P5~P11 保育の必要性の認定と申請手続きについて.

2.保育の必要性の認定と利用調整
保育所・認定こども園等での保育を希望される場合の保育認定(2号認定・3号認
定)に当たっては、以下の3点が考慮されます。
(1)保育を必要とする事由
事由
次のいずれかに該当することが必要です。
具体的な内容
就労(フルタイムのほか、パートタイム、夜間勤務、自営業、居宅内の労働な
ど基本的にすべての就労を含む)を、月に64時間以上(1日の実働4時間以
上かつ月16日以上)の労働を常態としていること
※1日の実働4時間以上かつ月16日以上に該当しない場合は求職中としての
扱いになります
妊娠、出産(妊娠中であるか、出産後間がないこと)
※出産予定日前42日の属する月初日から産後56日の属する月末日まで
ア 就労
イ 妊娠・出産
保護者の疾病、
保護者が疾病・負傷し、または精神的・身体的に障がいを有していること
障がい
長期にわたる病人や心身に障がいのある人がいるため、いつもその人の介護・
エ 介護、看護
看護にあたっていること
ウ
オ 災害復旧
震災、風水害、火災その他の災害の復旧にあたっていること
カ 求職活動
求職活動を継続的に行っていること(起業準備も含む)
キ 虐待、DV等
虐待やDVのおそれがある場合など、社会的養護が必要な場合
ク 就学
ケ 育児休業
・専修学校やこれ準ずる教育施設に在学していること
・職業訓練を受けていること
育児休業取得時に、既に保育を利用している子どもがいて継続利用が必要であ
ること
コ 特例による場合 その他、上記に類する状態として市長が認める場合
※小学校入学前の幼児教育のため、集団生活に慣れさせるためといった目的で保育所に入所
することはできません。
(2)保育の必要量 上記の事由で保育を利用する場合、必要に応じて利用時間が設定されます。
①「保育標準時間」利用・・・両親のフルタイム就労等を想定した利用時間(最長11時間)
②「保育短時間」利用・・・・両親またはいずれかがパートタイム就労等を想定した利用時間
(8:30~16:30の最長8時間)
【保育標準時間】
11時間(利用可能な時間帯=保育必要量)
原則的な保育時間(開所時間からの11時間)
【保育短時間】
7:30~8:30
延長保育
8時間(利用可能な時間帯=保育必要量)
原則的な保育時間(8:30~16:30の8時間)=利用可能な時間帯
1時間
延長保育
16:30~17:30
延長保育
※保育の必要量は、保護者の就労状況、家庭状況等を客観的に判断し、「保育標準時間」ま
たは「保育短時間」に区分し、保育利用時間を決定します。
(3)「優先利用」への該当の有無
以下に該当となる場合には、保育を利用する際の優先度が調整されます。
・ひとり親家庭
・生活保護世帯(就労等の自立支援につながる場合)
・生計中心者の失業により、就労の必要性が高い場合
・虐待やDVを受けるおそれがある場合など、社会的養護が必要な場合
・障がいを有している場合
・育児休業明け
・兄弟姉妹(多胎児を含む)が同一の保育所等の利用を希望する場合
・地域型保育事業による保育施設に入所している場合
・その他、上記に類する状態として市長が認める場合
3.申し込みに必要な書類
1.支給認定申請書(児童1人につき1部)
2.「保育を必要とする事由」が確認できる書類(児童1人につき1部)
保護者の状況
就労(ア)
育児休業(ケ)
妊娠・出産(イ)
証明書等
・勤務証明書
・育児休業証明(育児休業を取得中または取得予定の方は、勤務証明書と
併せて提出)
母子健康手帳(生まれる児童のもの)の表紙及び出産予定日が確認できる
ページの写し
疾病・障がい(ウ) 診断書、身体障害手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳等
介護、看護(エ)
看護(介護)されている人の診断書または身体障害者手帳、看護(介護)
の状況がわかる書類
災害復旧(オ)
申立書、罹災証明書等
求職活動(カ)
求職カード、雇用保険受給者資格証等
虐待、DV等(キ) 配偶者からの暴力被害者の保護に関する証明書等
就学(ク)
在学証明書、学生証の写し、時間割り等
特例による場合
市が必要と認める書類等(各事由ごと)
(コ)
※( )は、5ページの(1)の保育を必要とする事由のア~コを示しています。
3.税額が確認できる書類
・平成27年1月1日に八潮市に在住している方は、税書類の提出は不要です。
・平成27年1月1日に八潮市以外に在住していた方は、以下の書類を提出していただきます。
「平成27年度市民税・県民税課税(非課税)証明書」の原本
※平成27年1月1日時点の住民登録のある市区町村へ請求してください。
