奥多摩むかし道 奥氷川神社 稲田姫命 ( くしなだひめのみこと )。境内の三本杉は 奥多摩駅 観光案内所 樹齢 650 年で鎌倉末期のもので、東京都で一番樹高があり、天然記念物に指定されている。 奥多摩ビジターセンター 交番 羽黒坂 古社羽黒三田神社の神門前の坂。木炭運びの人、馬、車が苦労した所。羽黒三田神社は、 奥氷川神社 羽黒権現 ( 祭神は倉稲魂命 ( うがのみたまのみこと )) と穴沢天神を祀り、平将門の子孫 という豪族三田氏が尊崇した神々。 槐木 ( さいかちぎ ) 保育園 羽黒三田神社 槐木 を登りつめた休み場として賑わった。光背形馬頭観音像が ある。槐はエンジュと読むが、サイカチに刺があることか ら、木の鬼に見立てた当て字のようだ。 消防署 羽黒坂 サイカチ ( マメ科 ) の巨樹があり、地名の由縁。羽黒坂 迷 411 区間概要 迷 411 小作商店 境渓谷キャンプ場 病院前 橋詰 境橋 不動の上滝 ル ネ ン 耳神様 弁慶の腕ぬき岩 至 御前山 医療が不自由な頃、耳垂れや耳痛のとき は、穴のあいた小石を見つけて供え、一心 に祈ったという。 弁慶の腕ぬき岩 腕が入るほどの穴のある自然石。弁慶が ぬいたものとして親しまれてきた。 地名 至 鋸山 ル 区間情報 奥多摩病院 桧村 迷 ネ トン 詰 橋 奥多摩駅 ∼ 奥多摩湖 距離:9.4km 所要時間:4 時間 笹平 境の清泉 迷 ル トンネ 梅久保 不動の上滝 411 白髭神社 惣岳トンネル 耳神様 いろは楓の巨樹 裏面へ続く 梅久保 白 ( はやすさのおのみこと ) とお妃の 井登屋 明治 32 年に、小河内と氷川間が、わりと平 坦な山腹を通る道に改修され、道のりも 10km に短縮、交易ルートが氷川へと変わりました。 以降、木炭の生産が飛躍的に増加しました。 この後も氷川への道は、たびたび改修され生 活の道となったのは大正から昭和初期に入って からです。 昭和 13 年、氷川~西久保間にダム建設資材 輸送専用として造られた道路が昭和 20 年に一 般道として開放され、現在の国道 411 号線にな りました。 ト 髭 奥多摩町役場 武蔵三氷川社の一つ奥社。祭神は八岐大蛇 ( ヤマタノオロチ ) を退治した速須佐之男命 「奥多摩むかし道」は、旧青梅街道と呼ばれていた道で、氷川から 小河内に達するまでの道です。 この街道は、小菅から大菩薩峠を越えて甲府に至る甲州裏街道で、 甲州街道より 8km ほど近道であったそうです。 現在の青梅街道は、柳沢峠を越えて塩山 ( 甲州市 ) に至る道で明治 11 年に開通しました。 昔、小河内の生活は、塩山との交易で支えられていました。大菩 薩峠の無人小屋で物々交換をしていましたが、一度も間違いはなかっ たそうです。 その後、小河内の物産は、氷川への厳しい山道 (14km) を避け、歩 きやすい五日市 (20km) に運ばれ、生活物資に変えられていました。 岫沢 ( くきざわ ) から風張峠に出て、浅間尾根を通り、本宿に下りて五 日市に向かう道を通りました。 N P 旧道下に不動尊が祀られてあることか ら、不動の上滝として行き交う人々に安ら ぎを与えてきた。落差約 7m。 白髭神社 都指定の白髭の大岩の側面に社殿がある。 祭神は塩土翁神 ( しおつちのおきなのかみ ) で、神武天皇に麗しき国大和をお勧めして ご案内した神。 目安標高 奥多摩駅 340m ↓ 1.2km(0:40) 槐木 ↓ 1.2km(0:30) 橋詰バス停 ↓ 1.7km(0:30) いろは楓の巨樹 ↓ 2.9km(0:50) 410m 360m 400m 西久保の切り替えし 450m 奥多摩湖 520m ↓ 2.4km(1:30) ( 一社 ) 奥多摩観光協会 東京都西多摩郡奥多摩町氷川 210 0428-83-2152 作成 : 平成 27 年 5 月 31 日 P 奥多摩むかし道 虫歯地蔵 歯医者がいなかった昔は、歯痛には 蔵様。 区間情報 った大豆を供えて、平癒を祈ったというお地 道路や旅人の守護神。石で象徴し、村境や峠・ 防ぐ神として信仰されてきた。 に座して、外から来る悪鬼邪心を 360m いろは楓の巨樹 400m 西久保の切り替えし 450m 奥多摩湖 530m ↓ 1.2km(0:30) 和 10 年に現本殿・覆舎を再建。 ↓ 1.7km(0:30) ↓ 2.9km(0:50) 縁結び地蔵尊 将来のよき伴侶との結縁成就を祈願したというお地蔵様。 青目立不動尊は修験法印 ( 山岳修行の最高位の験者 ) の奥平家で、不動明王を祀り、 馬の水のみ場 古民家の佇まいをもつ食事処です。奥多摩湖の眺めがよい場所にあります。 ここで馬を休ませ、馬方衆はたてば茶屋でいっぷく。一杯酒もあったとか。 悪魔退散、衆生済苦と村人を守護し、光明を与えてきました。 大島屋、しみず、ごーろの三軒があった。 牛頭 ( ごず ) 観音 青目立不動尊休処 水根 滝のり沢 P 旧道の難所にある観音様で、牛馬の通行の無事息災を祈った観音様。 ル 中山トンネ 中山 桃ヶ沢 桃ヶ沢トンネル 板小屋 411 板小屋トン ネル 惣岳トンネル 惣岳 梅久保 411 411 ル トンネ 梅久保 いろは楓の巨樹 厳道の馬頭様 しだくら吊橋 縁結び地蔵尊 馬の水のみ場 牛頭観音 虫歯地蔵 玉堂歌碑 道所吊橋 道祖神 小河内ダム 迷 奥多摩湖 西久保の切り替えし 大 麦 代 ト ン ネ ル 奥多摩湖 惣岳の不動尊 浅間神社 駐在所 水と緑のふれあい館 P > 水根沢キャンプ場 ↓ 2.4km(1:30) 裏 < 面へ続く 橋詰バス停 明治時代、水根の法印奥平家と惣岳の奥平家によって成田不動尊が観請され、昭 青目立不動尊休み処 411 410m に供養塔が増えていった。 緒豊かに描き、短歌もよくし、歌集も残している。昭和 32 年 84 歳で没。 340m 槐木 人ひとりが通れるほどの狭い旧道では、多くの馬が谷へ落ちたという。そのたび 川合玉堂 ( 明治 6 年愛知県生まれ ) は、日本画家で帝国美術院会員。山村や自然を情 P ↓ 1.2km(0:40) 厳道 ( がんどう ) の馬頭様 玉堂歌碑 目安標高 奥多摩駅 カエデ科のイロハカエデで、樹齢 200 年の巨樹が三本。11 月下旬頃が見頃。 惣岳 ( そうがく ) の不動尊 道祖神 N 地名 いろは楓
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