トンガ王国産天然モズクより抽出した 「リムベール®」 製造元:タングルウッド株式会社 Ver.16.2 はじめに 弊社は、環境汚染が少なくミネラル豊富な海で自生するトンガ王国産天然モズクから、独自に開発し た特許製法によりマイルドな抽出を実現し、高純度で高品質のフコイダン化粧品、医薬部外品原料「リ ムベール」を製造する、日本国内で唯一のメーカーです。 現地での原料収穫から国内での製品製造まで一貫したラインを構築することにより、安定的に高品質 な製品の提供を可能としています。 100%天然成分フコイダン「リムベール®」とは ●開発素材:リムベール リムベールの由来であるトンガ王国産のモズク(クラドシホンノバエカレドニアエ)は、この海域 だけに存在する新種である可能性が高いと言われています。 この希少種のモズクから独自の特許製法で抽出したのがフコイダン化粧品原料リムベールです。 製法特許によるマイルドな抽出を行うことで、抽出工程で遊離しやすいフコイダンの硫酸基結合を 13%以上保証し、安全性では、重金属10ppm以下、ヒ素2ppm以下の規格を設定しています。 特にこだわっているのは、分子量です。平均分子量170万の高分子フコイダンで、粘性があります。 肌や髪へ塗布した際、しっとりとした保湿感が得られますがすぐにサラサラになり嫌なべたつき感 がありません。 化粧品素材として加工しやすい液状タイプ、防腐剤フリーの粉末タイプがございます。 また、高分子フコイダンを抽出する過程で分離した低分子フコイダンやトンガ王国のミネラル豊富 な海で育ったモズクに含まれる海藻ミネラルとアミノ酸、ペプチド、オリゴ糖など多くの成分の入 った原料もご用意しております。 それぞれの用途に応じてお選びください。 リムベールBASIS 原料 抽出 濾過 限外濾過 高分子 リムベールPD・HV・F1・ORGANIC・AG・SD 分子量:平均170万 主成分:多糖体(フコイダン) 低分子 リムベールL‐1 分子量:300~2000 主成分:海藻ミネラル 微量成分:アミノ酸・ペプチド・オリゴ糖 原産国について トンガ王国(通称トンガ)は、南太平洋に浮かぶ約170の島群からなる国家で、イギリス連邦加盟国 です。楽園の国フィジーの東に位置し、 日付変更線と南回帰線の交わるあたりに位置する人口10万 人、総面積697Km2(対馬とほぼ同じ)の小さな国です。 トンガ王国の海はとてもキレイで、トンガ海溝は水深10,000mを超える世界で2番目に深い海溝で す。ミネラル豊富でまったく汚染されていない海流が南極よりこの海溝に当り、噴き上がります。 その海洋深層水でトンガのモズクは育ちます。 本来、海藻はヒ素や鉛などの重金属を濃縮・蓄積するのですが、汚染のないミネラル豊富な海洋深 層水で育ったトンガモズクは、安全性が高く、かつ豊富なミネラルを蓄えています。 さらに、トンガ王国は世界的な大きい戦争の影響がなく、艦船や大砲の弾が海中に沈んでいたり、 高度成長期に多用されていた重金属を含む船底塗料による汚染もありません。つまりトンガの海は 汚染されていません。 リムベール規格値 重金属10ppm以下、ヒ素2ppm以下 トンガ王国は コバルトブルーの海の色として 世界に誇る南太平洋に浮かぶ楽園の島です。 こだわり ●良質な原料 トンガ王国産天然モズク100%使用 ●独自の製造方法・設備により徹底管理された一貫体制 トンガ現地工場(採取)・境港工場(抽出) 【現地工場】 【本社工場】 トンガ王国産天然モズクを ダイバーによる間引き的収穫 独自の方法による抽出 脱水・殺菌処理 精製処理 輸 入 製 品 品質管理部にて一次検査 第三者機関にて二次委託検査 出 荷 トンガの現地工場では、ダイバーの手作業 による天然モズクの採取、独自の脱水技術 (特許第3452894号)により、良質で高品質 なフコイダン原料を確保しています。 また、国内の自社製造工場(鳥取県境港市) においては、徹底した品質管理の下、フコイ ダンの抽出から限外濾過、噴霧乾燥、殺菌 に至る独自の製造方法(特許第3676682号) を経て高純度で高品質のフコイダンを精製し ています。 リムベールの機能性 ・当社独自の抽出方法により、海藻に特徴的な臭いを抑えました。 ・重金属10ppm以下、ヒ素2ppm以下で、透明色の化粧品素材として加工しやすい液状。 ・フコイダンを高分子の状態に保ったまま抽出しているので、高粘度化を実現しました。