北から 北から南から 南から

(3)
隊 友
平 成 27 年(2015 年)8 月 15 日
分隊射撃における射撃前の武装走
第
736 号
小銃の部
ISS入室後に地上と交信する油井宇宙
飛行士ら(出典:JAXA/NASA)
拳銃の部
狙撃の部
機関銃の部
陸幕長に表彰される前川2曹及び松田2曹
陸自 富士学校長 担任 の 豪州陸軍主催射撃競技会 は 5 月 5 日
から23日までの 間、オーストラリア において 英・米等 の15カ
国・計16個チーム が 参加。日本チーム は 2 度 の 選考会 で 選 ば
れた小銃手 8 名、機関銃手 4 名(拳銃手兼務)及び狙撃手2名
の計14名で編成。結果は、狙撃銃の部3位、機関銃の部7位、
拳銃の部 7 位、総合 6 位、 7 個のメダル(金× 2 ・銀× 3 ・銅×
2 )を獲得し、昨年度( 4 個)から向上。金を獲得した狙撃手の
松田 2 曹(25普連)と前川 2 曹(富士学校)は陸幕長から表彰。
ひ づ く し ま ち
佐世保地方隊は 7 月 5 日、倉島岸壁(佐世保市干尽町)で、ソ
マリア 沖・アデン 湾 における 海賊対処 のために 派遣 される第
22次 水上 部隊 の 出国行 事 を 実施。今回派遣 されるのは 5 護
衛隊司令・豊住太1佐以下、護衛艦 「あきづき」
(艦長・麻生
康晴 2 佐)と「さわぎり」(艦長・佐藤剛 2 佐)の 他、乗員約430
名。なお「あきづき」にはSH ― 60K× 2 機、
「さわぎり」にはSH ―
60J×1機がぞれぞれ搭載されており、第22航空群(大村)宮元
裕史 3 佐以下搭乗員16名、整備員 6 名、計22名が各艦に乗艦。
空 自C ― 130H輸 送 機 部 隊 が 7 月13日、 ベトナ ム・ タンソン
油井宇宙飛行士(防大第36期、元空自2佐 )ら第44次/第45
次 長 期 滞 在 ク ル ー が 搭 乗 す る ソ ユ ー ズTMA ― 17M宇 宙 船
と部隊間交流を実施。これは、 5 月に空幕長がベトナムを訪問
(43S)が 7 月23日午前 6 時02分(日本時間)にカザフスタン共
した際、ベトナム防空・空軍司令官との間で合意したもの。本
和国 の バイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、 国際宇宙
部隊間交流において指揮官表敬 やクルー間の意見交換 を行う
ステーション(ISS)にドッキング。同日午後 1 時56分(日本時
など、
空自とベトナム防空・空軍との部隊間レベルにおける相互
間) ハッチが 開 かれ、ISSへ 入室 し、 油井宇宙飛行士 の 第44
理解を促進。今後とも空自は様々な機会を通じ各国空軍との間
次長期滞在クルー としてのISS長期滞在 が 始 まった。翌24日
で協力・交流を行い、
更なる信頼関係の強化を図っていく予定。 にはクルー 全員 で 緊急時 のそれぞれの 役割 を 確認 し 合った。
ニャット空港に寄航した際、ベトナム防空・空軍輸送機部隊等
ら
ら
か
か
北 南
航空安全管理隊 は 7 月1日 の 航空自
府中基地
(聴講者:約
衛隊安全の日に、
230名)及び目黒基地(聴講者:約200
名)からの依頼を受け防衛技官(心理)
を講師として派遣し、講話を実施した。
福島地本いわき地域事務所(所長・内田
1陸尉)は7月7日、郡山駐屯地において「い
わき市立桶売中学校」の全校生徒15人と職
員 9 人に対し、職場体験を 6 高特大隊の協力
を 得て 支援。子供 たちも日ごろ見慣 れない
初 めての 体験 に 興味津々の 様子 であった。
お け う り
久松五勇士110周年記念事業「音楽
の夕べ」が宮古島マティダ市民劇場で
催され、
海自東京音楽隊が演奏を実施。
ま た オ ー プ ニン グ で 海 自 第5航 空 群
