STN 新旧プラットフォームの相違点 2015 年 11 月

STN 新旧プラットフォームの相違点
(CAplus ファイル/REGISTRY ファイル/構造作図)
2015 年 12 月
*** 目 次 ***
◆ CAplus ファイルの相 違 点 ......................................................................................................................... 1
基 本 索 引 の検 索 ...................................................................................................................................... 2
トランケーション記 号 ................................................................................................................................ 2
近 接 演 算 子 ............................................................................................................................................... 3
所 属 機 関 名 の検 索 .................................................................................................................................. 4
著 者 名 の検 索 ........................................................................................................................................... 4
発 行 年 ・発 行 日 の検 索 ........................................................................................................................... 4
REGISTRY から CAplus へのクロスオーバー検 索 .......................................................................... 5
CAS ロールの検 索 .................................................................................................................................. 5
接 尾 辞 (/P など) の検 索 ..................................................................................................................... 6
CAplus から REGISTRY へのクロスオーバー検 索 .......................................................................... 6
特 許 情 報 の検 索 ...................................................................................................................................... 7
特 許 分 類 の検 索 ...................................................................................................................................... 7
◆ REGISTRY ファイルの相 違 点 ................................................................................................................... 9
基 本 索 引 の検 索 .................................................................................................................................... 10
CAS 登 録 番 号 の検 索 .......................................................................................................................... 10
化 学 物 質 名 称 の検 索 ........................................................................................................................... 10
分 子 式 の検 索 ......................................................................................................................................... 11
分 子 式 関 連 の検 索 ................................................................................................................................ 11
化 学 物 質 名 称 ・CAS 登 録 番 号 の抽 出 ............................................................................................. 12
環 系 データ,物 性 情 報 ,ポリマー,配 列 検 索 .................................................................................... 13
構 造 検 索 ................................................................................................................................................. 13
◆ 構 造 作 図 の相 違 点 ................................................................................................................................... 15
作 図 機 能 の違 い ..................................................................................................................................... 16
構 造 検 索 機 能 の違 い ............................................................................................................................ 19
STN 新旧プラットフォーム
~ CAplus ファイルの相違点 ~
STN 新 プラットフォームの CAplus ファイルは,Classic STN の CAplus ファイルと同 様 の検 索 がで
きます.しかし,検 索 フィールドや検 索 対 象 などが異 なる場 合 があります.
この資 料 では,CAplus ファイルでよく使 われる検 索 を中 心 に,STN 新 プラットフォームにおける検 索
の違いについて紹 介 します.
p.2~3
p.4
p.5~6
p.7
・基 本 索 引 の検 索
・所 属 機 関 名 の検 索
・クロスオーバー検 索
・特 許 情 報 の検 索
・トランケーション記 号
・著 者 名 の検 索
・CAS ロールの検 索
・特 許 分 類 の検 索
・近 接 演 算 子
・発 行 年 ・発 行 日 の検 索
・接 尾 辞 (/P など) の検 索
CAplus ファイル概要
・ CAplus ファイルは,化 学 および周 辺 分 野 の文 献 ・特 許 情 報 を収 録 するデータベースです.
収録 内 容
内容
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
書誌情報
○
○
抄録
○
○
索引
○
○
その他 の情 報 (引 用 ・被 引 用 情 報 など)
○
×
収録 期 間
・ 1907 年 以 降 (ただし 1906 年 以 前 の 180,000 件 以 上 のレコードも収 録 )
更新 頻 度
・ 毎日
特長
・ 統 制 語 による索 引 が人 手 で付 与 されており,特 に化 学 物 質 に関 する文 献 が的 確 かつ
容 易 に検 索 できます.
・ 世 界 中 の特 許 ・非 特 許 文 献 をまとめて英 語 で検 索 できます.
・ 特 許 レコードは発 明 単 位 の構 成で,対 応 特 許 の確 認 も容 易 です.
