先生。不妊鍼灸を学び始めるなら、 これが最後のチャンスかもしれません!

先生。不妊鍼灸を学び始めるなら、
これが最後のチャンスかもしれません!
東洋はり医学会三重支部 第 1 回 外来講師講演会 のご案内
はじめに
少子化や初産年齢の⾼齢化が問題視されている昨今、初産平均年齢は 30.1 歳に達し、初産・経産を
あわせると、4 人に1人の子供が 35 歳以上のいわゆる高齢出産で誕生しています。また、何らかの
形で不妊の医療を受けたことがある夫婦は6組に1組。そして全国で誕⽣する⼦供のうち、36 人に
1 人は体外受精で妊娠に至っているとされています。
そのような中で、不妊治療に対する鍼灸の有効性が認められつつあります。治療メニューに「不妊
治療」を設けたり、「不妊専⾨」に特化したりする鍼灸院も出現してまいりました。“身体の調子を
整える” “⽣命⼒を強化する” などの効果を標榜している我々経絡治療家の治療院にも、妊娠を希望
するご夫婦からの問い合わせが増えているのではないでしょうか。
ところで…、先⽣は不妊の原因や治療について、どの程度ご存知ですか?
不妊治療で鍼灸を選択されるご夫婦は、すでに⼀定期間、不妊の医療を受けて来られている場合が
多く、情報収集にも熱⼼で、不妊や不妊の医療に関する知識が豊富な傾向にあります。
そのような方々の “ハートを掴む” には、問い合わせの段階で現況を聴取・理解し、適応不適応を
⾒極め、鍼灸治療を受けることでどのようなメリットがあるのかを説明できる必要があります。
「経絡治療で気血を整え、冷えを取りさえすれば大丈夫。」 というような説明だけでは、「ああ。
この先生、何も分かってないんだわ。」と捉えられるのが関の山でしょう。
ライバルが増えつつある今こそ、不妊に対する現代医学的な知識と鍼灸の最新
知⾒について学び、一歩抜きん出る最後のチャンスなのです!
東洋はり医学会三重支部の取り組み
東洋はり医学会三重⽀部では本年度の研究テーマを「妊娠を望む夫婦と妊婦に対する経絡治療」と
し、3月『⽣殖に関する基礎知識』、4月『不妊の原因』、5月『不妊治療について〜現代医学的
観点から〜』と、学習を進めてまいりました。6月は『東洋医学からみた不妊』、そして7月は治
験発表を予定しております。(6月1日現在)
ここまで学習してきた中で、我々に不⾜しているものとして⾒えてきたのは、 “患者様と会話する
ための現代医学的知識” そして “鍼灸(経絡治療)適応・不適応の判断⼒” でした。
経絡治療は素晴らしい⼿法だが、それを生かすためにはプラスアルファの知識が必要である。
我々が⾄った結論です。
そこで、そのプラスアルファの知識を補完するため、東洋はり医学会三重⽀部では外来講師を招い
て講演会を開催することにしました。
さらに、せっかくの機会だから近隣の⽀部と情報を共有しよう! ということになっ
たのです。
講演概要
講師には不妊に対する鍼灸治療に⼒を⼊れ、学会等での発表実績も豊富な 明生鍼灸院 副院⻑ 木津
正義先生をお迎えします。
座学では、不妊に関する基礎知識、不妊患者が抱える諸問題、年齢と妊娠、流産に関する基礎知識、
妊娠初期の鍼灸の安全性などの基礎的な内容を中心に、鍼灸の適応不適応ならびに実際の治療の流
れなど、臨床的な内容について講義して頂きます。さらに実際の治療の流れの中では、初診におけ
る問診などのポイントもご教示頂けることになりました!
実績ある治療院の初診のメソッドを知る貴重な機会となりそうです。
実技では中髎⽳への雀啄刺激や陰部神経鍼通電を中⼼に公開して頂きます。我々の⾏う⼿法からは
幾分離れた内容にも思えますが、明⽣鍼灸院の院⻑である鈴⽊裕明先⽣は当会とも浅からぬ縁があ
り、明⽣鍼灸院の治療も東洋医学的な観点から⾏われていると聞いております。⾕内副会⻑が時折
言及される “深補” のように我々の⾏う経絡治療にうまく取り⼊れたり、新たに追加できたりする
知⾒に出会えるのではないかと思います。
なお、本講演会は三重支部の事業として本部理事会の承認を受けておりますので、安心してご参加
ください。三重支部一同、お会いできるのを楽しみにしております。
東洋はり医学会三重支部 第 1 回 外来講師講演会
テーマ
不妊に対する鍼灸治療
日時
平成26年9⽉28⽇(日)
場所
アスト津(三重県津市羽所町700)5F 研修室B
参加費
3000円
定員
35名程度予定
プログラム
受け付け
9:30
10:00〜12:00 講演
12:00〜13:00 昼食(各自)
13:00〜13:30 実技解説
13:30〜15:00 実技
15:00〜15:30 質疑応答
講師紹介
木津正義 先生
明生鍼灸院 副院⻑
略歴
1997 年、明治鍼灸⼤学卒業。
明治鍼灸大学付属病院卒後研修生として主に内科学
教室にて研修。
2000 年、旭川リハビリテーション病院に勤務
2002 年、明⽣鍼灸院 勤務、現在に至る
学会活動 全日本鍼灸学会
日本プライマリケア連合学会
日本生殖医学会
発表論⽂ ART 難治症例に対する鍼灸治療の臨床的検討(2007)
不妊症患者に対する鍼灸治療と流産率の検討 2 35 歳以上の流産率の検討(2008)
不妊症患者の⾝体症状と妊娠との関連性の検討(その 3) 妊娠に⾄らなかった症例で
の検討(2010)
他、多数
申し込み先
東洋はり医学会三重⽀部(じねん堂鍼灸療院) ⽀部⻑ ⻄出隆彦
電話 059-256-5110
FaceBook ページ
https://www.facebook.com/takahiko.nishide
申込期限 平成26年6⽉25⽇(⽔)
会場確保の都合上、上記日付までに必ずお申込み下さい。
参加希望者多数の場合は別会場(アスト津内予定)を確保いたします。
最近メールの未達が多く発生しておりますので、申し込みはお電話か Facebook 経由でお願いいた
します。
その他
会場は 17 時まで使⽤可能ですので、講演会終了後、⽀部間の交流もかねて実技などを⾏えればと
考えております。