八街市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定方針１．趣旨日本の急速な少子化・高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、まち・ひと・しごと創生法（平成２６年１１月２８日公布）が制定された。また、国においては、２０６０年を視野に入れた中期展望としての「長期ビジョン」及び２０２０年の成果指標を含む５か年の基本目標である「総合戦略」が閣議決定（平成２６年１２月２７日付け）された。地方においては、国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を勘案しながら、地方版「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定する必要がある。本市における人口は、平成１７年１０月の国勢調査をピークに減少に転じ、ここ数年では、人口減少幅が増加しており、さらなる少子高齢化の進展が予想され、人口減少の克服、少子化及び子育て支援施策、地域経済の発展や活力ある地域社会の形成などが課題となっている。そこで、本市では、まち・ひと・しごと創生法に基づき、国及び千葉県が策定するまち・ひと・しごと創生総合戦略を勘案しながら、市の実情を踏まえ、人口、経済、地域社会の課題に一体的に取り組むため、八街市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定する。２．策定内容（１）八街市地方人口ビジョン市の人口の現状と将来の姿を示し、人口問題に関する基本認識の共有を図り、取り組むべき将来の方向を示す長期的な人口ビジョンを策定する。（２）八街市まち・ひと・しごと創生総合戦略八街市地方人口ビジョンを踏まえ、将来にわたって活力ある地域を維持するため、市民が潤いのある豊かな生活を安心して営むことのできる地域社会の形成、地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保及び魅力ある多様な就業機会の創出を一体的に推進するための計画として策定する。３．対象期間（１）八街市地方人口ビジョン２０６０年まで（２）八街市まち・ひと・しごと創生総合戦略２０１５年度から２０１９年度まで -1- ４．重点項目事項（１）安定した雇用の創出、魅力ある就業機会の拡大（２）若い世代の移住・定住の促進（３）若い世代が安心して結婚・出産・子育てができる環境づくり（４）時代にあった地域をつくり、安心なくらしを守る５．策定体制別紙１による。６．策定期間平成２７年１２月まで別紙２による。７．その他（１）策定にあたっては、八街市総合計画との整合を図る。（２）八街市まち・ひと・しごと創生総合戦略は、ＰＤＣＡサイクルに基づき、実施した施策や事業の効果を検証の上、必要に応じて総合戦略を改定する。 -2-