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 細胞賦活活性 短期保湿効果 保湿効果 皮膚弾性の改善効果 皮膚のモニター試験 皮膚のシワ形成抑制 弾力性維持作用 ヒアルロニダーゼ阻害活性 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 抗アレルギー作用ヒスタミン遊離抑制 肌あれ防止 育毛作用 高分子フコイダン育毛作用 ヘアケア効果 油溶解性試験 釘酸化防止試験 ♦細胞賦活活性 [方法] マイクロタイタープレート(組織培養グレード、平底)中で、湿室(37℃、5% CO2) 内で100μl/ウェル の培地の終濃度で、48時間細胞を培養した。培養後、10μl/ウェルの細胞増殖試薬WST‐1を加え、 湿室(37℃、5% CO0)内で2時間、細胞をインキュベートし、シェーカー上で 1 分間、十分に振とうし た。 1%FBS,10%FBSを対照とし、マイクロプレートリーダーでサンプルの吸光度を測定し、1%FBSに 対する相対値を求めた。 160 細胞賦活活性(%) 140 リムベール HA Na 120 100 80 60 40 20 0 2μg/mL 20μg/mL 1%FBS 10%FBS (ウシ胎児血清) [結果] ヒト線維芽細胞に対して、リムベールはヒアルロン酸Na1%水溶液との比較において、 顕著な優位性が認められた。 ♦短期保湿効果 [方法] 女性(平均35歳)、男性(平均42歳)の左右頬に、リムベールと精製水をそれぞれ10mg/cm2 塗布し た。スキコン200を使用し、15分間隔で肌の保湿を測定した。 180 リムベール 皮膚における保湿値 % Blank(water) 160 140 120 100 80 60 0 15 30 45 minute [結果] 15分後にはリムベールの値は水に比べ約2倍の皮膚における保湿効果が確認され、その後、水の 保湿値は測定開始時の値に低下する半面、リムベールの値は保湿を保ったままとなった。 ♦保湿効果 [方法] 男性(36歳)の上腕部にリムベール、ヒアルロン酸Na1%水溶液、精製水をそれぞれ3.2mg/cm2塗 布し、コルネオメーター(皮膚水分測定器)でキャパシタンスを測定。 保湿インデックス (キャパシタンス、AU) 50 対照(水) リムベール ヒアルロン酸Na(1%水溶液) 45 40 35 30 0 10 20 40 60 80 100 120 140 160 180 minute [結果] 開始後約10分で一時はリムベール、ヒアルロン酸Na1%水溶液ともに同程度の保湿の数値を示し たが、その後、ヒアルロン酸Na1%水溶液の数値は低下する半面、リムベールの数値は同レベルの 値を維持した。 ♦皮膚弾性の改善効果 [方法] 8週令のC3H/HeN♂のマウス6匹に対し、リムベール(1%)、ヒアルロン酸Na(1%)水溶液を1日100mg、 2週間継続して塗布し、 CUTOMETER MPA580(CK electronic GmbH) にて測定した。 0.35 0.3 0.25 対照(水) リムベール ヒアルロン酸Na (1%水溶液) [結果] リムベールを塗布したラットの方がより皮膚皮弾性の改善が確認された。 ♦皮膚のモニター試験(しっとり感・ハリ感) [方法] 溶媒(PBS)にリムベールを添加したもの、ヒアルロン酸を添加したもの、何も添加しないものの使用 感を10名の女性ボランティア(40~50歳代)で評価。「しっとり感」、「ハリ」について、「非常にある」を 「強」、「ある」を「中」、「変わらない」を「弱」として比較した。 (単位:名) しっとり感 ハリ感 リムベール ヒアルロン酸 溶媒 (PBS) 強 10 10 0 中 0 0 1 弱 0 0 9 リムベール ヒアルロン酸 溶媒 (PBS) 強 10 3 0 中 0 4 0 弱 0 3 10 ♦皮膚のシワ形成抑制・弾力性維持作用_1 ①培養細胞 [方法] 正常ヒト成人繊維芽細胞にリムベールを添加し、37℃で5日間培養。対象にはPBSを添加。 肌のハリ、弾力性、保水性に関与する、グリコサミノグリカン及びコラーゲン(タイプⅢ)を測定。 グリコサミノグリカン合成 コラーゲン(タイプⅢ)合成 20 コラーゲン(タイプⅢ)量(μg/mg protein) グリコサミノグリカン量(μg/dish) 140 120 100 80 60 40 20 0 対象(PBS) 16 12 8 4 0 リムベール添加 対象(PBS) リムベール添加 ♦皮膚のシワ形成抑制・弾力性維持作用_2 ②動物実験 [方法] ヌードマウス右耳にリムベール、左耳にPBSを塗付し、フェオフォルバイトaを経口投与した後、2万ル クスを2時間照射。