公益社団法人日本プロサッカーリーグ チェアマン 村井 満(むらい みつる) 本 講 座 は 、Jリーグ が 将 来 の プ ロ ス ポ ー ツビジ ネス の 経 営 を 担 う人 材 の 開 発 に 本 気 で 取り組 む 新 たな 試 み で ある、 「Jリーグヒュー マン キャピタル( J H C )」の 重 要 なファー ストス テップとして の プ ログ ラ ム で す 。受 講 者 に は 、本 講 座 を通じて 、立 命 館 大 学 が提 供 する「ビジネススクー ル 科 目 」と 「 スポーツビジネス科目」ではスポーツビジネスにおけるベ ーシックな講義が提供されるほか、Jリーグ による「 Jリーグ・Jクラブ 科 目 」に お い て 、Jリーグというプ ロス ポ ー ツの 実 際 の 現 場を最 大 限 活 用 して 企 画される実 践 的なプログラムが実 施されます 。 これ は 、サッカー 界 、スポーツ界 が 抱える様 々な課 題 の 検 証 、スポーツ関 係 者を前にしたプレゼン テーション 、試 合 会場での現場研修など多くのワークや課題が課されるタフなカリキュラムとなります 。 受 講 者 の 皆さまは 、志を同じくする仲 間 やコー ディネーター 、多くの ゲ ストから得 る実 践 的 な 学 び を 通じ て 、調 査し 、深く考 え 、対 話し 、来 る べ き次 のステップにむけ て 共 に 切 磋 琢 磨 することになるで しょう。 Mi t su ru M U R A I ご 挨 拶 Jリーグ・立命館 「JHC教育・研修コース」 立 命 館マネジメント講 座(基 礎 ) www.jhc-ritsumei.jp Jリーグ、Jクラブをはじめとするプロスポーツビジネスの世界で活躍することを目指す多くの優秀な 方が、この講座の 受 講を志 望されることを期 待して います 。 この立命館マネジメント講 座において皆さまにお目にか か れることを楽しみにして います 。 Toyo o mi NAGATA プ ロ ス ポ ー ツ 界 の 未 来 を 担 う 学校法人立命館 理事長 人 材 を 育 成 す る 長田 豊臣(ながた とよおみ) 「 知 識 基 盤 社 会 」と い わ れ る 2 1 世 紀 、め まぐ るしく変 貌 遂 げ る 社 会 に 生 きる 私 た ちには、常に お問い合わせ先 新 たな 知 識を 吸 収し、キャリアに 活 かし、磨き上 げ て いく「 生 涯 にわ たり学 び 続け て いく」力 が必 要 です 。これは、プロスポーツ界にとっても例 外ではありません。 Jリーグ・立命館 「JHC教育・研修コース」事務局 立 命 館 大 学は、学 問を広く勤 労 学 生のものとするために、1 9 0 0 年 、夜 学としてスタートして以 来 、 社 会 人 向 け の 教 育 プ ログラ ム の 充 実 を 進 め てきました 。現 在 、ス ポ ー ツ 健 康 科 学 部 や 経 営 学 部 、 M B A など の 教 育・研 究 拠 点 が 整 い 、2 0 2 0 年を 見 据 えた 中 期 計 画 では教 育 のグロー バ ル 化などと (立命館大学 社会連携部 社会連携課) TEL:075-813-8166/ FAX:075-813-8167/ E-mail:[email protected] 並び、 「 大 学 学 齢 期 以 外 を 対 象とした 教 育 の 本 格 展 開 」を 掲 げ 社 会 人 教 育 の 一 層 の 活 性 化を目指 しています。 この た び 、日本を代 表 す るプロスポ ー ツリーグで あるJリーグが2 0 年にわたり築き上げ た経 験と 知 恵の蓄 積と立 命 館 大 学の教 育・研 究リソースのコラボレーションが「 人 材 開 発 」という形で実 現しま した。これは同リーグの発 展のみならずスポーツを通じた社 会 全 体の豊かさへの貢 献につながる取り 組みであり、その期 待と責 務の大きさを感じています。 グローバ ル 化 、地 域との共 存 、経 営 、人 材 開 発といった様 々な課 題に直 面 するプロスポーツ界には 今 、マネジメントの 知 識を持ち、現 場 の「リアル 」を知り、イノベ ー ティブな視 点 でフロンティアを切り 拓く人 材が必 要です 。