1
基本索引の検索
基 本 索 引 の検 索 は Classic STN と同 じです.検 索 フィールドなし, または /BI フィールド
で検索できます.
・
入力例
内容
VACCINE (ワクチン)
の検 索
FUEL CELL (燃 料 電 池 ) の検 索
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
=> S VACCINE
VACCINE
=> S FUEL CELL
FUEL CELL
S (SEARCH)
コマンドは不 要
- 基 本 索 引 には,標 題 (/TI),抄 録 (/AB),補 遺 語 (/ST),索 引 (/IT) が含 まれます.
トランケーション記号
トランケーション記号の ? は,* (アスタリスク) に変 更されました.
内容
・
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
何 文 字 でもよい (0 以 上 の文 字 列 )
?
*
1 文 字 またはなし (0 または 1 文 字 )
#
#
ちょうど 1 文 字
!
!
入力例
入力例
ヒットターム
MICROELEC*
microelectromechanical
*MICROELECTRONIC
submicroelectronic
*MICROELEC*
ultramicroelectrodes
MICRO*ELEC*
micronanoelectronic
* ターム内 でも利 用 できます
*POL*
extrapolation
* 語 幹 が短 くても利 用 できます
2
近接演算子
(L) 演算 子 は,(U) 演 算子 に変 更 されました.
内容
STN
Classic STN
新 プラットフォーム
同 一 ターム中 に左 右 の検 索 語 が存 在 する
(T)
対 応 なし *
入 力 した順 序 で左 右 の検 索 語 が存 在 する
(W)
(W)
入 力 順 序 に関 係 なく左 右 の検 索 語 が存 在 する
(A)
(A)
同 一 センテンス中 に左 右 の検 索 語 が存 在 する
(S)
(S)
同 一 情 報 単 位 中 に左 右 の検 索 語 が存 在 する
(L)
(U)
* ターム内 にトランケーション記 号 * を入 れる (前 ページ参 照 ),あるいは (A) 演 算 子 (下 記 参 照 ) で
同 等 の検 索 ができます.
- (U) 演 算 子 : STN 新 プラットフォームでは (L) 演 算 子 ではなく (U) 演 算 子 を使います.
- (A) 演 算 子 : トランケーション記 号 * と共 に (A) 演 算 子 を使 うと,同 一 ターム中 に左 右 の
検 索 語 が存 在 するタームも検 索 されるようになりました.
検索式
Classic STN
ヒットターム
=> S TETRA? (A) ?AMMONIUM
tetraethyl
ammonium
butylammonium
tetraethyl
STN 新 プラット
ammonium
butylammonium
TETRA* (A) *AMMONIUM
フォーム
tetrafluoroborate
tetrafluoroborate
tetraethylammonium
(同 一 ターム中 )
基本 索 引 (TI, AB, ST, IT) における演算 子の範囲
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
AND
AND
(S)(L)
TI
AB
(S)
(S)(U)
TI
AB
(S)
.
(L)
ST
(S)
;
(U)
(L)
ST
IT
IT
.
(S)(U)
;
AND
IT
IT
(S)(L)
3
(S)(U)
所属機関名の検索
/COMPANY フィールドが新 設 されました.網 羅 的 な所 属 機 関 名 の検 索 には,/COMPANY
フィールドをお使いください.
内容
Classic STN
所 属 機 関 名 ・特 許 出 願 人
STN 新 プラットフォーム
/CS
/COMPANY
-
/CS
/PA
/PA
所 属 機 関 名 (非 特 許 文 献 )
特 許 出 願 人 (特 許 )
/CS, /PA を
含 みます
- STN 新 プラットフォームの /CS フィールドは,検 索 対 象 に特 許 レコードが含 まれないため,
非 特 許 文 献 のみが回 答 になります.
著者名の検索
/PERSON フィールドが新 設 されました.網 羅 的 な著 者 名 の検 索 には,/PERSON フィール
ドをお使いください.
