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国民体育大会 ラグビーフットボール競技 (成年男子 7 人制 競技規則)
<参加 16 チーム:1 日目(予選プール)・2 日目(決勝トーナメント戦)>
1.予選プール
・参加 16 チームが、各 4 チームずつの 4 プールに分けられる。
各プールで総当たり戦を行い、試合結果によって、以下の勝ち点が与えられる。
勝利:3 点 引き分け:2 点 敗戦:1 点 棄権:0 点
2.予選プール終了時点での順位決定
・予選プールの累積勝点数により、各プールの 1 位~4 位の順位が決定される。
・予選プールが終了した時点で、2 チームの勝ち点が同じ場合は、
以下の基準と順序に従って、順位を決定する。
①
予選プールでの当該の 2 チーム間の対戦で勝利した方が上位となる。
②
予選プールでの当該の 2 チーム間の対戦の試合結果が引き分けの場合は、
下記の手順で上位チームを決定する。
(ⅰ)予選プール全試合の得失点差が大きいチームが上位となる。
(ⅱ)予選プール全試合のトライ数と被トライ数の差が大きいチームが上位となる。
(ⅲ)予選プール全試合での得点数が大きいチームが上位となる。
(ⅳ)予選プール全試合での獲得トライ数の多かったチームが上位となる。
(ⅴ)上記の基準を用いてもなお順位が付けられない場合は、関係チームの代表者による抽選で順位を決める。
・予選プールが終了した時点で、3 チーム以上の勝ち点が同じ場合は、
以下の基準と順序にしたがって、順位を決定する。
下記の手順で上位チームを決定する。
(ⅰ)予選プール全試合の得失点差が大きいチームから上位となる。
(ⅱ)予選プール全試合のトライ数と被トライ数の差が大きいチームから上位となる。
(ⅲ)予選プール全試合での得点数が大きいチームから上位となる。
(ⅳ)予選プール全試合での獲得トライ数の多かったチームから上位となる。
(ⅴ)上記の基準を用いてもなお順位が付けられない場合は、関係チームの代表者による抽選で順位を決める。
3.トーナメント戦
・予選プールで各プールの 1 位・2 位の 8 チームにより決勝トーナメント戦が行われ、1 位~7 位(2 チーム)の順位を決
定する。
・決勝トーナメント戦において前後半終了時点で引き分けの場合は、サドンデス方式の延長戦により勝者を決定する。
延長戦は、試合終了の 1 分後に始まり、5 分間のピリオドで行われる。各ピリオド終了後はエンドを入れ替え、インタ
ーバルはとらない。どちらかのチームが得点(ドロップゴール、ペナルティゴール、またはトライ)するまで 5 分間の
ピリオドを繰り返す。
4.試合時間
試合時間及びハーフタイムは、前半 7 分-ハーフタイム 1 分-後半 7 分とする。
決勝トーナメント戦において決勝戦のみ前半 10 分-ハーフタイム 2 分-後半 10 分とする。
5.参加人員
① 監督 1 名、 選手 10 名 とする。 *監督が選手を兼ねることができる。
② 試合毎の登録選手は 11 名までとし、競技区域内にいるプレーヤーの人数は 7 名を超えてはならない。
*試合開始時の人数は 7 名(フロントロー3 名、バックス 4 名)とする。 試合中に 4 名以下になった場合その時点で
試合は終了する。 前半が終了していれば試合は成立。 前半が終了していなければ 4 名以下になったチームを棄権扱
いとする。
6-1.選手の「入れ替え(戦略的)」と「交替(負傷交替)」
リザーブ選手は、1 チームあたり 4 名以内とし、「入れ替え(戦略的)」または「交替(負傷交替)」ができる。
・入れ替え(戦略的)により退出したプレーヤーは、出血しているプレーヤーが発生した場合、一時的に交替し再度
その試合に加わってもよい。
・負傷交替で退出した選手は、いかなる理由があってもその試合に再び加わることはできない。
-2.ブラッドビン(出血処置による一時的交替)
出血処置による一時的交替は 15 分以内。(15 人制同様ルール/ランニングタイムで計測)
(止血処置は原則チームドクターが対応することとし、再出場の判断はマッチドクター及び第 3 アシスタントレフリ
ーの確認を必要とする。 尚、チームドクターがいない場合はマッチドクターが対応する)
-3.頭部打撲・脳震盪・脳震盪の疑いに対する対応
試合中、頭部打撲・脳震盪・脳震盪の疑いに関しての診断(診察)に時間を要する場合「選手を競技区域外に出して
診断(診察)する場合」。その際は、「出血交替選手と同様の一時的交替を認める」。 (本国体7人制限定競技規則)
(診断は日体協公認アスレチックトレーナー資格保持者または有資格ヘルスケア専門家認定講習会(JRFU 主催)受講
資格をもったチームドクターが対応することとし、資格者がいない場合はレフェリーが「Pocket SCAT2」にて判断す
る。再出場の判断はマッチドクターが対応する。)
10 分を過ぎて再出場出来ない場合は、その時点で負傷交替となる。
(ハーフタイムを跨ぐ場合はハーフタイム終了後た
だちにプレーヤーをプレーに戻さなければならない。)
7.シンビン・レッドカード
① シンビン:イエローカードを提示された際の一時的退出時間は 2 分間(オンプレータイムで計測)。
また、1 試合の中で、同一競技者が 2 回の警告は与えられた場合は、退場処分となる。
大会期間中でイエローカード累積 3 枚に達したものは、1 試合中に 2 枚のイエローカードをもらわない限り、継続して
その試合に出場できるが、次の 1 試合には出場できない。
レッドカードを提示された際は、即退場処分とし、少なくとも次の 1 試合には出場できない。
*シンビン、レッドカード(退場)は国民体育大会のみに適用する。
8.マッチジャージ
① 代表者会議で決定する。
対戦する両チームのジャージの色、柄が似ている場合は、ホーム(開催県に近い)チームがファースト、遠いチーム
がセカンドを使用する。
9.その他 ① その他の事項については、日本協会 7 人制 競技規則に準ずる。
以上