上記の1~3の書類が必要になります。支給認定申請書や勤務証明書等は次の①~③
の施設で配布いたします。
①市役所子育て支援課窓口(本庁舎2階)
②公設公営保育所(八条、伊草、南川崎、大曽根、古新田、中馬場の各保育所)
③公設民営保育所(駅前)
なお、②③の施設は書類の配布のみとなりますので、手続き等のご相談は①市役所子育
て支援課窓口(本庁舎2階)
子育て支援課
交通防災課
環境リサイクル課
総務人事課
【注意事項】
・父母のほか、18歳から65歳未満の同居の方についても添付書類の提出が必要です。
・未申告の場合は早急に申告を済ませ、証明書等を提出してください。市民税額が未確
定の場合は、認定が保留される場合があります。
・単身赴任等で、住民票の世帯が別であっても、保護者(父・母等)の市民税額の合計
額で計算します。保護者(父・母等)の課税証明書等を添付してください。その際、八
潮市以外に住所がある方は備考欄に住所地を記入してください。
・海外赴任等で日本に住所がなかった場合、平成26年1月から12月までの日本国外
での総収入のわかる書類を添付してください。
・その他必要に応じて書類が必要となる場合があります。
☆申請書の提出先☆
利用する施設により支給認定申請書類の提出先が異なりますので、出先をよく確認し
申請をお願いします。
(市役所で手続きとなる場合)
2号認定・3号認定で、保育所・認定こども園等で保育を希望する場合は、市役所での
申請手続きとなります。
(認定こども園しおどめの森で手続きとなる場合)
1号認定で認定こども園で教育を希望する場合は、認定こども園しおどめの森での申
請手続きとなります。
◇ 申し込みのときの注意事項
○申し込みのクラスをご確認ください(平成28年度)
平成28年4月1日現在の年齢でクラス分けをします。年度途中で年齢が上がる場
合についても、年度末まで同じクラスです。
クラス
0歳児クラス
1歳児クラス
2歳児クラス
3歳児クラス
4歳児クラス
5歳児クラス
生年月日
平成27年(2015年)4月2日~ 平成26年(2014年)4月2日~平成27年4月1日
平成25年(2013年)4月2日~平成26年4月1日
平成24年(2012年)4月2日~平成25年4月1日
平成23年(2011年)4月2日~平成24年4月1日
平成22年(2010年)4月2日~平成23年4月1日
○保育所への入所日は毎月1日で、小学校就学前までの入所を必要とする期間となり
ます。ただし、勤務先の退職などに伴い、保育所への必要性の事由を満たさなくなっ
た場合には、保育所を退所していただくことになりますので、ご注意ください。
・入所案内につきましては、入所決定後にお知らせします。
・ご家族で保育所保育料、学童保育料を滞納している場合には、入所決定前に保育料
の納付相談を行う必要があります。
○転所の申請の場合について、入所決定となった場合、それまで在籍していた施設は
退所となります。決定した施設を辞退しても、戻ることはできません(転所した空き
の枠に、他の申し込み児童の利用調整をするため)
・転所手続き方法は、通常の入所申請の受付締切日と同じです。
・入所できなかった場合は、そのまま続けて通うことができます。
○保育所への入所日は毎月1日で、小学校就学前までの入所を必要とする期間となり
ます。
◇ 申込書の提出にあたって、ご注意ください
①提出書類に不備がある場合には、入所申請を受け付けできない場合があります。
②虚偽の申し込みがなされた場合、その申し込みは無効となります。また、入所決定
後に確認した場合には、決定は取り消され、退所していただきます。
③勤務状況や家族構成などが変わった場合には、速やかに市役所子育て支援課、保育
所へ所定の手続きをお願いいたします。
申請手続きから入所までの流れ
入所の申し込みは、利用施設及び入所希望時期によって異なりますので、詳しくは市役所子育
て支援課へお問い合わせください。
①入所の申し込みの期間
入所月
4月入所
途中入所
(5月~2月)
申込期限
平成27年11月25日(水)~29日(日)
場所:八潮メセナ1階(展示室)
時間:9時~17時
入所を希望する月の、前月10日まで。
(土日・祝日の場合には、翌業務日まで)
場所:市役所庁舎2階子育て支援課
時間:8時30分~17時15分
・3月の入所選考は行っておりません
・申し込みの先着順は考慮いたしません
・未出生児の申し込みは4月入所のみです
・認定こども園しおどめの森の幼稚園部を希望する場合の申し込みは、施設にお問い合わせ
ください。
②書類の確認
・提出された書類をもとに、「保育の必要性」を確認します
・保育の必要性の確認のため、提出された書類をもとに家庭訪問や電話での聞き取り調査、勤務
