービス化するアイディアを選ぶ
②選んだアイディアの対象となるお客様(=ターゲット)を設定する
③対象となるお客様のニーズを徹底リサーチ
④テストマーケティングやテストリリースをして、商品・サービスをブラッシュアップして販売
まず、一つ目の『アイディアをたくさん出し、商品・サービス化するアイディアを選ぶ』についてで
す。
具体的な商品・サービスを作るために、たくさんのアイディアを出し、その中から 「好きなこと・
やりたいこと」「できること(=強み)」「求められていること」の三点が重なり合う部分のアイ
ディアを抽出します。そしてその抽出したアイディアを、実際の商品・サービスにするためにブラ
ッシュアップしていきます。
(※起業ネタを探すときの方法と同じ考え方ですね^^)
アイディアを出す段階では、できるできないは別にして、たくさん出してくださいね。
そこから、実際に商品・サービスになりそうなものを選ぶからです。
世の中に溢れる商品・サービスも、実は、次の 4 つのパターンに分けられます。
1、モノを売る
2、情報・知識・考え方を売る
3、スキルを売る
4、コミュニティ・ネットワークを売る
アイディアを出すときに、4つのパターンの可能性を全部考えてみるのも、アイディアが広がる
のでお勧めです。
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次に二つ目の『選んだアイディアの対象となるお客様(=ターゲット)を設定する』です。
【無料】9日間メール起業講座の第5回でも、対象となるお客様の設定についてお伝えしました。
対象となるお客様をなぜ絞り込まなければならないのかということと、絞り込み方について覚
えていますか?
この回でやったプチワークを改めてやってみましょう。
【ワーク1】 あなたのお客様は誰ですか?
性別 : (
)
年齢 : (
)歳
どんな生活をしてる?(
)
何が好き?(
)
何が気になってる?(
)
このワークの質問は、例です。
できればもっともっと深く考えたほうが良いのです。
理想は、自分の頭の中で、そのお客様が勝手に動いて喋るくらい、キャラをたたせてください
ね。例えば、漫画やドラマの登場人物は主役はモチロン、脇役もしっかりキャラがあります。あの
キャラは、こんなこと言いそう、こう思いそう、こんなことは好きじゃなさそうと、想像できるく
らいです。
そこまで、しっかり設定できると、ある程度、自然とそのお客様の求めていることが見えてくる
ようになるのです。
また、対象となるお客様にリアルな声をきくためには、対象となるお客様がどんな人か分かっ
ていないと、具体的には誰に聞けばいいのかも分からなくなります。この講座の最初のポイント
で出てきた「お客様」は誰かということが大事になってきます。お客様じゃない人に聞いてもニ
ーズ調査にはなりませんのでご注意くださいね。
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そして、対象となるお客様の設定ができたら、次の三つ目の段階『対象となるお客様のニーズ
を徹底リサーチ』で大いに役に立つのです。
ニーズ調査のワークです。仮に10人に聞くことにしていますが、実際はもっと多いほうが良い
です。
【ワーク2】 あなたのお客様のニーズは何ですか?
ワーク1でのお客様、またはそのお客様に近い人からニーズ(困っていること、こんなのあった
らいいな等)を聞き出そう!
1人目 :
(
)
2人目 : (
)
3人目 : (
)
4人目 :
(
)
5人目 : (
)
6人目 : (
)
7人目 :
(
)
8人目 : (
)
9人目 : (
)
10人目 : (
)
ニーズ調査をすればするほど、何が求められているのかがよりハッキリと見えてきます。
そして、次の四つ目の段階は『テストマーケティングやテストリリースをして、商品・サービスをブ
ラッシュアップして、販売』に進みます。
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商品・サービスは一回作って終わりではありません。
お客様のニーズを100%掴んだ商品・サービスはあり得ません。
それに、お客様のニーズも変化します。
常にお客様の声を聞いて、改善し、『仮説・検証』の繰り返しで、商品・サービスを磨き上げていく
のが、売れ続ける商品・サービスなのです。
商売の構造は、
①作って(仕入れて)
↓
②売る
でした。
『①作って』の部分を、この講座でお伝えしました。
『②売る』は、作った商品・サービスどうやって売っていくのか、という段階です。
それを『起業実践編② 売上作り講座』でお伝えします。
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――― 3.売れる商品・サービス作りの心構え ―――
最後に商品・サービスを作るときの心構えとして・・・
大手企業がマーケティングをしっかりしたうえで、開発した商品が必ずしもヒットするわけでは
ありません。
例えば、お菓子メーカーで有名な株式会社明治製菓さんは、毎年400種類の新商品を発売して
も、翌年残るのは数種類だそうです。
確かに、スーパーやコンビニのお菓子コーナーに行くと、新商品が必ずありますよね。でも定番
商品になるお菓子は・・・。
莫大なマーケティングのデータや開発者の方々のアツい想いがあっても、売れないものは売
れないのです。
これが大手企業でもそうなのですから、個人でスモールビジネスで商品・サービスを作る場合
は、上手くいかなくても当たり前だと思っておいた方が良いです。
そもそも商売の定石が100%うまくいくのであれば、定石通りにすれば世の中の事業がすべて
うまくいっているはずです。
ただ、知っていることで失敗を回避できることなら、成功率を上げるためにも基礎知識を身に
つけておくべきですよね。
商売は思い通りにいかないからこそ、面白い!
と私は思っています^^
なでしこスクール代表・伊藤順子
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