内容
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
著 者 名 ・発 明 者 名 ・編 集 者
/AU
著 者 名 (非 特 許 文 献 )
-
/AU
/IN
/IN
発 明 者 名 (特 許 )
編集者
/PERSON
-
/AU, /IN,
/EDTR を含 みます
/EDTR
- STN 新 プラットフォームの /AU フィールドは,検 索 対 象 に特 許 レコードが含 まれないため,
非 特 許 文 献 のみが回 答 になります.
発行年・発行日の検索
発行 年・発 行日 (ベーシック) の検索 対 象が変更されました.
・
検索対象
内容
検 索 フィールド
発行年
/PY
発行日
/PD
発 行 年 (ベーシック)
/PY.B
発 行 日 (ベーシック)
/PD.B
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
全 レコード
全 レコード *
全 レコード
特 許 レコードのみ
* 現 在 ,Ahead-of-print は含 まれません.
4
REGISTRY から CAplus へのクロスオーバー検索
REGISTRY の回答を CAplus にクロスオーバーするには,REFX コマンド,あるいは Get
References ボタンを使 います.
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
=> FILE REGISTRY
データベース選 択 : CAplus,REGISTRY
=> S 50-00-0
L1
50-00-0/RN
L1
=> FILE CAPLUS
=> S L1
L2
(方 法 2)
(方 法 1)
REFX L1
L2
をクリック
CAS ロールの検索
CAS ロールの検 索 は REGISTRY から CAplus へのクロスオーバー時 に指 定 する方 法 と,
CAplus でダイレクトに指定する方 法があります.
■ REGISTRY から CAplus へのクロスオーバー時 に指 定
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
=> FILE REGISTRY
データベース選 択 : CAplus,REGISTRY
=> S 50-00-0
L1
50-00-0/RN
L1
=> FILE CAPLUS
=> S L1/ANST
L2
(方 法 1)
(REFX L1) (U) ANST/RL
L2
(方 法 2)
をクリック
( ) を
忘 れずに
をクリック
■ CAplus でダイレクトに指 定
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
=> FILE CAPLUS
データベース選 択 : CAplus
=> S 50-00-0/IT (L) BIOL/RL
L1
50-00-0/IT (U) BIOL/RL
L1
(=> S 50-00-0 (L) BIOL/RL )
(50-00-0 (U) BIOL/RL は実 行 不 可 )
5
CAS ロール
にチェック
接尾辞 (/P など) の検索
接尾 辞 (/P など) の検 索は,CAplus でダイレクトに行います.
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
=> FILE REGISTRY
=> S 50-00-0
L1
合 成 文 献 を検 索
合 成 文 献 を検 索
=> FILE CAPLUS
データベース選 択 : CAplus
=> S L1/P
L2
(50-00-0P OR 50-00-0DP)/IT
L2
非 特 定 誘 導 体 を検 索
非 特 定 誘 導 体 を検 索
=> S L1/D
L3
(50-00-0D OR 50-00-0DP)/IT
L3
非 特 定 誘 導 体 のみ索 引 された文 献 を除 く検 索
非 特 定 誘 導 体 のみ索 引 された文 献 を除 く検 索
=> S L1/RN
L4
50-00-0/IT (NOTU) (50-00-0D OR 50-00-0DP)/IT
合成文献検索
CAplus から REGISTRY へのクロスオーバー検索
CAplus のレコードに索引された物質を REGISTRY で確認する場 合は,SUBX コマンド,
あるいは Get Substances ボタンを使います.
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
(SELECT コマンドを利 用 した例 )
=> FILE CAplus
データベース選 択 : CAplus,REGISTRY
=> S JP2014003152/PN
L1
JP2014003152/PN
L1
=> SEL L1 RN
E1 THROUGH E10 ASSIGNED
=> FILE REGISTRY
(方 法 1)
=> S E1-E10
L2
SUBX L1
L2
6
(方 法 2)
をクリック
特許情報の検索
特許 関 連フィールドを組 み合わせた検索は,すべて (U) 演算 子になりました.
