しかし、私の投稿原稿は、再三の掲載要求にも拘わらず、 ついに、掲載

Q 10
「こども園問題」を町の広報紙(ていあんくん)にを投稿したら、教育委
員会に掲載を拒否されたって、本当ですか?
本当です。拒否されました。
その教育委員会が言う理由も、総務課の「あと付け」の方針も奇妙キテレツな
もので、到底納得出来ません。
今年の2月23日、
「はやきたこども園の運営事業者に係る説明会」がありました。
これは、民営化に関する一般町民向け説明会としては、初めてのものでした。
私は、教育委員会担当者の説明と配布された資料に疑問を持ち、質問しました。
質問のポイントは、町のHPに掲載されている「事業者の募集要項」に記載され
ていた「無償」という言葉が、説明と説明会資料ともになかった点です。
この質問に対する教育委員会担当者の説明は、「保護者への説明なので、はしょっ
た」とのことでした。この日の説明会対象者は、保護者だけではなく、はっきり
と「安平町民」となっていた説明会でしたのにです。
「無償」という言葉が、最初から(説明と説明会資料にも)なかったということ
は、教育委員会は、「無償」であることを、町民には知らせない計画だったと言う
事なのでしょう。
私の質問に対し、役場職員の関係者から「何でそんな質問するのだ」と難詰する
口調での発言がありました。その後、その意見を取り入れた議事運営もあり、そ
れ以上の質問は出来ませんでしたので「町報の「ていあんくん」(町民の声欄)に
「感想」を投稿しました。
しかし、私の投稿原稿は、再三の掲載要求にも拘わらず、
ついに、掲載されませんでした。
掲載が「拒否」されたのです。
-1-
教育委員会が示した掲載拒否の理由
最初の「不掲載理由」・・・「ウソを根拠にした拒否理由」
(教育委員会回答)
「民営化は企業誘致と同様、民間と協議調整内容の公開、公表は、誘致に
向けて差し障りがありますので、個人等の質問に関する回答は行わず
必要に応じて議会報告致します。」(教育委員会)
ウソの1
(理由にならない以下の理由。)
「民間と協議調整内容の公開、公表」は、とありますが、まずこれが「ウソ」
なのです。
この説明だと、教育委員会(町)とリズム園だけの現在進行中の交渉過程の
ように聞こえますが、「建物と土地の無償貸与」と「備品の無償譲渡」は、
町自身のHPで一般に公開し、リズム園だけではなく、関係機関に広く知ら
れた「募集条件」の内容だったのです。
ですから、わたしの投稿内容(無償うんうん)は、進行中の「民間と協議調
整内容」ではないのです。
この部分の「公開、公表」は、とっくの昔に終了している内容だったのです。
ウソの2
「ウソ」の上塗り・・・「誘致に向けて差し障りがありますので」
この点の「ウソ」の説明は、もう、不要でしょう。
進行中の「民間と協議調整内容」ではなかったのですから、「誘致に向けて
差し障りがありますので」というのは、100%ウソだったと言う事です。
従って、「誘致に向けて差し障りがありますので」というのは、「ウソ」を
「脅し文句」に使ったと言うだけのことです。
「不掲載問題の結論」
つまり、私の投稿は、安平町のHPで公開されている情報、安平町もリズム
園もとっくに知っている情報の質問であり、新しいものは何一つありません。
それを、あえて「はしょった」という説明に驚いた感想を述べただけです。
それを「誘致に向けて差し障り」など、あり得ない内容だったのです。
-2-
追加された「理由」・・・・
「匿名希望」だから掲載できない。
(再度の掲載申し入れ後の2回目の回答。)
この理由は、余りに「支離滅裂」ではないか?
今までに、「ていあんくん」に、本名で掲載された事例はありません。
「ていあんくん」の掲載は、全て、匿名か、無記名者だけでした。
なぜ、「こども園問題」にだけ、匿名希望はダメと言うのか。
しかも、この理由(匿名はダメ)が、なぜ、後から、子ども園問題に限って、つ
け加えられたのか。その理由は、何も説明されていません。
もちろん、事前に、「氏名を出したら、掲載しますが・・・」と言う打診もありま
せんでした
結局、「こども園問題」を不掲載にする為に、無理矢理、
こじつけた「理由」だったのです。
後日、「ていあんくん」掲載の条件が、町報にも書かれました。
町報には、「氏名の記載の無い場合や匿名での意見に対する回答は見送ること
がある」と書いてありました。
これは、
「こども園問題」での不掲載理由の後付けをして見せたということですが、
しかし、そんな「後付け」を書いた同じページに、
「匿名」はおろか、
「無記名者」
の投稿までが掲載されていました。
(2015・5月号)
「滑稽」としか言いようがありません。
「何がなんでも、不掲載にしょう」とする「強い意志」だけが露骨に現れている
だけで、「公正な判断力」とか「知性」はもちろん、「羞恥心」すら、ひとかけら
も感じる事は出来ませんでした。
私は、投稿の場合、自分の氏名住所を書き、その上で、「匿名希望」と書いて投稿
しました。
それが、「掲載拒否」され、「無記名者」の投稿すら掲載されたのですから、支離
滅裂としか、言いようがありません。
この「ていあんくん」への「掲載拒否」は、5億円かけて建てた
町民の財産(こども園)を、実際上、タダでリズム園に渡してし
まう「民営化」を、町民には知らせない為の「姑息な言論妨害」
だったのです。
-3-
以下が、掲載を拒否された原稿です
「はやきたこども園」の「無償」の民営化に疑問
(タイトル)
去る2月23日、「はやきたこども園の運営事業者に係る説明会」に参加した。
平成22年4月に開園した「はやきたこども園」の経営が、早々に、民間にゆだ
ねられることに強い違和感を覚えたからだ。
参加に当たり教育委員会の「民営化に向けた運営事業者募集要項」に目を通し
た。なんと、土地・建物が「5年間無償貸与」となっており「以後は更新・譲渡
について協議」となっていた。
つまり、総工費約5億円かけ建設された施設が、事実上「タダ」で引き渡され
る道筋がつけられており愕然とした。
加えて、備品(ピアノや遊具等)は、無償譲渡となっていた。所が、町側の説
明は、土地・建物は、単に「法人に貸し付け」とだけなっていて、肝心な「無償」
が削除されていた。加えて、備品についても、「使用年限を決めて譲渡」となって
いて、ここでも「無償」が抜け落ちていた。
この点に関する私の質問に担当者は、「保護者向けなので、はしょった」と述べ
た。
「はしょった?」。耳を疑った。
「タダなのか、金を払うのか」は、誰にとっても重要な問題だ。従って、「無償」
は、はっしょってはならない言葉なのだ。
「こども園」は税金で建てられたものだ。保護者も町民である。「はしょる」理
由にはならない。
最近知ったことだが、他にも譲渡する「民間」に様々な経済的「恩典」を与え
ている。これでいいのか。
-4-