クラス B-2 在宅チーム医療実践演習 【主管大学:千葉大学】 【担当教員】 クラス責任者 教授 高野 博之(千葉大学薬学部) クラス担当者 客員教授 山下 純(千葉大学薬学部) 教授 関根 祐子(千葉大学薬学部) 教授 小嶋 文良(城西国際大学薬学部) 教授 増澤 俊幸(千葉科学大学薬学部) 教授 眞茅 みゆき(北里大学看護学部) 【対象年次】 1-6 年次 【最大受入可能人数】 20 名 【授業概要】 今後、急速に高齢化が進み医療を必要とする患者数は増加する一方、医師や看護師などの医療 従事者数や病床数は不足することが問題となっている。この現状を解決するためには、住み慣れ た地域で安心して医療や介護を受けられる在宅医療の推進が必要であり、在宅医療を行うための 医療環境整備や人材育成は社会の要請でもある。チーム医療である在宅医療において、薬の専門 的知識をもつ薬剤師の存在意義は極めて高く、今後重要な役割を果たすことが期待される。本プ ログラムのクラス B「医療チーム内で薬剤師職能を発揮できる薬剤師養成プログラム」とクラス D「在宅医療の実践に資する薬剤師養成プログラム」の発展型として、本クラスでは在宅チーム 医療を実践するための講義と演習を行う。対象疾患として心不全にフォーカスをあて、心不全患 者の治療において薬剤師に必要なスキルの習得を目指す。 【授業目標】 1. 在宅医療の現状と問題点について指摘し提案できる。 2. 在宅医療における薬剤師の役割について説明できる。 3. 心不全の在宅チーム医療で薬剤師に必要なスキルを実践できる。 【授業計画および授業内容】 回 1 月日 担当者 e‐ラーニング 場所 項目 心不全の病態・ 治療法 授業内容 心不全患者の病態と最新の 治療法について学ぶ。 心不全の在宅医療における 他職種(医師)と薬剤師の関 わりについて学ぶ。 心不全の在宅医療における 他職種(看護師)と薬剤師の 関わりについて学ぶ。 在宅医療で患者や家族、多 職種と良好なコミュニケーショ ンを得るための方法を学ぶ。 2 e‐ラーニング 在宅医療におけ る薬剤師の役割 3 e‐ラーニング 在宅医療におけ る薬剤師の役割 4 e‐ラーニング 患者情報収集や 多職種連携に必 要なコミュニケー ション技術 薬剤師に必要な フィジカルアセス メント(実習) 心不全治療で薬剤師に必要 なフィジカルアセスメントを習 得する。 症例検討ワーク ショップ(演習) 多職種による事例紹介と検 討。 5 12 月 18 日(金) 高野博之 6~9 12 月 17 日(木) 高野博之 クリニカル・スキル ズ・センター(千葉 大学医学部附属 病院) 千葉大学薬学部 120 周年記念講堂 10~14 15 12 月 21 日(月) 高野博之 高野博之 千葉大学薬学部 120 周年記念講堂 症例検討ワーク ショップ(演習) 多職種による事例紹介と検 討。 レポート課題 在宅チーム医療での薬剤師 の役割についてレポートにま とめる。 【授業外学習】 各講義後に授業内容の復習と整理をし、各自で理解度を確認する。在宅チーム医療における薬剤 師の役割について説明できるようにしておく。 【キーワード】 在宅医療、チーム医療、心不全、多職種連携 【教科書・参考書】 e-ラーニングコンテンツを配信する。講義・実習・演習ではプリントを配布する。 【評価方法】 講義・実習・演習での態度(50%) 、レポート(50%)により総合的に評価する。
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