Nov 2015 JTAAジャパンテーブルアーチスト協会会長 阪口恵子氏による 「お正月に見る日本の食文化」 ~ミラノ万博の現場より~ 2013年の12月に「和食;日本人の伝統的な食文化」が、UNESCO (ユネスコ)の世界無形文化遺産に登録されたことは皆様の記憶にも 新しいことでしょう。世界的に和食に関する関心が高まる中、今年は、 初めて「食」をテーマとした国際博覧会であるミラノ万博が10月末日 まで開催されました。日本館イベント広場では多彩な日本の食文化を 紹介する様々な展示やイベントが行われました。その中で7月後半の 4日間「お正月に見る日本の食文化」と題したイベントで、多くの観客 を集めたのがJTAAジャパンテーブルアーチスト協会です。 JTAA会長の阪口恵子氏は、ミラノ万博の開催にあたり、農林水 産大臣・経済産業大臣より日本館サポーターに任命され、 “日本の食 文化を正しく海外に伝えたい”という思いから日本のお正月をコンセ プトに、日本列島のジオラマの上に、各地のお雑煮とお酒、おせち 料理を展示。さらに、餅つきや箸文化、絵馬など総合的かつ体験型 さかぐち け い こ 阪口 恵子氏 で紹介し、会場は連日大盛況だったそうです。 今回のブリリアントクラブイベントでは、JTAA会長の阪口恵子氏 JTAAジャパンテーブルアーチス ト協会会長。同志社大学を卒業 後、美 術 の 勉 強 のために 渡 欧。 そこでテーブルアート の 世界に 出会い、その素晴らしさに感 銘 を受け、ヨーロッパの建築をベー スに、空間デザイン、テーブルウエア、お菓子、料理などの伝統 文化を研究。ヨーロッパにおいて、テーブルアーティストとしての キャリアをスタートさせた。 NPO法人 日本フードコーディネーター協会(FCAJ)常任理事 など「食」の分野で様々な要職を務めている。 著書に「ワールドクッキングアドベンチャー」 、 「阪口恵子のお菓 子ブック」 、 「TABLE ART」など多数。 をお迎えして、日本の伝統的なお正月のしつらえやおせち料理、日本 各地のお雑煮の特徴、祝箸などについてお話いただきます。 ミラノ万博での展示写真や現場で感じられた外国人来館者の日本 食への関心についてなど、この時季ならではのお話がたくさん伺える ものとご期待ください。 そろそろ新年の準備が気になる季節、世界が注目する和食につい て改めて見直し、来年のお正月は、より一層理解を深めて違った気 分でおせち料理やお雑煮をいただいてみませんか。 ミラノ国際博覧会(ミラノ万博) 「地球に食料を、生命にエネルギーを」をテーマに、本年5月から10月末まで半年 間にわたりイタリア ミラノで行われた国際博覧会。約140の国、地域、国際機関 が参加。日本館は9月27日に来場者150万人を突破し、イタリア館と並んで行列の 絶えないパビリオンとして紹介されるなど、高い評価を得た。 お申し込み 日時 2015年11月29日(日)14時~ 16時 場所 日本マナー・プロトコール協会セミナールーム 地下鉄半蔵門線半蔵門駅 1番出口から徒歩約2分 会費 3,000円(ブリリアントクラブ会員) 5,000円(一般) 定員 24名(ぜひ、お知り合いをお誘いください) ※定員になり次第締め切らせていただきます FAX 03-5212-2626 メール([email protected])またはお電話(03-5212-2600)でも承ります ※切り取らずこのままお送りください お名前 同伴者 あり( )名 ・ なし 携帯電話( ) - メールアドレス brilliant_2015-Nov.indd 2 @ 2015/11/02 12:21
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