大成丸(Ⅳ世)の製作ガイド 製作の前に まず、カッターナイフ(デザイン

大成丸(Ⅳ世)の製作ガイド
製作の前に
まず、カッターナイフ(デザインカッターだとよりきれいにできます)、定規、ピンセット及び木工ボンドを
用意します。折り曲げる部分はカッターナイフで軽く切れ目を入れるときれいに仕上がります。
印刷する紙は A4 サイズのケント紙が最適です。
1.船底とフレームの作成
大成丸の基本となるフレームを作ります。
船底の部材に中心線を書き込んでおくと接着するときもずれません。
中心材とフレームの記
号を間違えないように。
2.船首部分と右舷及び左舷の外板をつなぎます。
この部分は切り抜くとかっこい
いですが、そのままでも結構です
3.フレームが固まったら、外板を船首部分から張り合わせていきます。
4.端艇甲板を作成します。端艇甲板に居住区を接着します。
「スペーサー大」をここに入れ
ます。
甲板と居住区のこの位置
を合わせてください。
5.端艇甲板のほかの甲板も居住区を接着しておきます。船橋甲板居住区にはスペーサーの大、中、小が一つずつ
入ります。実習船橋、航海船橋の居住区にはスペーサー大を入れます。
甲板が固まったところで、端艇甲板を接着し、その上に船橋甲板を載せます。前面に端艇甲板前面部を接着し
ます。
6.クレーン、フォアマスト、レーダーマスト、ファンネル(煙突)を組み立てます。
クレーンは腕と支柱部に分かれてま
す。組み立てた後つなぎます。
7.各パーツを所定の位置に接着します。
クレーンはここに接着
フォアマスト
レーダーマスト
ファンネル
8.訓練艇の製作
訓練艇を作ります。まず艇体を接着し、そのあと艇首、艇尾をのりしろにボンドをつけて押し込みます。
訓練艇用のダビットに
取りつけます。
9.交通艇の製作
交通艇の艇体をまず作成します。方法は訓練艇と同様です。居住区部分を取りつけます。大きい方が艇首、
小さい方が艇尾の居住区になります。それぞれ斜めにカットされている方がそれぞれ艇首側、艇尾側になり
ます。交通艇用のダビットに接着します。
艇首側
艇尾側
10.救命艇は、艇体の上部、下部を先に組立て、上下を接着します。
運転手用のハウスを組み立て、艇体に接着します。この時後方には窓がありません。向きに注意してくださ
い。救命艇用のダビットにそれぞれ右舷用、左舷用として接着します。
左舷の前には訓練艇
左舷救命艇
交通艇が大きいため、右舷の
救命艇は左舷の艇よりも、後
ろにはみ出している。
救命艇
交通艇