Classic STN
/PC
/PC
STN 新 プラットフォーム
/PRY
/AY
/PY
/PRC
/PK /AC
(/PRD)
(/AD)
(/PD)
(P)
/PY
(/PD)
/PC
-
(L)
(L)
(L)
(L)
/PC
(S)
(L)
(L)
(L)
(L)
/PY
(/PD)
(L)
(L)
(L)
(L)
/PK
(S)
(L)
(L)
/AC
(L)
(L)
/AY
(/AD)
(S)
/PRC
/PK
/AC
/AY
(/AD)
/PRC
(U)
/PRY
(/PRD)
/PRY
(/PRD)
・
/PRY
/AY
/PY
/PRC
/PK /AC
(/PRD)
(/AD)
(/PD)
入力例
内容
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
2002 年 発 行 の日 本 登 録 特 許
2002/PY (S) JPB2/PK
2002/PY (U) JPB2/PK
2002 年 発 行 の日 本 特 許
2002/PY (P) JP/PC
2002/PY (U) JP/PC
優 先 権 主 張 国 が日 本 である米 国 特 許
JP/PRC (L) US/PC
JP/PRC (U) US/PC
特許分類の検索
特 許 分 類 の検 索 は,Classic STN とほぼ同 じです.サブグループを含 めた検 索 の入 力 方 法
のみ異なります.
内容
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
D の下 位 を含 めて検 索
=> S D?/IPC
D*/IPC
D21 の下 位 も含 めて検 索
=> S D21!/IPC
D21!/IPC
D21C の下 位 も含 めて検 索
=> S D21C/IPC
D21C/IPC
D21C9 の下 位 も含 めて検 索
=> S D21C0009/IPC
D21C0009/IPC
D21C9/10 の 下 位 も 含 め て
検索
=> S D21C0009-10+NT
実行不可
D21C0009-10 から 16 を
範囲検索
=> S D21C0009-10-D21C0009-16/IPC
実行不可
D21C9/10 を検 索
=> S D21C0009-10/IPC
D21C0009/10/IPC
D21C9 のうち 1 で始 まる
サブグループをすべて検 索
=> S D21C0009-1?/IPC
D21C0009/1*/IPC
* EXPLORE THESAURUS を利 用 して IPC を検 索 することもできます.
7
8
STN 新旧プラットフォーム
~ REGISTRY ファイルの相違点 ~
STN 新 プラットフォームの REGISTRY ファイルは,Classic STN の REGISTRY ファイルと同 様 の
検 索 ができます.しかし,検 索 フィールドや検 索 対 象 などが異 なる場 合 があります.
この資 料 では,REGISTRY ファイルでよく使われる検 索 を中 心 に,STN 新 プラットフォームにおける検
索 の違 いについて紹 介 します.
p.10
p.11
p.12
p.13
・基 本 索 引 の検 索
・分 子 式 の検 索
・化 学 物 質 名 称 ,CAS 登 録
・環 系 データ検 索
番 号 の抽 出
・CAS 登 録 番 号 の検 索
・物 性 情 報 検 索
・ポリマー検 索
・分 子 式 関 連 の検 索
・配 列 検 索
・構 造 検 索
・化 学 物 質 名 称 の検 索
REGISTRY ファイル概 要
・ 化 学 物 質 および核 酸 ・タンパク質 の情 報 を収 録 するデータベースです.化 学 物 質 には,
CAS 登 録 番 号 という個 々の化 学 物 質 に固 有 の識 別 番 号 が付 与 されています.