グリコサミノグリカン量及び全コラーゲン量を測定。 全コラーゲン分解抑制 45 14 全コラーゲン量(μg/㎎protein) グリコサミノグリカン量(mg/g脱脂乾燥 物) グリコサミノグリカン分解抑制 12 10 8 6 4 2 0 40 35 30 25 20 15 10 5 0 対象(PBS) リムベール添加 光照射なし 対象(PBS) リムベール添加 光照射なし ♦ヒアルロニダーゼ阻害活性 [方法] ヒアルロニダーゼを阻害することを検証するため、カモミールなどに含まれる鎮静作用のある漢方・ハーブ のアピゲニン、抗アレルギー薬として使用されるクロモグリク酸Naと比較を行った。リムベール、アピゲニ ン、クロモグリク酸Naを10%DMSO に溶解し,ヒアルロン酸およびヒアルロニダーゼ反応系に作用させた。 次に,P‐ジメチルアミノベンズアルデヒドと反応させ,吸光度を測定した。 6.0 50%阻害濃度(mg/mL) 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 リムベール apigenin Sodium cromoglicate [結果] 結果、リムベールにヒアルロニダーゼ阻害活性が認められ、医薬品であるアピゲニンには及ばない が、クロモグリク酸Naを上回るデータが確認された。 ♦抗アレルギー作用ヒスタミン遊離抑制 阻害率(%) [方法] ラットから腹膣肥満細胞を単離し、リムベール、クロモグリク酸Naを加え、また対照として無添加のものを培 養した。これに脱顆粒誘発剤としてCompound48/80溶液を加え、37℃で20分間反応させた。反応後、氷冷し た2%FBS含有タイロード液を加え、遠心分離(4℃、150g、10分)した上澄み中のヒスタミンを高速液体クロマト グラフィーで分離し、O-フタルアルデヒド蛍光法により遊離ヒスタミン量を測定した。対照の遊離ヒスタミン量 から各試験で遊離したヒスタミン量を差し引いた値を、対照の遊離ヒスタミン量で割った値を阻害率とした。 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 1mg/mL 0.1mg/mL リムベール 0.5mg/mL 0.05mg/mL Sodium cromoglicate [結果] 抗アレルギー薬として使用されるクロモグリク酸Naとの比較においては、リムベール1mg/mlで阻害率 100%に対して、クロモグリク酸Na0.5mg/mlで阻害率90%となった。抗アレルギー医薬品に劣らぬ作用 が認めれる結果となった。 ♦肌あれ防止効果 リムベールPD(10%) リムベールL‐1(15%) ローション使用 22歳 1日何回も使用 使用期間2ヶ月に撮影 症状:薬剤で手、腕の皮が剥け仕事が出来ない状態。 使用方法:常に塗布、水仕事は避け、就寝時は保湿クリームをつけ手袋をし て掻かないように心がけた。 結果:1ヶ月目に皮が剥け、赤みがかった肌に変化した。 リムベールPD(10%) リムベールL‐1(15%) ローション使用 20歳 1日2~3回使用 使用期間2ヶ月に撮影 症状:高校2年生頃からアトピーがひどくなり、肘や 膝の裏は皮膚が薄くなり毛細血管が浮き、リンパ液が出ていた。 使用方法:全身に塗布し、その上から病院処方の保湿剤を塗った。 結果:従来の保湿剤や軟膏では、治っても悪化を繰り返していたが、2週間 過ぎた頃から弱った皮膚が強くなり、症状の後退が激減。ひどく悪化するこ とがなくなった。 ♦育毛作用 試料名 平均分子量(×105MW) リムベール 17 他社フコイダン 3 [方法] 雄性C3H/HeNマウスの背部を毛剃りした。上記2種類のフコイダンをそれぞれ0.05%含む30%エタノー ル溶液を調整し、対照として30% エタノールを用いて各々200μlを背部に1日1回塗布した。7日毎に塗 布部位を観察し、皮膚色調及び被毛の程度をスコア化して判定した。 また、塗布開始21日目に発毛していた毛の一部を脱毛し、長さを測定した。 