スポーツ界の未来を担う、皆さまの熱き挑戦を待っています。 開講 の 背 景 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と立命館大学は2014年5月に「業務提携に関する合意書」を締結しました。 当 講 座はその主要事業の一つである「人材育成」に関する取り組みで、Jリーグの人材育成構想「Jリーグヒューマンキャピタル (JHC)」ならびに立命館大学が目指す「社会人ニーズに対応した教育プログラムの充実」に基づくものです。 ■JFAハウス ■立命館東京キャンパス 1 3 本講座で育成する人材像 日本の プロスポ ー ツクラブの将 来を担うマネジメント人 材( 将 来 の 経 営 候補 者 ) 2 当 講 座 は「 立 命館マネジメント講座(基礎)」と「Jリーグ研修(実践)」で構成しています 。 1年次は「ビジネススクール科目」 「スポーツビジネス科目」 「Jリーグ・Jクラブ 科目」の3つ の 科目群から学ぶ 「 立 命館マネジメント講座(基礎)」を履修します。2年 次 は1年 次 修 了 後 に 、より高 度 で 実 践 的 な 知 識・経 験 の 修 得を希 望 する者から選抜を行い(若干名)、Jリーグと有期雇用の上、Jリーグや 各 Jクラブで 実 践 的な研 修を リーダーシップ論 ビジネススクール科目(立命館大学提供) ●ロジカルシンキング ●リーダーシップ論 ●コミュニケーション論 ●人事・組織戦略論 教育・研修コース スポーツビジネス科目(立命館大学提供) ●スポーツマーケティング論(スポーツビジネス論) ●スポーツファイナンス・アカウンティング Jリーグ・Jクラブ科目(立命館大学と連携し、Jリーグが提供) ●プロサッカークラブマネジメント論①(Jリーグ概論) ●プロサッカークラブマネジメント論②(ビジネス領域) ●プロサッカークラブマネジメント論③(スポーツ領域) Jリーグ研修(実践) キャリアデザイン リーグでのマネジメント業務 クラブでのマネジメント業務 2年次(実践研修) ( Jリーグ・各クラブでの有期雇用など) Jリーグ 契約期間中に個別に キャリア相談を行い、 スポーツ界に人材輩出 修了後:タレントマネジメント 担当教員:山浦 一保 (スポーツ健康科学部 准教授) 人事・組織戦略論 (文学部 教授) 担当教員:高橋 慶治 スポーツビジネス科目(立命館大学提供) 担当教員:奥村 陽一 Jリーグ・Jクラブ科目(立命館大学と連携し、Jリーグが提供) ビジネススクール科目、スポーツビジネス科目で得た知見をベースに、ケーススタディ、フィールドワーク(実地視察)、グループもしくは個人の プロジェクト(演習)等、実践的なカリキュラムを、多様な外部参画者(クラブ社長、GM、強化育成部長、当該業務担当者他)をゲスト、特任講師、 メンター(指導役)として招聘しながら、以下の3つの領域をテーマとして実施します。 プロサッカークラブマネジメント論①(Jリーグ概論) ∼Jリーグの理念、ガバナンス、組織、歴史等 ∼事業(マーケティング)、広報(ブランディング)、運営、ホームタウン、コーポレート (総務・経理・人材開発)等 Jクラブ クラブの責任企業 パートナーメディア 等 他競技団体 スポーツ業界外 (経営管理研究科 教授) スポーツクラブ(企業)を経営するにあたり、最低限必要なファイナンスの知識(資金繰り、利益獲得、自社の収益構造への認識、固定資産の 取得と減価償却など)を修得すると共に、事業経営者の視点をもって日頃の営業活動を行なう姿勢を養います。 プロサッカークラブマネジメント論②(ビジネス領域) Jリーグ(正規雇用) プロサッカークラブマネジメント論③(スポーツ領域) ∼強化・編成、契約、アカデミー(選手育成)等 学位授与なし。修了時に立命館大学とJリーグによる履修証明書を発行 対象者 プロスポーツビジネスに関心のある社会人 教 室 立命館東京キャンパスおよびJFAハウスほか 講座形態 社会人向け公開講座 開講期間 2015年5月∼2016年2月 日 時 平日<火・木曜日>夜間18:45∼21:45 (2コマ開講) ※不定期に土曜・日曜日に開講 ※夏期集中の開講、一部オンデマンド授業あり 講座数 91コマ 受講料 30万円(税別) 定 員 50名 担当教員:小沢 道紀 (スポーツ健康科学部 准教授) スポーツビジネスに おける新 規 事 業 の 創 出 に 向 け 、適 切 なビジネスマーケットの把握と市場予測の能力を養い、スポーツビジネスの概要を 捉えることを目的とします。 