収録 内 容
内容
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
物質同定情報
○
○
CAplus の文 献 数 ,スーパーロール,資 料 種 類
○
○
物 性 情 報 (実 測 ・予 想 物 性 値 )
○
p.13 参 照
収録 期 間
・ 1800 年 代 初 頭
更新 頻 度
・ 毎日
特長
・ 有 機 化 合 物 ,無 機 化 合 物 ,タンパク質 ,核 酸 ,ポリマー,配 位 化 合 物 ,有 機 金 属 化 合 物 ,
金 属 ,合 金 ,鉱 物 ,元 素 などを含 むあらゆる種 類 の化 学 物 質 を収 録 しています.
・ Chemical Abstract (CAplus ファイル) をはじめとする様 々な出 典 から,化 学 物 質 を
収 録 しています.
9
基本索引の検索
REGISTRY ファイルの基 本 索 引 はなくなりました.必 ずフィールドコードを付 けて,検 索 してく
ださい.
内容
基本索引
(検 索 フィールドなし
または /BI)
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
CAS 登 録 番 号 (/RN)
=> S 50-00-0
50-00-0/RN
部分名
=> S CHLORO
*CHLORO*/CN
成分分子式
=> S C4H11NO2
C4H11NO2/CMF
CAS 登録番号の検索
CAS 登録 番号は /RN フィールドで検 索します.
内容
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
検 索 フィールドなし,または /BI
CAS 登 録 番 号
/RN
/RN
成 分 CAS 登 録 番 号
/CRN
/CRN
化学物質名称の検索
化学 物 質の完全 名 称は /CN フィールドで,化学 物 質 名 称の自 然セグメントは /CNS
フィールドで検索します.
内容
Classic STN
完全名称
/CN
/CN
部分名称
検 索 フィールドなし,
または /BI
*BUTANEDIOIC*/CN
(*QUINOL*(U)*FURAN*)/CNS
/CNS
/CNS
自 然 セグメント
・
STN 新 プラットフォーム
入力例
内容
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
BENZOIC ACID で始 まる名 称
=> S BENZOIC ACID?/CN
BENZOIC ACID*/CN
BUTANEDIOIC~を含 む名 称
=> S BUTANEDIOIC?
*BUTANEDIOIC*/CN
~MYCIN~を含 む名 称
=> S ?MYCIN?/CNS
*MYCIN*/CN
ISO~FURAN を含 む名 称
=> S (ISO?(T)?FURAN?)/CNS
*ISO*FURAN*/CN
同 一 名 称 中 に限 定
=> S (?QUINOL?(L)?FURAN?)/CNS
(*QUINOL*(U)*FURAN*)/CNS
10
分子式の検索
成分 分 子 式 は,新 設の /CMF フィールドで検索します.
内容
Classic STN
分子式
成分分子式
STN 新 プラットフォーム
/MF
/MF
検 索 フィールドなし,
または /BI
/CMF
分子式関連の検索
元素 種 (/ELS) は,元素数 も含 めて検索できるようになりました.
内容
元素種
特定元素数
・
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
/ELS
/ELS
/元 素 記 号
入力例
内容
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
Cl を含 む物 質
=> S L# AND CL/ELS
L# AND CL/ELS
Cl を 5 個 含 む物 質
=> S L# AND 5/CL
L# AND 5CL/ELS
Cl を 5-10 個 含 む物 質
=> S L# AND 5-10/CL
L# AND 5-10CL/ELS
Cl を 5 個 以 上 含 む物 質
=> S L# AND 5<=CL
L# AND 5-CL/ELS
- /ELS の登 録 単 位 は成 分 です.多 成 分 物 質 の場 合 は,各 成 分 が対 象 となります.
11
新 設 された
フィールドです
化学物質名称・CAS 登録番号の抽出
REGISTRY の 回 答 か ら CAS 登 録 番 号 や 化 学 物 質 名 称 を 抽 出 す る に は , Create Term
List を使います.
