トム・プロジェクトプロデュース東おんなに京おんなＡＺＵＭＡＯＮＮＡふたり芝居ＫＹＯＯＮＮＡ【岡本麗【introduction】離婚によって“嫁”と“姑”という枠を外され、赤の他人となった女2人が、30代と５0代の女として向き合った時、その中に展開する今日的な主題を描いた二人芝居の傑作!! 全く無名の新人劇作家“ひょうた”が初めて書き下ろし、劇作家協会新人戯曲賞を受賞した作品。無限の可能性を感じる作家の戯曲に、演出は劇団ＯＮＥＯＲ８の主宰である田村孝裕。出演は東おんなに鶴田真由、京おんなに岡本麗が決定した。【ストーリー】東京のマンションで暮らす里佳（鶴田真由）は夫の和彦と 2ヶ月前に離婚して一人である。和彦の浮気が発覚してマンションから追い出したのだ。部屋にはまだ荷物が残っているが、和彦は一向に取りに来ない…。ある日和彦の母、みどり（岡本麗）が京都から突然里佳の部屋にやって来た。離婚したことを知らされていなかったみどりは驚くが、自分は夫と喧嘩をして家を出て来ていたのだ。喧嘩の原因はこれまた“浮気”だった。行き場のない赤の他人となったみどりと里佳は渋々同居生活を送ることになる。里佳の私生活に遠慮なく介入してくるみどり…。30代と50代の女として向き合い、時に探りあい、時に騙しあい、時に想いあい、やがてそれぞれの夫たちとの隠された事実や、微妙な心のズレが浮かびあがる。そして耐えられなくなった里佳は和彦に電話をかけるが…。作／ひょうた岡本麗×鶴田真由演出／田村孝裕プロフィール】長崎県佐世保市出身、福岡県飯塚市育ち。数々のテレビ、映画、舞台に出演するベテラン女優。国民的人気ドラマ『はぐれ刑事純情派』の田崎刑事役として長年活躍した。舞台では演劇ユニット“グループる・ばる”を結成し、松金よね子、田岡美也子とのトリオで、長年に渡り良質な作品を発表し続けている。トム･プロジェクトでは、一人芝居「たたかう女」、冨樫真との二人芝居「東おんなに京おんな」に出演した。主な舞台作品は「躾」「ポテチ」「金閣寺」「ダブルアルバム」など多数。【鶴田真由プロフィール】神奈川県鎌倉市出身。88年「あぶない少年 II」で女優デビューし、以後数々のテレビドラマや映画に出演する。番組の取材がきっかけで08年2月、第4回アフリカ開発会議（TICAD IV）親善大使の委嘱を受けた。また、出身地である鎌倉市の観光大使も務めている。主な出演作はテレビ「お仕事です！」「サトラレ」「マルモのおきて」、映画「卒業旅行ニホンから来ました」「きけ、わだつみの声 Last Friends」「梟の城」「半落ち」など多数。舞台では09年にモダンスイマーズ「トワイライツ」で小劇場に挑戦し、好評を博す。