2015 年保育士試験のための法改正情報 【法令基準日 2015 年 4 月 1

2015 年保育士試験のための法改正情報
【法令基準日 2015 年 4 月 1 日施行】
■児童福祉法の改正(2015 年 4 月 1 日施行)
Point 1
●「保育所」の定義が変わった(第 39 条)
(旧)保育所は、
「日日保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育する
ことを目的とする施設」であり、
「特に必要があるときは、日日保護者の委託を受けて、保
育に欠けるその他の児童を保育することができる」
↓
(新)保育所は、
「保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行う
ことを目的とする施設(利用定員が 20 人以上であるものに限り、幼保連携型認定こども園
を除く。
)
」であり、
「特に必要があるときは、保育を必要とするその他の児童を日々保護者
の下から通わせて保育することができる」
Point 2
●「幼保連携型認定こども園」が定義された(第 39 条の 2)
第 39 条の 2 が追加され、幼保連携型認定こども園は、
「義務教育及びその後の教育の基
礎を培うものとしての満 3 歳以上の幼児に対する教育(教育基本法第 6 条第 1 項に規定す
る法律に定める学校において行われる教育をいう。
)及び、保育を必要とする乳児・幼児に
対する保育を一体的に行い、これらの乳児または幼児の健やかな成長が図られるよう適当
な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする施設とする」ことが定めら
れた。
Point 3
●「児童福祉施設」に「幼保連携型認定こども園」が追加された
「児童福祉法」第 7 条 1 項の改正(2015 年 4 月 1 日施行)により、児童福祉施設に「幼
保連携型認定こども園」が追加され、児童福祉法に定める児童福祉施設は、下記 12 施設と
なった。
①助産施設、②乳児院、③母子生活支援施設、④保育所、⑤幼保連携型認定こども園、
⑥児童厚生施設、⑦児童養護施設、⑧障害児入所施設、⑨児童発達支援センター、
⑩情緒障害児短期治療施設、⑪児童自立支援施設、⑫児童家庭支援センター