デイトレで使える押し目買い手法移動平均線はいろいろな使い方がありますが、今日はデイトレで使えるテクニックです。デイトレなので、タイムフレームは短めの 15 分足。使う MA は、15 分足の 32SMA（紫のライン）と、MTF（マルチタイムフレーム）1 時間足の 24SMA（紫の点線）。なぜこの MA を使うのかというと、  15 分足の 32 本＝8 時間分  1 時間足の 24 本＝24 時間分マーケットをざっくり東京・ロンドン・ニューヨーク 8 時間ずつとして、15 分足の 32SMA は、マーケット 1 つ分。1 時間足の 24SMA は、1 日（3 マーケット分）の終値の平均値です。このように、移動平均線は、タイムフレームごとに、根拠のある数値を使うと、反応しやすいポイントが分かります（使っている人が多い＝有効になりやすい）。このチャートのように、方向は割と分かりやすいけれども値幅がそう大きくない場合（ATR も低め）。こんな時のエントリーは、押し目買いしなければいけません。ブレイクアウトで買いエントリーしてしまうと、高値づかみになってしまって、含み損の時間が長くストレスになりますし、リスクリワードレシオも不利です。このチャートでは、  MTF15 分足の 32SMA にあたるところ  ストキャスが低い位置（20-30 以下）でクロス（✓マーク）  ローソク足のリバーサルパターンを終値で確認したら、買いエントリーになります。この時に、  MTF1 時間足の 24SMA も右上がりで、さらに 15 分足の 32SMA も右上がり  15 分足の 32SMA が MTF1 時間足の上にあることが条件です。エグジットはまた別の話（別の機会に！）なんですが、エントリー、特に押し目買いが苦手な方は、この方法は簡単にできますので、レパートリーのひとつにいいと思います。リスクリワードレシオもよく、ストップが浅くていいので、マネーマネジメント上、許容リスクに対して大きめのロットを貼れ、費用効率がいいです。このパターンは、本当によく出てきますので、覚えておくといいと思います。ローソク足のリバーサルパターンについて詳しく知りたい方は、キャンドルマスター http://www.chartwalker-fx.com/candle/ を見てください。長く FX トレードを続けていくために、絶対知っておかなければならないことが書かれています。内容の無断複製・転載・コピー・転送は堅く禁じます。全ての著作権は Chart Walker に帰属します。本レポートに掲載するニュース、見解、調査、データその他の情報はいずれも一般的な市場関連コメントであり投資または取引助言ではありません。このような情報を直接または間接的に利用しあるいは根拠としたことに起因する元本または利益の損失に対しては金額に関係なく一切の損害賠償責任を明示的に否認します。すべての助言サービスと同様に過去の実績は将来の成果を一切保証しません。投資・投機は自己責任です。本レポートに掲載する情報の内容について万全を期すよう努力しておりますが、正確性や完全性を保証するものではありません。またその内容は掲載時点のものであり、掲載後に市場環境等が大きく変化することがあります Copyright © 2015 Chart Walker All Rights Reserved