の16名 が 力強 い エイサー演舞 を 披露。
各部隊・地方協力本部等からのご投稿をお待ちしています。
明るい
(明度の高い)
写真、
話題性ある写真で、
サイズの大きいものをお願いします。
九州防衛局 は 7 月 6 日、 北九州国際会議
場 において 第29回防衛問題セミナー を 開
催。第 1 部 は 西空司令官(丸茂吉成空将)
による「我が国周辺の軍事情勢と西部航空
方面隊の役割」と題する講演、第 2 部は西部
航空音楽隊 によるミニコンサートを 実施。
レンジャー帰還式(福知山駐屯地)
幹部レンジャー帰還式(富士学校)
新着任の在日米陸軍兼第 1軍団(前
方)司令官パスカレット少将が就任 2
日目となる 7 月10日、岩田陸幕長を表
「真 の日米共同」のために 必
敬訪問。
要 な 改革 を 共に 推進 することを同意。
シャン ハイ
1
カ月後
月9日、上海特別陸戦隊 の
海軍力 は欠 か せ な い。 黄察自治
し て壊滅 さ せ る た め台北・大村
上海付近 の航空基地 を先制攻撃
北
政府 の軍隊﹁二十九軍﹂ が敗北
日
14
8
│─廬溝橋事件 か ら
へ進出済 み の鹿屋・木更津両航
機 は、
34
の
し、国民政府軍 が代 わ っ て北上
13
大山中尉 と斉藤水兵 が上海保安
空隊 の陸上攻撃機
に渡 洋 爆 撃 を予 定 し て い た
す る と、近代軍同士 の全面戦争
│─ そ こ で、国府軍 の師団 が
⋮⋮。
日 か ら鉄道輸送 で上海・吳淞
日 か ら陸戦隊
の警 戒 線 内 で銃 撃 戦 が始 ま り、 に発展 し、開戦 と同時 に揚子江
隊 に惨殺 さ れ、
え た海軍 は、重慶領事 を説得 し
の日本砲艦隊 は壊滅 す る。 と考
日 か ら攻撃 を始 め た の も、吳
日 に、 間 に急 速 配 備 さ れ た の で す ね。
12
14
日 の空襲 が旗艦﹁出雲﹂を狙 っ
月
6
て漢口 へ避難 さ せ、漢口総領事
の引 揚 命 令 が出 た
米内海相 は 個師団 の上海派遣
行使 と い え ま す か。
淞上陸 の索制 と考 え れ ば自衛権
13
8
た こ と で、日中両国全面戦争 に
13
な り ま し た ね。
月 日 の朝日新聞 は
︿ 日 本 の保 安 隊 撤 退 要 求 に対
を要請 し て杉山
13
8
2
陸相 の承諾 を得
上陸援護 の主力部隊︵巡
洋艦 隻、駆逐艦 隻︶は、 日
8
し て国民政府軍 が精
て い る。
か ら吳淞沖 で待機 し て い た。乗
3
空自入間基地は 7 月28日に基地納涼
祭を実施。夕方からは隊員と市民踊り
団体との盆踊り等を、また午後 8 時半か
らは 約900発の花火打上げ が 行 われ、
訪 れ た 約 2 万3000人 の 観 客 が 堪 能。
鋭﹁八十七師﹂を増援
包囲/我陸戦隊 も警
│─艦隊・領
事館員・居留民
% は陸 戦 隊 要 員 だ か
35
/日本居留民地区 を
戒配置/上海今 や戦
ら、中国兵 が手薄 な ら占領 す る
日 は、生
組員 の
つ も り だ っ た ろ う。
全員 が上海 へ集
憎 の低気圧 で先制空襲 は中止 と
隻 も荒天
結 を終 え た日 に
空軍基地 の入口
大山事件 が虹橋
な り、上海沖 の空母
14
争一歩前﹀
前 で起 き た の は
3
と、危機 を予想 し て い
│─在留邦人 の安全
る よ。
を保護 す る た め に他国
偶然 で し ょ う か⋮⋮。
の領土内 で駐留 す る軍隊 は、協
ウースン
﹁出雲﹂は、日本
協定 で停泊中 の
国 の﹁領土﹂ が侵略 さ れ た と し
で発艦 で き ず に中国機 の先制攻
定 に基 づ く兵力 で自衛権 を行使
上海特別陸戦隊 は、英米 撃 を受 け て し ま っ た⋮⋮。