先等への問い合わせなどを行うこともあります。
③入所児童の面接
入所月
4月入所
途中入所
(5月~2月)
面接実施時期
入所申請に併せて、児童の面接も行います。児童同伴でお願いします。
※母子手帳は必ずご用意ください
必要に応じて面接を随時行います。
・面接時における児童の状況や体調等によっては、再度面接を行う場合があります。
④認定証の交付
・市から保育の必要性に応じて「支給認定証」が交付されます。
・4月入所の場合は、認定事務が集中するため、審査に時間を要することから、支給認定証の交
付は結果通知と併せて送付致します。
⑤利用調整
・保育利用の希望や保育施設における受け入れ状況などにより、利用できる保育施設を市が調整
します。
⑥結果送付
・保育所利用決定:市または事業者(認定こども園)が「保育利用承諾通知」を送付します。
・保育利用待機の場合:市が「保育利用不承諾通知書」を送付いたします。
※利用調整の結果は申し込み後の最初の1回のみ送付します。2回目以降については、入所利用
月の前月25日頃までに「保育利用承諾書」が届かない場合は引き続き待機となります。
※1回の利用申請で年度内(2月入所まで)は有効となり、毎月の利用調整の対象となります。
⑦あっせん
・市が利用調整を行なった結果、保育利用待機となった世帯については、当初希望申請をしてい
ないが定員枠に余裕ある保育施設を市が紹介する「あっせん」を行います。
【申請から入所までの流れ】
1号認定教育利用
2号認定・3号認定保育利用
認定こども園に入園申し込み
施設からの内定
①認定こども園に支給認定申請
①市役所に支給認定申請
施設が市役所に提出
②書類の確認:家庭調査、電話確認等
③面接:4月入所は申請時に実
施、途中入所は随時実施
④認定証の交付:4月入所は2月中旬交付、途中入所は随時交付
⑤利用調整:4月入所は12月か
ら実施、途中入所は毎月10日以
降
⑥結果送付:4月入所は2月中旬
頃、途中は入所は毎月20日頃
⑦あっせん:4月入所、途中入所
ともに、⑤以降に実施
利用決定
入所説明会・入所:入所説明会は3月実施予定
認定こども園を利用する場合
・願書配布・入園申し込み等
は、平成27年度までと同じ時
期に行います
・支給認定申請書は、認定こ
ども園に提出となります
保育所利用の注意事項
(1)保育所を利用中の長期休所
児童が病気や特別な事情などのやむを得ない理由により、長期にわたって休む場合には、
速やかに市役所子育て支援課または各保育所へ連絡のうえ、所定の手続きをお願いいたしま
(2)保育所の退所
都合により保育所を退所する場合には、速やかに市役所子育て支援課または保育所へ連絡
のうえ、所定の手続きをお願いいたします。
(3)慣れ保育
新入所児童は、入所当初は環境が変わるため、心身の健康状態を考慮して、保育を始め、
徐々に保育時間を延長し、一日保育へ移行していきます。
(4)保育期間
育児休業期間中に入所が決まった場合、入所月の翌月1日(4月入所は5月上旬)までに
復職する必要があります。
(5)入所後の育児休業について
育児休業開始時に保育所に入所している場合、原則、育休開始から1年を経過する日の月
末まで、継続入所は可能です。詳細については、子育て支援課までお問い合わせください。
※自宅と保育所との送迎ではありません。
保護者の労働時間、その他家庭の状況等により、延長保育を行っている保育所(南川崎保
育所、八潮ひまわり保育園、しおどめ保育園八潮駅北、認定こども園しおどめの森)の開所
時間内において、送迎が困難な保護者の代わりに、送迎バスを利用して、駅前保育所との間
の送迎を行います。
月曜日から金曜日までの平日に実施しており、1日あたりの利用料金は400円となりま
す。駅前保育所での事前登録が必要となります。
利用方法につきましては、P.24をご覧ください。
(6)送迎保育
(7)一時保育・休日保育
保護者の勤労形態、疾病、入院、その他家庭の状況等により、緊急、または一時的に保育
ができない場合、駅前保育所、けやきの森保育園やしお、八潮かえで保育園でお子さんをお
預かりします。
市内に住所を有し、集団保育が可能な、満1歳以上(けやきの森保育園やしおは4月1日
現在で満1才)の児童が対象となります。
※利用の場合は各保育所で事前登録が必要となります。
(8)障がい児保育
公設公営の保育所では、保育所への入所基準に該当する児童のうち、障がいの程度が軽度
から中程度で、集団保育が可能な児童の受け入れを行っております。
(9)他の市区町村の保育所等の申請
市外への転出予定などの特別な理由により、他の市区町村の保育所や認定こども園などの
施設を希望される場合には、受付期間が異なりますので、至急子育て支援課までお問い合わ
せください。