南陵高・校長室通信 第96号

南陵高・校長室通信
第96号
8月10日(月)
夏休み前全校集会の話し①
7月22日(水)、夏休み前の全校集会を行い、その後、高体連の水泳種目の全道大会で8位入賞を果たした1年
生の西村桐乃さんの賞状授与、写真部全国大会に推薦された 3 年生の手嶋美結さんの壮行会、本校ALTのジョセ
フ・ハリソン先生の離任式を行いました。その時に私が話した内容を紹介します。
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明日から夏休み。時に人間は臆病であって良い。勇敢さを気取る必要はない。
南陵祭が終わった。皆さん一人一人が存分にエネルギーを注いだ 3 日間
だったと思う。
私が学校祭の中で一番いい思いをしたのは担任としてピーターパンのフ
ック船長をやらせてもらった時だった。帽子もサーベルもひげも生徒が作
ってくれた。立ち回りも皆さんのステージコンテストのような激しさはな
かったが練習した。今から20年も前、道北の高校に勤務していた時だっ
た。
その時、隣のクラスにいた柔道部の生徒がセーラームーンの格好をした。
逞しい体つきと衣装があまりにも不釣り合いでつい笑ってしまった。腰を痛め ☆ 生徒は座って話を聞きます
て長期入院を経験し、考えた末に将来の進路を介護士になると決め、専門学校に進学した。卒業して7月、学生仲
間と共に石狩浜の海水浴に行った。少し波が高かったらしい。沖を泳いでいていくら待っても海から上がってこな
い。翌日、海底から発見された。
一緒に行った友達が砂浜で夜中も薪を焚きっ放しにして名前を叫んでいたと新聞に書いていた。
海や山や川に行く機会も多くなる。別の高校の友達とも会う。久し
ぶりの友や先輩と会う。車に乗せてもらう。夏祭りがある。いろいろ
な出会いや誘惑が皆さんを待っている。
時に人間は臆病であって良い。中止する。途中で引き返す。誘いを
断る。勇敢さを気取る必要はない。友人の誘いを断る勇気を持ってほ
しい。これは危険だ、やばいなと言う気配を感じたら撤退してほしい。
危険はどこで皆さんに降りかかるかもしれません。被害者にならない、
加害者にもならないことを祈る。元気な皆さんの笑顔と8月17日に
再会できることを楽しみにしています。
☆ 1年生西村桐乃さんの賞状授与
写真部の高総文祭出場の壮行会挨拶
今回、滋賀県で開催される全国高等学校総合文化祭の写真部門に本校写真
部の 3 年 3 組手嶋美結さんが推薦され出場することになりました。
写真部はさきの写真甲子園の選考でも北海道代表まで後一歩に迫る勢いで
した。建設工事現場に出かけたり、開拓の村の撮影会に参加し腕を磨いてき
ました。
手嶋さんの作品は藤の花コンサートや南陵祭でも本校で掲示されていま
す。札幌駅地下の歩行空間を歩く高校生をモデルにした 3 枚の作品の連作で
す。顧問の村崎先生の話では「3 枚の写真それぞれに異なる時間の流れが
☆3 年生手嶋美結さんの決意表明
見事に写し取られて表現されている。」とのことでした。
ぜひ、全国の写真部の仲間の中で全国のレベルを肌に感じ、その体験を私たちに語っていただければと思います。
札幌南陵高校の代表として、北海道の代表としてのご健闘を祈ります。
8月2日(日)に札幌近郊の、とあるパン屋さんで手嶋さんに声をかけられました。全国大会の報告は次の部活
動通信で報告するとのことでした。今から楽しみにしています。