スポーツファイナンス・アカウンティング 社会人向け公開講座 (経営管理研究科 客員教授) 組 織を 運 営 す る た め に は 、収 入 を 増 やしていく必要がある一方で、将来の組織ビジョンを描いた上 で 投 資 を 続 け て い く必 要 が あります。 このような組織戦略上のバランスや課題を踏まえ、組織の将来像を構想していく力を修得します。 スポーツマーケティング論(スポーツビジネス論) 講座形態 担当教員:サトウタツヤ スポーツマネジメントでは、スポンサーやファン、選手やチームサポートスタッフといった多くの関係者とのコミュニケーションを必要とします。 ここでは、他者を理解し、双方向での意見交換を成立させていくためのベースとなる知識や方法について修得します。 立命館マネジメント講座(基礎) 1年次修了後 希望者から選抜 (若干名) (2015年度 経営管理研究科着任) スポーツビジネス全般およびクラブマネジメントにおけるリーダーシップの重要性と必要な資質について、ケーススタディやグループディス カッションを通じて知識を修得します。またハラスメントやダイバーシティなどに直面した際に必要な知識も修得します。 コミュニケーション論 1年次 ビジネスマネジメント (基礎) 担当教員:池田 吉成 論理思考力とも呼ばれ、他者を説得する際の基本となる思考法です。スポーツマネジメントの現場においては、特に目の前のタスクに集中する 傾向がありますが、ここでは論理的に視野をひろげて物事を捉え発信することにより組織や事業の変革を促すための知識を修得します。 行なう「Jリーグ研修(実践)」を通じて将来のキャリア デザインへとつなげていきます。 Jリーグ・立命館「JHC教育・研修コース」 募集概要(一年次) ビジネススクール科目(立命館大学提供) ロジカルシンキング 講座の流れと受講生のキャリアデザイン 4 科目紹介 5 スクールマスター・ファシリテーター JHC教育・研修コース スクールマスター 本間 浩輔 (ほんま こうすけ) Kosuke HONMA 立命館マネジメント講座(基礎) ファシリテーター 西野 努 JHC教育・研修コース スクールマスター 小沢 道紀 (にしの つとむ) (おざわ みちのり) Tsutomu NISHINO Michinori OZAWA ヤフー株式会社 執行役員 ピープル・デベロップメント統括本部長 株式会社オプト・スポーツ・インターナショナル 代表取締役 産業能率大学 客員教授 1968年生まれ/神奈川県出身 1992年 早稲田大学人間科学部卒 株式会社野村総合研究所入社 2000年 株式会社野村総合研究所退社 株式会社スポーツ・ナビゲーション (現ワイズ・スポーツ株式会社)取締役就任 2002年 買収に伴い、ヤフーグループ入り 2007年 「Yahoo!スポーツ」のプロデューサー就任 2009年 ビジネス開発部長就任 2012年 ヤフー株式会社 人事本部長就任 2014年 現職 福岡ソフトバンクホークス株式会社 取締役(社外) 1971年生まれ/奈良県出身 1992年 神戸大学経営学部卒業 1993年 浦和レッドダイヤモンズ加入 1998年 日本代表候補選出 2001年 現役引退 浦和レッドダイヤモンズ強化本部スカウト担当就任 2002年 2003年 リヴァプール大学 フットボール・インダストリーズ・コース入学 2004年 リヴァプール大学 フットボール・インダストリーズ・コース卒業(MBA取得) 浦和レッドダイヤモンズ事業部 パートナーシップ担当配属 株式会社オプト・スポーツ・インターナショナル設立 2006年 代表取締役就任 2007年 株式会社SEA Global 取締役就任 立命館大学スポーツ健康科学部 准教授 専門分野:経営学 学 位:修士(経営学) 1973年生まれ/千葉県出身 1997年 立命館大学経営学部卒業 2001年 立命館大学経営学研究科博士課程後期課程企業 経営専攻中途退学 2001年 立命館大学経営学部講師 2006年 立命館大学経営学部助教授 2010年 立命館大学スポーツ健康科学部准教授
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