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細胞シミュレーション コンサルティング
研究の加速と充実のために
コ
ンサルティング
新しい薬が市場に投入されるまでのコストは増加の一途を辿り、いまで
は1,000億円を超えると言われています。様々な要因が指摘されていますが、
コンピュータシミュレーションによって細胞生物学や分子生物
根本的には薬効メカニズムと副作用が完全には解明されていないことにあ
学を行おうとする試みは、少なくとも1961年にまで遡ることができ
ります。しかし考えてみればこれは当然のことで、一つの薬剤を投与した時
ます。しかし論文数の急激な増加が始まったのは2005年頃から
に、細胞内で生ずる広範なタンパク質の相互作用の変化を、実験ですべて
です。今では年間3000本以上の論文が発表されており、実験と
調べ上げる こと は
の共著論文を頻繁に目にするようになりました。しかしシミュレー
影響がすぐに現れ
ションを始めようとすると、依然として高いハードルを感じます。シ
込み入った状況を
ミュレーションがどう役に立つのか、どのようなソフトウエアとハー
に不可能です。
ドウエアが必要なのか、はじめるまでに何を学ばなければならな
いのか、時間と努力に見合った結果が得られるのかなど、多くの
疑問と不安があります。
細胞シミュレーションの最大の特徴と役割は予言にあります。
実験では発見困難な新たな現象とメカニズムを抽出することがで
きます。しかし、どのようにモデルを創るのか、なぜそのような結
果になるのかを解析するためには、経験とノウハウが必要です。
弊社には30年に渡る細胞シミュレーションの経験があります。私
たちは上に述べたような様々な疑問にお応えし、実験の確認から
予言までを見据えた細胞シミュレーションのコンサルティングを行
います。
創
不可能です。しかも予想しない
るとは限りません。このように
薬
実験で調べ上げるのは実質的
一方、シミュレーションの最
大の利点は自由にパラメータを
変えることができることです。つ
まりシミュレーションでは様々な
状況を作り出すことができ、どの
パラメータをどう変化させればど
のような結果になるのかを解析
することができます。しかもモデ
ルに含まれるすべての タンパク
質の変化を知ることができ、その理由を知ることもできます。この特徴を生
かせば、効果的で副作用の少ないターゲットを見つけることが可能となるだ
けでなく、 必要とされる薬剤の性能や 副作用の予見を行うことも 可能にな
るでしょう。
タンパク質の機能解析を行うこ
とで、細胞における新たな現象と
そのメカニズムを解明する研究が
進んでいます。 研究結果全体を
このように細胞シミュレーションは創薬にとって本来不
細
可欠なもので、その関心が高まってきています。しかし実
胞生物学
際に活用するためには、細胞シミュレーションに関する経
験とノウハウが必要です。さらに、細胞シミュレーションを
活用した創薬研究を実りあるものにするためには、実験と
俯瞰するために、タンパク質相互
の密なコミュニケーションが不可欠です。研究黎明期より
作用を簡略化した図を描くことも
実験との共同研究を行ってきた弊社のノウハウを生かして、
多くなりました。しかしこのような
細胞シミュレーションの創薬展開を、その検討段階から支
図は実験結果に基づいてはいま
援します。
すが、逆に図示されたメカニズム
が 実験結果の要点を 説明するか
は、必ずしも明確ではありません。もしこれが明確になれば、実験で得られた結果をより確固としたものにすることができます。ここに細胞シミュレーションを
導入する大きな意義があります。A-Cellではタンパク質相互作用を簡略化した図(ポンチ絵)を基にしてモデルを創ることができます。速度定数などのパラ
メータがすべて分かっている必要はありません。色々な条件でシミュレーションを行うことにより、どのような条件であれば実験結果を再現できるのかを明ら
かにすることができます。再現できないときには、どのようにすれば再現できるのかを推定することも可能です。細胞シミュレーションのこのような活用につい
て、弊社の経験とノウハウをご提供致します。
株式会社 True Cell Simulations
細胞シミュレーションに関心があるものの、何が得られるのか、どのように導入
したら良いのか、などの疑問にお答えします。企業、大学、研究機関を問わず、
お気軽に当社までご連絡下さい。
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