本体解説図携帯電話接続コード携帯電話用遠隔制御装置出力端子台表示灯制御基板取扱説明書電源スイッチ TC711 電源端子製品仕様主要構成部品　4IC,6TR,他出力形式　DC12V300mA３回路電　源　DC12Vアダプター付属製品寸法　100×65×35㍉ (突起部含まず) 製品重量　約110g (本体のみ) (有)茨城電子技研〒300-0023 茨城県土浦市沖宿町726 TEL029(828)0711(代)FAX029(828)2177 http://www.ibaden.net　[email protected] 本製品は、予告なしに改良されることがありますはじめに・・・このたびは、携帯電話用遠隔制御装置「スーパー・マリオNet 1・2・3」をお買い求めいただきまして誠にありがとうございます。この装置は、遠隔地に設置された本装置に接続された携帯電話に電話を掛けてプッシュ・トーン信号を送ることにより他の機器を制御するための装置です。ご利用に際しましては、本書を良くご理解の上、末永くご愛用くださいますようお願いいたします。 ■　本装置の特徴・出力には３個のリレーを接続することができ、アイデアにより３種以上の動作を制御することが可能です。・装置が反応した場合にアンサーバック信号でお知らせします。・通話を切断しても最終命令を保持します。 ■ 警告／注意・防水構造ではありません。濡らさないでください。・携帯電話のバッテリー切れや感度不足に注意してください。・回線や電波状況等により正常に受信できないこともあります。・携帯電話への充電機能はありません。・アンサーバック信号は機器が動作したことを示すものではありません。・停電時には動作しません。 ■　製品の保証通常のご使用において製品に不具合が発生した場合は、お買い上げ後６ヶ月間は無料で修理をいたします。その後は、有償修理とさせていただきます。ただし、製品の受渡しに関する運賃送料等は、保証期間中も含めてすべてお客様のご負担となりますのでご了承ください。 ■　お願い本装置を使用した上でお客様が被った被害について当社がそれらを補填する類のものではありません。 ■　本装置の使用方法１　出力端子にリレー回路を接続してください。<裏面参照> ２　本体後部から出ている携帯電話接続コードの先端のプラグを携帯電話のイヤフォン端子に挿入してください。３　携帯電話の設定をしてください。<裏面参照> ４　付属のACアダプターを電源端子に挿入してください。５　電源スイッチを入れることで表示灯が点灯し、待機動作に入ります。６　設置後、接続した携帯電話宛に電話を掛けて自動応答(呼び出し音が停止)した後にプッシュ・トーン信号(1から3)<注★>を送出して本装置がアンサーバック信号(ポー音)を出し、対応するリレーが動作することを確認してください。なお、上記以外のトーン信号を送出するとすべてのリレーがリセットされます。 <注★>ダイヤル回線の時は「*」押してから操作してください。７　発信した側が電話を切ることで携帯電話の表示により通話が止まることを確認してください。リレー回路について本装置に接続できるリレーは３回路ともDC12Vコイル仕様で動作電流300mA以下のものとなります。動力の制御等、さらに大きなマグネットを使用する場合も上記リレーで一旦受けた出力をご使用ください。また、本装置に接続する各リレーのコイル端子には必ず逆起電力を吸収するダイオード(100V1A程度)を取り付けてください。ダイオードの極性を間違えると内部の電子部品を破損しますのでご注意ください。リレー3 ■各リレーのタイミング・チャート + ▼ ３リレー2 + リレー2 ▼ 出力端子台２リレー3 リレー1 4 電話を切る 1 ▼ 「」を押す「」を押す 3 電話を切る 2 「」を押す 1 ON 「」を押す＋ ON 「」を押すダイオード ON 電話を掛けて‥ + 電話を掛けて‥ １リレー1 ON 制御機器へ 1、2、3のリレーは、それぞれプッシュ・トーン信号の「1」、「2」、「3」の音を受信した時にONとなり、次のトーン信号受信するまで保持されます。上記以外の信号音を受信した場合は全てのリレーがOFFとなります。誤結線は故障の原因となります。ご不明の点がございましたら、お気軽にご相談ください。動作中に出力端子を短絡させると電子回路を破損しますのでご注意ください。携帯電話について ●使用できる携帯電話は、イヤフォンマイク機能(取扱い説明書に「イヤフォンマイクの使い方」が掲載されています)のある機種で平型のイヤフォンマイク端子が付いたもののみとなります。本装置に接続する携帯電話の設定方法 ●携帯電話の取扱い説明書の「イヤフォンマイクの使い方」をご覧ください。イヤフォン設定により、「マイク付き」を選択し、「オート(自動)着信」を「ON」に、「オート着信」の応答時間をご希望の秒数に設定してください。 ●間違い電話による誤作動を防ぐため、取扱説明書をご覧になって着信拒否の設定をしてください。「アドレス帳外」を選択すると携帯電話のアドレス帳に登録してある番号以外から掛かってきた電話の着信を防ぐことができます。 ●携帯電話の電波状態を確認し、最良の設置場所を探してください。 ●携帯電話のバッテリー残量には充分ご注意ください。充電器のコネクターを直接外部接続端子に接続しての常時充電をお勧めします。また、機種により節電設定を行ってください。お願い携帯電話は電波を利用しているため、中継局の状態や容量、通話の輻輳、トラクターの側近通過などによって正常に通信ができなくなることがありますのでお含みおき願います。