どこへ旅行に行くかの評価 はじめに AHP によるどこへ旅行に行くかの評価 最終目標:どこに旅行に行くかを決める 評価基準:楽しさ、おみやげ、食べ物 代賛案:北海道、東京、名古屋、沖縄 最終目標 どこへ旅行に行くかの評価 評価基準 楽しさ お土産 食べ物 代賛案 北海道 東京 名古屋 沖縄 図 1:地域の選定の階層的構造 AHP を使ったどこへ旅行に行くかの評価の分析結果 1.各評価基準のウェイト 表 1:評価基準の一対比較表 ウェイト 自分 他者 楽しさ 0.12 0.58 お土産 0.61 0.28 食べ物 0.27 0.14 2.各評価基準における各地域のウェイト 表 2:評価基準の各地域のウェイト ウェイト 楽しさ 自分 お土産 他者 自分 食べ物 他者 自分 他者 北海道 0.24 0.16 0.29 0.14 0.55 0.48 東京 0.54 0.48 0.30 0.31 0.13 0.18 名古屋 0.13 0.09 0.09 0.15 0.16 0.25 沖縄 0.09 0.27 0.33 0.40 0.15 0.10 1 3.4つの地域の総合得点 表 3:4つの地域の総合得点 総合得点 自分 他者 北海道 0.35 0.20 東京 0.28 0.39 名古屋 0.12 0.13 沖縄 0.25 0.29 考察 評価基準では、自分は「お土産」・「食べ物」・「楽しさ」の順に評価をしていた。この結 果から、自分が「お土産」を買って帰るのが好きなので、他の2つの評価と大きく差をつ ける要因になったのだろう。他者は、「楽しさ」・「お土産」 ・「食べ物」の順に評価をしてい た。この結果から、他者は、旅行に行くときは、「楽しさ」を求めているのだろう。 各評価基準による各地域の結果をみると、自分と他者は、一番評価を高くつけたものが、 「楽しさ‐東京」 ・ 「お土産‐沖縄」 ・ 「食べ物‐北海道」となり同じだった。この結果から、 この 4 つの地域の一般的なイメージが、固定されているのかもしれない。しかし、2 人分の データだけでは、この仮説は、当てはまらないかもしれないので、今後、多くのデータを 取り検討する必要がある。 4 つの地域の総合得点をみると、自分は「北海道」・「東京」・「沖縄」・「名古屋」の順に 得点を付けていた。他者は「東京」・「沖縄」・「北海道」 ・「名古屋」の順に得点を付けてい た。旅行に行きたいところは、そのときの気分などに影響されるものだから、同じ結果に はならなかったのだろう。 まとめ 自分は、今度どこへ旅行に行こうか迷っていた。AHP を使った調査をする前は、東京が 一番行きたかったのに、調査結果は、北海道とちょっと意外だった。後、名古屋は今、愛 知万博をしているので行きたいなぁと思っていたけれども、調査結果では、評価がかなり 低く、旅行先にするのは微妙に思った。 2
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