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
=> FILE REGISTRY
データベース選 択 : REGISTRY
=> S 768-94-5
L1
768-94-5/RN
L1
=> SEL CHEM
E1 THROUGH E15 ASSIGNED
Create Term List
アイコンをクリック
Advanced から RN と CN を選 択 し,
をクリック
Q# (Q 番 号 ) が付 与 される
・
=> FILE MEDLINE
データベース選 択 : MEDLINE
=> S E1-E15/BI
Q#/BI
抽 出 した CAS 登 録 番 号 や化 学 物 質 名 称 の確 認
Classic STN
=> D
E1
E2
:
E13
E14
E15
STN 新 プラットフォーム
SEL
1
(ADAMANTAN-1-YL)AMINE/BI
1
ADAMANTAMINE/BI
1
1
1
Manage Term List
アイコンをクリック
該 当 する Q# のプルダウンをクリックし,
View Terms を選 択 する
1-AMINOADAMANTANE/BI
744952-70-3/BI
768-94-5/BI
12
環系データ,物性情報,ポリマー,配列検索
現在,一 部 データの収 録・検索 機 能に違いがあります.
Classic STN
内容
環系
データ
最 小 環 の数 (/NRRS, /NR, /CNR)
環 系 の数 (/NRS, /CNRS)
表 示 ・検 索
表示
○
×
検索
○
その他
×
・実 測 物 性 値
物性
情報
STN 新 プラットフォーム
○
・スペクトルデータ (グラフィック)
○
・参 照 文 献 タグ (ETAG)
・予 想 物 性 値
×
×
×
○
ポリマー
○
○
*1
配列情報
○
○
×
*1 現 在 ,POLYLINK コマンドは利 用 できません.
構造検索
詳しくは,次 項 「STN 新旧プラットフォーム 構 造作 図の相 違点」 をご覧ください.
・
主 な違い
内容
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
EXA, FAM, CSS, SSS
EXA, FAM, CSS, SSS
SET EXT ON,スクリーンコマンド
(SCREEN) の使 用
○
×
バッチ,サブセット,RANGE 検 索
○
*1
構 造 質 問 式 同 士 のブール演 算
○
○
検 索 タイプ
*1 STN 新 プラットフォームは構 造 検 索 のシステム制 限 がないため,これらの検 索 は不 要
・
システム制 限
内容
Classic STN
サンプル検 索 のヒット件 数
フルファイル検 索 のヒット件 数
(オンライン)
50
6,000,000
13
STN 新 プラットフォーム
制 限 なし
14
STN 新旧プラットフォーム
~ 構造作図の相違点 ~
■ STN 新 プラットフォームの構 造 作 図 画 面 は,Classic STN (STN Express や STN on the Web)
の構 造 作 図 画 面 によく似 ており,使 用 できる可 変 原 子 やショートカット,可 変 置 換 位 置 や R グル
ープなどの作 図 機 能 ,構 造 質 問 式 の各 種 属 性 の指 定 も従 来 と同 等 です.
しかし,いくつかのツールが追 加 されると同 時 に,各 ツールの操 作 性 が見 直 され,細 かい部 分 で
は異なっている箇 所 があります.
この資 料 では,新 旧 プラットフォームの構 造 作 図 および検 索 機 能 を比 較 し,表 にまとめました.
【STN 新 プラットフォームの構 造 作 図 画 面 】
■ 次 ページ以 降 の表 記 について
・ 表中の
(水 色 の網 掛 け) は,新 旧 プラットフォームで違 いがある項 目 です.
・ 表 中 での「○」「×」の記 号 は,以 下 の意 味 で用 いています.
○: 機 能 を利 用 できる,検 索 でヒットする
×: 機 能 を利 用 できない,検 索でヒットしない
■ STN 新 プラットフォームの構 造 作 図 についての詳 細 は,「構 造 作 図 ガイド」をご覧 ください.
http://www.jaici.or.jp/newstn/pdf/structure.pdf
15
作図機能の違い
項目
Classic STN
原 子 の指 定
「除 く」 の指 定 は
Classic STN のみ
可 変 原 子 の指 定
「ダミーノード」,
「除 く」 の指 定 は
Classic STN
のみ
ショートカットの指 定
結 合 の指 定
16
STN 新 プラットフォーム
項目
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
環 の作 図
構 造 テンプレート
Lock Rings ツール
環 の孤 立 の指 定
環 の縮 合 を禁 止 し,孤 立 させるため
に使 用 します.また,鎖 が環 の一 部
になることを禁 止 することもできます.
