「2015 年 9 月 6 日キッズリーダー講習会 鹿嶋」レポート

「2015 年 9 月 6 日キッズリーダー講習会 鹿嶋」レポート
9 月 6 日に鹿島アントラーズクラブハウスにてキッズリーダー講習会(U-8)を鹿島アントラーズジ
ュニアチームの保護者を対象に実施致しました。このキッズリーダー講習会はキッズに関わる大人の方
を対象に行う講習会で、昨年は茨城県だけでも 200 名を超える方に受講して頂き、全国でも約 7,500 名
が受講しています。21 名に受講して頂たいた今回も、実技(90 分)と講義(90 分)の両方を行います。
実技では受講者の方(大人)に『からだを動かす楽しさ』、
『からだを動かす喜び』を感じて頂くこと
と『この年代の特徴や特徴を生かしたトレーニングメニューやその留意点』を中心にメニューをお伝え
しました。
まずは、受講者の方の緊張をほぐすために「アイスブレイク」でペア・グループ作り等を行いました。
続いて「1 対 1 鬼ごっこ」を行い、メニューは大人の方が楽しめるものでしたが、そのなかにも子ども
たちに行う際の留意点などをお伝えしました。続く「ボールフィーリング」ではパス&コントロール(イ
ンサイドキック)を体験していただき「U-8 年代の選手は」と、体の骨格の説明もしながら楽しみな
がら学んで頂けたのではないかと思います。
その後、室内に場所を移し講義を約 90 分で行い、
『子どもの発育発達(脳の可塑性・発育発達曲線)』
ではゴールデンエイジについて、『子ども達のサッカー』では年齢に応じたサッカーの特徴がみられる
こと、
『子ども達への接し方』では親としての自立させるための関わり方などを伝えさせて頂きました。
講義終了後、そのまま閉講式となりました。受講者の方1人1人に修了証のグリーンカードをお渡しし、
全員で集合写真を撮影し講習会は終了しました。
講師コメント JFA公認キッズリーダーインストラクター 堀之内 寛(茨城県キッズ委員会)
今回は保護者を対象にした開催ということで、この年代の特徴をふまえたメニューをお伝えしながら、
保護者目線でのサッカーや子どもたちとの関わりについて重点を置き進めました。どの年代においても
サッカーは『喜び』や『楽しさ』を感じられるスポーツであり、それがあるから苦しさも乗り越えられ
るのではないかと思います。また、この年代は保護者の方の関わり方が大きく左右するので「子どもた
ちに自ら論理的に考えさせることの必要性」や「保護者の方の応援の仕方」などもお伝えしました。
このキッズリーダー講習会は「キッズに関わる」大人の方を対象に実施しております。今回は保護者
の方中心でしたが、指導者の方、幼稚園・保育園の教諭の方など多くの方に受講いただければと思いま
す。ぜひ興味のある方は茨城県サッカー協会までお問い合わせください。
参加者コメント
●子どもの自立を促す親への接し方が重要というのが勉強になりました(40 代男性)
●今回の講習会で子どもたちに全てを伝えるのではなく考えさせることを学びました(40 代男性)
●指導者も日々、こどもたちのために勉強していることが分かり安心した。
(40 代男性)
●話の上手さも必要だと感じました(20 代男性)
●全体を通して「習うより、慣れる」ことが主となっておる点はわかりやすいと感じた(40 代女性)
●子どもの大変なこと、楽しいことが分かり、講習会に参加できてよかったと思います(40 代女性)
●いつも何気に見ていたコーチの立ち位置や、なぜ子どもたちに答えを教えずにいるのか(40 代女性)
●実際にパスやゲームをして子どもたちの気持ちや感情を感じることが出来ました(40 代女性)
●受講してこれから子どもの接し方を変えようと思いました(40 代女性)