~幼児期のこども達~伝えていくことの大切さ

February 4th week, 2005
【 政治・経済・国際 】記事 : 共同通信
第 048 号
-8-
当コーナーのアドバイザー
(左から順に)
八巻 希 先生 小池 ふみ 先生
《聖マタイルーテル日本語幼稚園》
田所 洋子 先生 《わくわく広場》
当コーナーのアドバイザー
in USA
~ガンバ!アメリカでこどもを育てるママたち!~
~幼児期のこども達~伝えていくことの大切さ
(左から順に)
八巻 希 先生 小池 ふみ 先生
《聖マタイルーテル日本語幼稚園》
田所 洋子 先生 《わくわく広場》
福笑いに 羽子板に カルタに 書き初め
昔から伝わる日本の文化
一月の計画表を見返しながら「教えていかなきゃ……」心の焦りと責任感
カルタや書き初めをする子どもたちを見ながら思ったこと 書き初めさせても名前の周りにハートをいっぱい描いて笑顔になったり 福笑いも「次、僕ねぇ〜!うふふふ!」と嬉しそうに順番を待ったり 「先生、かごある?」と羽子板の羽をかごの中に入れるゲームを思いついたり
大好きな仲間たちと嬉しさいっぱい お正月を祝う
子供たちと接しながら あらためて思う
「小さな子供たちに大切なのは教えることではなく、
伝えることなんだ……」
昔からの行事やイベントをカレンダー通りにこなして
いくことが大切ではなく、
その行事やイベントの裏にある
想いを伝えていくことが大切
小さな子供たちの心に ずっと残しておきたいことは
教えるのではなく 伝えていかなきゃいけない
教えるのは人の耳に話しかけること
頭で覚えて 理解すること
伝えるのは人の心に話しかけること 相手も一緒に感じること
昔の人たちが感じた楽しみ 感謝の気持ち 未来への願い 家族への想い
子供たちの笑い声を聞きながら 彼らの笑顔はきっと昔
の子供たちが浮かべた笑顔と変わらない
そう思うと 何だか嬉しくなってくる……
彼らの心にも楽しみがあり 感謝があり 願いがあり
受け継がれた想いがそこにある
小さな彼らの今日の想いが 彼らを通して次の世代へ
伝えられることを信じて
2015 年も素晴らしい年になりますように……
f
o
Pro
「竹の子一本ちょうだいなー」
「まーだめーがーでーないよ」