日本に一体どこの国が攻めて来るのか…

「日本に一体どこの国が攻めて来るのか…」に絶句
JJ1SXA/池
一寸旧聞に属するが、昨年(2014 年)8 月 15 日に放送された、NHK スペシャルシ
リーズ・日本新生「戦後 69 年 いま“ニッポンの平和”を考える」と言う番組を、当時見
損なったが、最近、偶然にこの放送内容をユーチューブで見て絶句した。
何と、出演していた、ジャーナリスト鳥越俊太郎が、「日本に一体どこの国が攻めて
来るのか、そんなの虚構だ妄想だ、集団的自衛権は必要ない、最後は米軍もいらな
い」と持論を展開しているでは無いか。
確か、2000 年 9 月 6 日のニュース21で北朝鮮について「拉致はやっていないと思
う」と言っていた、実際はどうだったか言うまでも無い、だが、今も平然とテレビに出て
いる、「拉致」について、誤ったコメントをしたというような話しは聞いたことは無い。
こんな輩が、でかい態度でジャーナリスト面して、偉そうに話しをしている、現在の
世界情勢を把握しているのだろうか?
中東の問題、ISIL、ロシアのクリミア併合、中国のウイグル問題、南シナ海の暴挙等
諸々の大問題、そんな事もさることながら、尖閣諸島における日本の領海に侵入を繰
り返す中国公船、領空侵犯も辞さず、何とか実効支配の実績を作ろうとする、この中
国の異常さをどう捉えているのだろうか、平和ボケも極まれりのこのオジサンには呆れ
かえるしか無い。
前記事で、藤井厳喜氏の言葉を引用しましたが再掲します…「もはや第 2 次世界
大戦のような総力戦は起こり得ず、『平時』と『有事』の境界があいまいな時代に入って
いる、こうした状況に対応し、平和を守るために武力行使を行えるようにすることは国
家の責務だ、一国平和主義への固執は、国際社会が協調した『新しい時代の平和』
作りに背を向けることでもある」と。
鳥越の感覚では、総力戦のような戦争しかないのだろう、尖閣諸島の領海侵犯は、
見方を変えれば、既に戦争だ、沖縄を支配しようと中国人をどんどん送り込み、沖縄
左翼と連携し、じわじわと成果をあげつつある、こんな現実は、彼のボケた頭には浮か
ぶべくも無く、憲法 9 条を守っていれば、集団的自衛権など全く必要無く、当然自衛
隊などは不要、もっと突っ込んで、米国の駐留さえ必要無いという。
ガンを告白し、治療状況等を公開したが、彼の存在は、日本においてはガンだ、こ
れだけ平和ボケに凝り固まっていては治療方法は無いだろう。
もう少しマシなジャーナリストかと思っていたが、ジャーナリストを名乗って欲しくない、
彼の、「日本に一体どこの国が攻めて来るのか、そんなの虚構だ妄想だ、…」の発言
を聞き絶句したのは私だけでは無いだろう、本人の思考が全く妄想に固まっているの
だが、それが分からないのに、公共の電波でその妄想を堂々と語るのは許せない、出
演させた NHK も同罪だ。
(26,Apr,2015 記)