コーポレート・ガバナンス (755KB)

コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス体制
内部統制システムに関する基本的な考え⽅及び整備状況
取締役会諮問委員会
経営執⾏会議
監査体制
コーポレート・ガバナンス体制
ブリヂストンは企業理念に掲げた使命である「最⾼の品質で社会に貢献」を具現化するため、コーポレート・ガバナンスの充実を経営の最重要課題の⼀つと
認識し、その強化に継続的に取り組んでいます。
その考え⽅の下、「職務権限規程」によって定められた責任と権限ならびに「⽅針管理規程」に従って、公正かつ透明な意思決定及び経営⽅針の展開や伝達
を⾏い、経営執⾏組織全体の⾏動を統治しています。
ブリヂストンでは、執⾏役員制を採⽤しており、経営と執⾏の役割分担を明確にし、取締役及び取締役会がより的確に業務執⾏を監督することができる体制
にしています。2015年3⽉24⽇開催の株主総会において、任期満了による退任にともない、社外取締役4名を含む取締役7名を選任しました。
更に監査役会設置会社として、社外監査役2名を含む4名の監査役が取締役の職務執⾏に対する監査を⾏っており、取締役会による監督と合わせて、コーポ
レート・ガバナンスが機能する体制を整えています。
ブリヂストンは、執⾏部⾨の⻑としてCEO及びCOOを置く経営体制をとっており、経営全般と戦略を主としてCEOが、オペレーション全般を主としてCOO
がそれぞれ統括しつつ、互いにチェックし合うこととしています。また、ブリヂストンの取締役会⻑は、取締役会議⻑と株主総会議⻑の役割を担うこととし
ており、CEO及びCOOならびに取締役会⻑それぞれの役割と権限の分離・明確化や情報共有化の促進、意思決定プロセスでの透明性の向上を進めることに
より、ガバナンス体制の⼀層の強化を図っています。
コーポレート・ガバナンス体制(2015年3⽉24⽇現在)
内部統制システムに関する基本的な考え⽅及び整備状況
ブリヂストンは2006年5⽉開催の取締役会において、業務の適正を確保するための体制(内部統制システム)の整備⽅針を決議し、必要な都度これを⾒直
すと共に、決議内容に基づく体制の整備を進めています。また、⾦融商品取引法のうち、特に「財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するため
の体制の評価」については、グループ・グローバルでの内部統制の有効性を安定的に担保する体制の確⽴に努めると共に、グループ全体の統制⽔準を更に向
上させていきます。
また、ブリヂストンは、市⺠社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢⼒及び団体とは⼀切関係を持たず、更に反社会的勢⼒及び団体からの要求を断固拒
否する⽅針を堅持しています。社内窓⼝部署を設置し、情報の⼀元管理、警察などの外部機関や関連団体との信頼関係の構築及び連携、不当要求対応マニュ
アルの整備ならびに契約書の⾒直しなどに努めており、それらの周知徹底をはじめとした反社会的勢⼒排除のための社内体制の更なる整備強化を推進してい
ます。
ブリヂストングループ
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CSRレポート 2015
取締役会諮問委員会
更に、ブリヂストンは、企業統治の透明性及び公平性をより⾼めるため、取締役会の諮問機関として、指名委員会、報酬委員会、ガバナンス委員会及びコン
プライアンス委員会を設置しており、取締役の⼈事、取締役の報酬、監査役報酬総額改定の場合はその総額、ガバナンス体制及び関連事項ならびにコンプラ
イアンス活動全般について各委員会の審議を経て取締役会に答申することとしています。これらの委員会は社外取締役4名を委員とし、オブザーバーとして
監査役1名以上が参加することとしています。
取締役及び監査役の報酬(2014年1⽉〜12⽉)
区分
取締役
⼈数
報酬等の額
9⼈(うち、社外取締役 5⼈)
488百万円
(うち、社外取締役 62百万円)
監査役
5⼈(うち、社外監査役 3⼈)
99百万円
(うち、社外監査役 36百万円)
合計
14⼈
588百万円
(注)1 上記には、当期中に退任した社外取締役1名、社外監査役1名を含んでいます。
2 前期に⽶国独占禁⽌法関連損失を計上したことを受け、代表取締役は当期の⽉次報酬を⼀部返上しています。
経営執⾏会議
ブリヂストンでは、執⾏部⾨の中に、グループ・グローバルでの経営執⾏会議体と位置づけるGlobal Executive Committee(以下Global EXCO)及び経営
執⾏会議を設置し、社則に定める特定の事項やその他重要な事項についての審議と報告を⾏っています。Global EXCO及び経営執⾏会議にはCEO・COOを
含む主要執⾏役員のほか、常勤監査役も参加し執⾏状況の共有化と監視機能を担保しています。
監査体制
ブリヂストンの監査体制は、監査役による取締役の職務執⾏の監査と、経営監査室及び各事業部⾨・主要グループ会社に置かれた内部監査担当部署による内
部監査を基本としています。
監査役監査については、監査役会で定めた監査⽅針の下、取締役会をはじめとする重要な会議への出席、業績状況の聴取、重要な決裁書類の閲覧、事業所へ
の往査など、取締役の職務執⾏の監査を⾏っています。また、代表取締役との意⾒交換会、国内主要グループ会社の監査役との連絡会を実施しています。監
査役の職務を補助するスタッフ組織として監査役室を設置しています。
内部監査については、経営監査室及び各事業部⾨・主要グループ会社に置かれた内部監査担当部署が、会計ならびに業務監査を実施しています。このうち、
経営監査室は年次監査計画を⽴案し、各機能・事業部⾨ならびに国内外グループ会社への往査などの監査を実施しています。また、会社法適⽤に基づく機関
設計により機関変更を実施したグループ会社においても、内部統制体制の充実を確保するために、経営監査室による監査や内部監査部⾨による監査を実施し
ています。
コーポレート・ガバナンス報告
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CSRレポート 2015