仏 と 同 等 の 2 5 0 0 名 だ が、
攻 撃 目 的 で接 近 す る軍 艦 に
吳淞敵前上陸先遣隊予定 の陸戦 ﹁不可侵権﹂は あ り ま せ ん。駐留
チンタオ
隻・駆
23
4
で き る だ け。北支事変 で は、居
留民 を青島 と上海 に集約 し て紛
隊1400名 が巡洋艦
11
時上
て、相手国 の基地 を攻撃 す る の
﹁不拡大﹂を図 っ て
争危険地域 の
12
隻 に分乗 し て 日
海港 で揚陸 を完了。 こ の日、早
逐艦
個師団 の派遣 を考 え る こ
︵信天翁︶
海自開発隊群 主催の産官学による水中音響測定分
析シンポジウムが 6 月10日、開発隊群鹿児島試験所に
おいて実施。UUV(無人水中航走体)/ USV(無人
水上艇)
、水中音響及び音響分析に関する発表及び意
見交換が活発になされ、大変有意義な内容となった。
も自衛権 の う ち で す よ。
兵庫地本相生地域事務所(所長・岩元
憲道 1陸尉)は 7 月14日、県立太子高校の依
頼 を 受 け、同校生徒2年生 のうち49人 に 対
し マナー講 座を実 施。同校 は 例年 プロ 講
師を招いていたが、今回は厳しさと規律正
しさを 身 に 付 けさせるため 自衛隊 に 依頼。
1
第 7 普連(福知山)は 6 月26日、第60
期部隊集合教育レンジャー(14名)の
行動訓練終了に伴う帰還式を、また富
士学校 でも 7 月 6 日、第81期幹部レン
ジャー課程(28名)の帰還式 を実施。
い ま す。必要 が あ れ ば、両地域
機 が上海・吳淞上空 で中国空軍
空自は 7 月27日から 8 月28日の間、米空軍
実施の演習(レッド・フラッグ・アラスカ)
に参加し、戦技能力及び日米共同対処能力
を向上。参加部隊は航空総隊及び航空支援
集団 の 人員約310名、F ― 15× 6 機、E ― 767
× 1 機、C ― 130H × 3 機、KC ― 767 × 2 機。
朝 か ら水上機母艦﹁神威﹂の偵察
F-15がアラスカ往復時、米空軍空中給油機及び空自KC-767
(写真)
による空中給油を受ける
(写真提供:空自HPより)
に各
上海・南京・漢口・重慶
機 に追跡 さ れ て い る。虹橋 な ど
南スーダン派遣 施設大隊( 7 次隊) は 5 月 に 2 回
(各 5 日間)
、外務省(在南スーダン日本大使館)と
JICAの 援 助 に よ り 構 築 し た ジ ュ バ 職 業 訓 練 セ ン
ター(MTC) の18人 の 訓練生 に 対 し、
「さくらプロ
ジェクト」 と 冠 する 車両整備に関する実習を支援。
と に な っ て ま す が⋮⋮。
陸 自 は 6 月20日 か ら 7 月 1 日 ま で の 間、
モンゴル国ファイブヒルズ演習場 で 実施
された多国間共同訓練「カーン・クエスト
15」 に 参加。本訓練 は 国連平和維持活動
に関する各種能力の向上、参加国の相互理
解の増進 と 信頼関係の強化 を目的 として、
米・中の他、23カ国(約1000名)が参加。
を結 ぶ揚子江貿易航路 の保護 に
海 自 は 6 月19日 か ら28日 の 間、 硫 黄 島
周辺海域 において「 平成27年度実機雷処
分訓練 」 を 実施 した。参加部隊 は 掃海隊
群 司 令・ 岡 浩 海 将 補 を 訓 練 統 制 官 と し、
掃海母艦「うらが」 はじめ、 2 隻の掃海艦
と4隻の掃海艇の計7隻の艦艇と航空機
(UH-60J)1 機、 人 員・ 約550名 が 参 加。
昭和57年 3 月に就役し、海自の観測
業務の発展に貢献した海洋観測艦「す
ま」
(艦長・秋元則仁 2 佐)の自衛艦旗
返納行事 が 横須賀地方総監執行 によ
り 6 月26日、 船 越 岸壁 において 実施。