指 定 した結 合 は,線 が太 くなります.
Lock Atoms ツール
無 置 換 の指 定
×
特 定 のノードへの置 換 基 の追 加 を
禁 止 するために使 用 します.指 定
したノードは,四 角 く囲 まれます.
繰 り返しグループ
○ (0-20)
○ (0-20)
可変置換位置
○
○
元素数
○
○
結合非水素数
○
○
ChemDraw, ISIS/Draw
からのコピーペースト
×
×
SMILES, InChI, CAS 登
録 番 号 からの作 図
×
○
キーボードショートカット
×
○
.str,.cxf
.cxf,.mol
○
×
保 存 ファイル形 式
コマンドでの作 図 /修 正
17
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
G グループの数
項目
20
20
G グループに含
めることができる
値の数
20
20
G グループの定
義 に G グルー
プを含 める
○
○
複数箇所指定可能
1 つの構 造 につき 1 箇 所
(作 図 例 )
G グ ルー プ R グ ルー プ
1 つのフラグメ
ントに指定でき
る結 合 点 の数
(
保 存 時 に向 きを指 定
作 図 時 に向 きを指 定
(作 図 例 )
)
結合点が 2 つ
あるフラグメント
の作 図
保存時
と □ でフラグメントの
向 きを指 定 する
●
ノード
の
属性
デフォールト
結合
の
属性
デフォールト
鎖 上 のノード:「鎖」
環 上 のノード:「環」
指定可能な属性
備考
鎖 ,環 ,環/鎖
ノード属 性 を変 更 しても,そのノードに係 わる結 合 の属 性 は影 響 されない
鎖 上 の結 合 :「鎖」
環 上 の結 合 :「環」
指定可能な属性
備考
鎖 ,環 ,環/鎖
結 合 の属 性 を変 更 すると,その結 合 の両 端 のノードの属 性 も変 更 される
飽和度
飽 和 ,不 飽 和 ,不 定
鎖 の種 類
一般式
ヘテロ原 子 の数
属性
環 系 の種 類
直 鎖 ,分 岐 ,不 定
ちょうど 1,2 以 上,不 定
単 環 ,多 環 ,不 定
炭素原子数
7 未 満 ,7 以 上 ,不 定
18
構造検索機能の違い
構造検索機能
項目
Classic STN
STN 新 プラットフォーム
EXA, FAM, CSS, SSS
EXA, FAM, CSS, SSS
SAM
FUL
SET EXT ON
○
×
スクリーンコマンド
(SCREEN) の使 用
○
×
バッチ検 索
○
× (*1)
サブセット検 索
○
× (*1)
RANGE 検 索
○
× (*1)
構造質問式同士の
ブール演 算
○
○
検 索 タイプ
デフォールトの検 索 範 囲
*1 STN 新 プラットフォームは構 造 検 索 のシステム制 限 がないため,バッチ検 索 ,サブセット検 索 ,
RANGE 検 索 は不 要 .
システム制限
項目
Classic STN
サンプル検 索 のヒット件 数
フルファイル検 索 のヒット件 数
(オンライン)
50
6,000,000
19
STN 新 プラットフォーム
制 限 なし
複数の構造質問式を利用した検索
別 々に作 図 して AND 演 算
A
同 一 画 面 中 に離 して作 図
A
B
B
Classic STN
New STN
Classic STN
New STN
○
○
×
○
○
○
○
○
○
○
×
×
A,B が別 成 分 に分 かれて存 在
CM
CM
1
2
A,B が同 一 成 分 中 に
独 立 して存 在
A,B が重 複 して存 在
20