講座⑤鶴見川大たんけん 講師:和光大学現代人間学部身体環境共生学科教授 堂前雅史 和光大学・かわ道楽 つるみ あさお おんまわし 鶴見川と麻生川の合流点にある 恩 廻 調整池は、親水広 場があって多くの人々がお魚とりや水遊びで安全に楽し める場所です。鶴見川も麻生川も、今ではアユが来るほ どきれいですてきな川になっています。現代人には疎遠 になってしまった川に入って、和光大学・かわ道楽のお 兄さんたちと一緒に探検して、お魚とりをして川の生き ものを楽しく学んでください。 そして恩廻調整池には、もうひとつ秘密があります。 調整池と恩廻公園の地下に巨大なトンネルがあることを ご存じですか。高さが16メートル、長さが600メー トルもあります。洪水時の水をこのトンネルの中に一時 的にため込むことで、鶴見川とその周辺を時間 60 ミリの大雨から守ります。夏 でもひんやりとしている巨大トンネル探検をしましょう。 和光大学・かわ道楽 和光大学・かわ道楽は、2002 年暮れに和光大学 の学生と教員を中心に始まった、流域思考に基づ いて自然を大切に考える環境保全活動グループ です。 和光大学の地元・岡上(川崎市麻生区)の地域 の方の応援を受けて小川と雑木林を整備して、都 市部に残された貴重な自然環境を保全、生物多様 性を復活させる活動を行っています。また環境保全活動だけではなく、どんど 焼きや納涼祭など地域の行事にも参加・協力しながら、地域・流域にいるとい う感覚を研ぎすましています。 和光大学・かわ道楽は、岡上地域、鶴見川流域における連携を重んじて、鶴 見川流域ネットワーキング、鶴見川源流ネットワーク、里山フォーラム in 麻生 に参加しています。
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