スコアの基準 Score1:皮膚がピンク色を呈する Score2:皮膚が灰色に変色(1/3未満) Score3:皮膚が灰色に変色(2/3未満)あるいは毛の伸長(1/3未満) Score4:皮膚が灰色に変色(2/3以上)あるいは毛の伸長(2/3未満) Score5:毛の伸長(2/3以上) 投与期間(日) 0 7 14 21 毛の長さ(mm) 平均値±標準誤差 スコア平均 リムベール投与群(N=6) 1.0 2.5 3.7 4.8 9.25±0.42 他社フコイダン(N=6) 1.0 2.7 3.3 3.7 7.83±0.57 対照群(N=7) 1.0 1.9 3.1 3.4 7.35±0.48 [結果] 高分子量フコイダン投与群で体毛の伸長が促進され、育毛効果が確認できた。低分子フコイダンで も育毛効果は認められたものの、高分子量フコイダンと比較してその活性は劣った。 ♦高分子フコイダン 育毛作用 ①毛乳頭細胞増殖促進作用 [方法] 正常ヒト頭髪毛乳頭細胞を1%FBS及び増殖添加剤を含有した毛乳頭細胞増殖培地を用いて培養 後、トリプシン処理により細胞を回収した。 回収した細胞を、10%FBS含有ダルベッコMEMを用いて1.0×104 cells/mLの濃度に希釈した後、コ ラーゲンコートした96wellプレートに1well当り200μL播種し、3日間培養した。 培養後、培地を抜き、無血清DMEMに溶解した被験試料を各wellに200μL添加し、さらに4日間培養し た。毛乳頭細胞増殖作用はMTTアッセイを用いて測定した。 培養終了後、培地を抜き、終濃度0.4mg/mLで無血清のDMEMに溶解したMTTを各wellに100μL添加 した。2時間培養した後に、細胞内に生成したブルーホルマザンを2‐プロパノール100μLで抽出した。 抽出後、波長570nmにおける吸光度を測定した。 同時に濁度として波長650nmにおける吸光度を測定し、両者の差をもってブルーホルマザン生成量 とした。 毛乳頭細胞増殖率の計算方法は以下のとおりである。 毛乳頭細胞増殖率(%)= A / B × 100 A : 被験試料添加時のブルーホルマザン生成量 B : 被験試料無添加時のブルーホルマザン生成量 [結果] フコイダンには陽性コントロールのミノキシジルよりも強い毛乳頭細胞増殖促進効果が認められた。 毛乳頭細胞増殖試験結果 120 増殖率( %) 110 100 90 無添加 トンガ産フコイダン(3ppm) ミノキシジル(12.5ppm) ②高分子フコイダン配合育毛剤の効果 [処方] トンガ王国産高分子フコイダン(平均分子量170万)の0.6%溶液(リムベール換算で50%配合) の適量を1日1~2回、各自で頭皮に塗布させた。3~4ヵ月後に効果の有無、改善点などを調査し た。調査対象者の性別、年代の内訳をグラフに示す。 調査対象 (人) 40 35 30 25 20 15 10 5 0 20代 30代 40代 男性 50代 60代 70代 女性 [効果] 以下に示すように、3~4ヶ月後には毛髪の密度や太さに改善効果が認められる。いくつかの症例の 写真でも分かるように、「頭皮の色味から、血行が改善された様子が見られる。」「頭頂部の毛髪密 度が高くなっている。」「毛髪の太さやハリに変化が見られる。」という点から高分子フコイダンに育毛 効果があると判断できる。 効果の有無 男性(46人) 女性(61人) 8% 30% 70% 92% 有 無 有 無 改善点 効果の種類 (人) 25 20 15 10 5 0 毛が 太くなった ハリコシが 出た 抜け毛が 減った 男性(32人) 薄毛が気に ならなくなった 女性(56人) 症例 60歳女性 使用前 3ヶ月後 使用前 3ヶ月後 62歳女性 その他 65歳男性 使用前 4ヶ月後 使用前 4ヶ月後 使用前 1ヶ月後 56歳男性 35歳男性 ♦リムベール® ヘアケア効果 [方法] 市販のシャンプーにリムベールⓇを1%添加して、毛髪サンプルを用いて、洗い、すすぎ、乾燥を30回繰 り返した後、電子顕微鏡で毛髪表面を調べた。 [結果] リムベールⓇを添加することで、キューティクルの保護効果が期待された。 リムベール® 無添加 リムベール® 1%添加 ♦フコイダンの油溶解性試験 [方法] 試験管にリムベール®PD 4.5gまたはA社海藻エキス4.5gまたはB社フコイダン液 4.5gと、パームオイル0.5gを入 れ、25℃に加温し、試験管ミキサーにて混合させ、その後室温(25℃)にて所定の時間静置し、混合液の状態を 観察した。 [結果] リムベール®以外は2時間後に油分が分離した。 