OB、保護者、関係者の皆様へ 2015 シーズン公式戦全日程終了について 朝夕の寒気が身にしみるころとなりましたが、皆様にはますますご清栄の事とお喜び申し上げます。 常日頃より、東京学芸大学蹴球部の活動に多大なるご支援、ご声援いただきまして誠にありがとうございま す。 11月14日(土)に開催されました、関東大学リーグ2部、第22節、朝鮮大学戦を持ちまして、今シーズンの 全ての公式戦を終了しましたことを、ここにご報告申し上げます。 各カテゴリーの結果は、以下の通りです。 <A チーム> 関東リーグ 8勝10敗4分け(6位) <U22A> グループリーグ 12勝2敗1分け(2位、1部昇格) 2位リーグ 1敗1分け(3位) <U22B> グループリーグ 1勝10敗4分け(16位) 16位リーグ 1敗1分け(3位) まずは皆様のご支援により、今シーズン無事に活動を終了できたこと、厚く御礼申し上げます。 A チームに関しましては、昇格を目標に戦ってきましたが、厳しい現実を突きつけられた結果になってしまい ました。特に後期リーグ半ばで昇降格の可能性が無くなってしまい、難しい状況でのゲームが続きました。環境 や状況に切迫感が無くなったことは、逆に内面のタフさが求められる状況だったと思います。東京学芸大学蹴 球部は関東大学リーグに30年以上在籍していることになりますが、実はこのような状況は余り多くありません。 良いシーズンであれば昇格、インカレ出場枠、悪いシーズンであれば残留など、終盤まで必然的に結果を求め られる環境に置かれたことが多かったと思います。選手は必死になって戦いましたが、一瞬の判断に甘さがあ ったことは否めません。モチベーションを環境が作ってくれるのではなく、自ら作り出しながら底力を出し、それ を継続していくことは、どのような場面でも非常に難しいことだとは思います。今後の大きな課題のひとつでしょ う。チームがステップアップするための明確な課題を提示されたような気がします。 I リーグチームにおいては、特に U22A が結果を残してくれました。来シーズンに続く良い環境を整えてくれた 意味は大きいと思います。また2チーム参加することによって、多くの選手がゲームに出場し、尚且つ運営に関 しても協力しながら、皆で支え合うことを経験できたことは、非常に大きな成果でした。強化だけではない、学芸 大らしさをチームで表現できたのではないかと思います。 最後のゲームは勝利できて安堵しています。チームが良い方向を向いて終われたこと、部員はもとより、応 援していただいた方々の笑顔を見ることができたこと、大変嬉しく思います。これでチームは解散しますが、新 チームでの活動、また蹴球部としての活動はまだ残っております。きちんとバトンを渡せるように移行したいと 思います。学芸大らしさの追求に終わりはありません。 簡単ですが、まずはご報告まで。 2015年11月 18日 檜山 康
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