銘木仕様の荘厳な大祭壇が評判を呼ぶ

よりおか様式の神殿・神棚製作技術を生かす
銘木仕様の荘厳な大祭壇が評判を呼ぶ
よりおか・メモリアルホール優月(宿毛)
ルでの祭壇としても使わ
れている。
祭壇はオリジナル制作
による卸も行っているの
都市部では家族葬や直 でお問い合わせを。
葬が増えているが、優月 ◎優月 宿毛市和田一二
のある宿毛の一帯は人間 二七ー一 TEL〇八八
関係も濃密で伝統的な葬 〇(六三)五五六〇 F
儀が多い。また、最近で AX〇八八〇(六三)五
高知県宿毛市のよりお を気に入って、優月に決 細部のパーツへのこだわ が 重 な り て ん て こ 舞 い。 はお寺様との関係も深く 五七〇
かは、
銘木を用いた神殿・ めて頂くことも多い」と りにある。
現在では月に十〜十五件 なっている。
神棚で知られ、依岡敏治 語る。
葬祭の一般的な白木の の施行実績で安定してい
社長は神殿・神棚造りの
メモリアルホール(斎 祭壇は工芸の名に値しな ます。
世界では現代を代表する 場)は長く生花壇、花の いものが大半であり(高
元々、仏壇仏具神殿の
名工であることは間違い 祭壇が人気で、伝統的な 度に工芸的な祭壇を作る よりおかのお客様がおら
ない。その作品は平成十 白木祭壇の人気は低下し と い う 発 想 が な い )、 そ れ、石材部門の伝承記の
年には四国通商産業局長 てた。当然オープンにあ のことを思えば、よりお お客様が加わり、地元で
賞受賞、平成十一年には たっては「立派な祭壇よ かの優月の祭壇は現代の は広く知って頂いてきた
林野庁長官賞、平成十三 りも花の祭壇のホールに メモリアルホールにおい と思いますが、葬祭を始
ドバイスもたくさん頂い ことは間違いない。
ビスを提供することがで
年には関東経済産業局長 した方が良い」というア て、際立った存在である めてトータルな仏事サー
賞を受賞。
よりおかが2010年 たという。しかし、より 「 七 月 二 日 三 日 に 開 催 し き る よ う に な り ま し た 」
7月にオープンさせたメ おかの顔であり原点でも た優月のオープニングイ と依岡ゆみさんは語る。
優 月 は 大 ホ ー ル、 中
のお客様が来て下さった ホール、小ホールでの使
モ リ ア ル ホ ー ル「 優 月 」 あ る 銘 木 の 祭 壇 に こ だ ベントの時には約千人も
の祭壇は、依岡敏治社長 わった。
が情熱を傾けて制作した
実際にホールでのこの の で す が、 七 月 四 日 の 用が可能で、大祭壇は両
大 祭 壇 で、 メ モ リ ア ル 祭壇を見ると、圧倒され オープン以降は、なかな 脇 の 構 造 を 外 す こ と で、
メモリアルホール優月の責任者依岡ゆみさん
よりおか様式神殿のデザインと構造がそのまま生かされている大祭壇
かお葬儀が入らずプレッ すこし小さくし、中ホー
依岡敏治氏製作の銘木仕様大祭壇
月号掲載
11
ホールの荘厳な雰囲気を る迫力だ。
25
宗教工芸新聞平成 年
演出する。
よりおか型の祭壇の特 シ ャ ー が 大 き か っ た で
優月の責任者である依 徴は、エッジのシャープ す。
岡ゆみさんは「この祭壇 さ、 精 緻 で 豪 華 な 彫 刻、 初めてのお葬儀は三件
よりおか(宿毛)のメモリアルホール優月