リムベール®PD K社 海藻エキス T社 フコイダン液 ♦フコイダンによる釘酸化防止試験 [方法] ビーカーに市販の鉄釘を10本入れ、水を50ml加えた。もう一方のビーカーには、フコイダン0.2%添加した水溶 液50mlを加えた。これらを室温化に置き、3日および15日目に酸化の程度を目視にて、観察した。 [結果] 写真のように水に漬けた釘は錆が見られたが、フコイダンを添加したものは15日目でも変化が見られなかった。 ■1日目 フコイダン添加 水 フコイダン添加 水 ■15日目 [考察] この現象の原因を調べるために平均分子量170万のフコイダンと50万の1%フコイダン酸化還元電位を測定し た。 平均分子量 170万 50万 酸化還元電位 -300mV -40mV この結果から、高分子フコイダンは溶存酸素を消去する程度の力はあることが予想された。 平均分子量と美肌効果の相関 各種モズク由来フコイダンの比較を行ったところ、高分子量のリムベール(平均分子量170万)は美肌 効果の判定要件である、保水活性・保湿活性・皮膚弾性への効果がすべて顕著に優れていることが 認められた。 項目 / 製造メーカー TW社 A社(製品) B社(製品) トンガ王国産天然モズク 沖縄養殖モズク 沖縄養殖モズク 蒸発残分含量 1% 1% 1% フコース 53% 18% 35% 硫酸基 18% 5% 9% 分子量 170万 10万 30万 800mPa・s 4mPa・s 7.5mPa・s 皮膚シワ形成抑制作用効果 強 弱 中 ヒアルロニダーゼ抑制効果 強 なし 弱 あり なし なし 保水性 強 中 中 細胞賦活作用 強 中 中 原料 粘度 ※1%溶液 皮膚の弾力性への効果 化粧品成分とリムベールの相溶性(参考) 成分名 相溶性 成分名 相溶性 アルコール ×(微量なら〇) ペンチレングリコール 〇 カチオン系界面活性剤 ×~△ カチオン化ポリマー △ アニオン系界面活性剤 〇 システアミン 〇 両性界面活性剤 〇 アンモニア水 〇 BG 〇 加水分解コラーゲン 〇 グリセリン 〇 加水分解ケラチン 〇 ※全ての成分で確認をしたわけではありません。 ※使用濃度や処方によっては結果が異なる場合があります。 成分(リムベールL‐1) ■遊離アミノ酸 ■無機成分分析 ■リムベールL-1脱塩1%粉末 Lot.111020 ピーク名 P-Ser Tau PEA Urea Asp Thr Ser Glu Gln Sar AAA Gly Ala Cit a-ABA Val Met Cysta Ile Leu Tyr b-Ala Phe b-ABA GABA MEA Orn Lys Arg Pro ホスホセリン タウリン ホスホエタノールアミン ウレア アスパラギン酸 スレオニン セリン グルタミン酸 グルタミン サルコシン アミノアジピン酸 グリシン アラニン シトルリン α-アミノ酪酸 バリン メチオニン シスタチオニン イソロイシン ロイシン チロシン β-アラニン フェニルアラニン アミノイソ酪酸 γ-アミノ酪酸 モノエタノールアミン オルニチン リジン アルギニン プロリン 合計 ※加水分解アミノ酸は含まれていません。 (mg/100g) 38.1 25.3 4.5 33.6 6.9 18.9 21.3 32.8 1.1 3.0 1.1 97.8 281.9 1.2 0.9 33.2 0.5 1.0 7.9 4.9 0.5 9.7 0.4 1.3 12.2 2.3 0.4 1.5 0.6 10.1 654.9 ■リムベールL-1脱塩1%粉末 Lot.111020 (mg/100g) 分析試験項目 Na K Mg Ca Zn Fe P Pb Cu Mn Se 11,860 5,540 430 60 4 50 50 1.94 0.24 33 μg/100g 測定方法 ICP発光分光分析法 ICP発光分光分析法 ICP発光分光分析法 ICP発光分光分析法 原子吸光法 ICP発光分光分析法 吸光光度法 原子吸光法 原子吸光法 原子吸光法 ICP質量分析法 ■リムベールL-1水溶液 Lot.111020 分析試験項目 海藻エキス(1) 確認試験(1) 確認試験(2) 純度試験 重金属 ヒ素 結果 適 適 10ppm以下 2ppm以下 ※財団法人日本食品分析センター調べ リムベール® 製品リスト 全成分表示及び組成 ■リムベール® PD 表示名称 INCI名 組成(%) 水 WATER 95.30 ペンチレングリコール PENTYLENE GLYCOL 3.00 クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体 CLADOSIPHON NOVAE-CALEDONIAE POLYSACCHARIDE 1.20 フェノキシエタノール PHENOXYETHANOL 0.50 (フコイダン平均分子量 170万) ■リムベール® HV 表示名称 INCI名 組成(%) 水 WATER 93.60 BG BUTYLENE GLYCOL 5.00 クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体 CLADOSIPHON NOVAE-CALEDONIAE POLYSACCHARIDE 1.20 メチルパラベン METHYLPARABEN 0.15 エチルパラベン ETHYLPARABEN 0.05 ■リムベール® F1 (フコイダン平均分子量 170万) 高濃度タイプ 表示名称 INCI名 組成(%) 水 WATER 93.00 BG BUTYLENE GLYCOL 5.00 クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体 CLADOSIPHON NOVAE-CALEDONIAE POLYSACCHARIDE 1.80 メチルパラベン METHYLPARABEN 0.15 エチルパラベン ETHYLPARABEN 0.05 ■リムベール® ORGANIC (フコイダン平均分子量 170万) 医薬部外品対象外 表示名称 INCI名 組成(%) 水 WATER 78.80 プロパンジオール PROPANEDIOL 20.00 クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体 CLADOSIPHON NOVAE-CALEDONIAE POLYSACCHARIDE 1.20 ■リムベール® Ag (フコイダン平均分子量 170万) 医薬部外品対象外 表示名称 INCI名 組成(%) 水 WATER 98.797396 クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体 CLADOSIPHON NOVAE-CALEDONIAE POLYSACCHARIDE 1.200000 アルギニン ARGININE 0.002000 フィチン酸 PHYTIC ACID 0.000500 酸化銀 SILVER OXIDE 0.000104 (フコイダン平均分子量 170万) 化粧品の表示名称に関する資料 リムベール® 製品リスト ■リムベール® SD (粉末) 全成分表示及び組成 医薬部外品対象外 表示名称 クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体 INCI名 組成(%) CLADOSIPHON NOVAE-CALEDONIAE POLYSACCHARIDE 100.00 (フコイダン平均分子量 170万) ■リムベール® L-1 表示名称 INCI名 組成(%) 水 WATER 95.30 ペンチレングリコール PENTYLENE GLYCOL 3.00 クラドシホンノバエカレドニアエエキス CLADOSIPHON NOVAE-CALEDONIAE EXTRACT 1.20 フェノキシエタノール PHENOXYETHANOL 0.50 (フコイダン平均分子量 1万以下) ■リムベール® BASIS 表示名称 INCI名 組成(%) 水 WATER 98.60 クラドシホンノバエカレドニアエエキス CLADOSIPHON NOVAE-CALEDONIAE EXTRACT 0.40 フェノキシエタノール PHENOXYETHANOL 1.00 (フコイダン平均分子量 50万) 化粧品の表示名称に関する資料 安全性データ(GLP対応) ■急性経口毒性試験 >2000mg/kg ■皮膚刺激性試験 刺激性なし ■2週間連続皮膚刺激性試験 刺激性なし ■光毒性試験 陰性 ■眼粘膜刺激性試験 刺激性なし ■皮膚感作性試験 陰性 ■光感作性試験 陰性 ■復帰突然変異試験(Ames試験) 陰性 ■染色体異常試験 陰性 ■ヒトパッチテスト 陰性 保存方法 直射日光・高温多湿を避け冷暗所に保管願います。 お問合せ先
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