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第1回卒業論文説明会
2015 年 6 月 4 日
修士課程1回生
德平 美月
卒業論文作成のポイント
◆はじめに
今回は、昨年私自身が卒業論文を作成するにあたり、感じたことなどを反省点も踏まえてお話しさせ
ていただきます。
◆題目を決める
・まず、今まで習ってきたこと、学んできたことの中で、何をテーマにするのか考える。
→どういう方法で論文を書いていくのかということも、よく考える。
・自分が興味を持ったテーマが見つかったら、先生や先輩に相談し、仮題目を決めていく。
◆資料の収集、読み込み
・テーマに関係のある書籍、論文を集め、読み込んでいく。
→先生や先輩に相談して、読んでおくべき文献を押さえておくこと。
・資料を収集するようになったら文献リストを作り、マニュアルの参考文献の書き方に従って、そこ
に文献の情報と、併せて文献の概要についても書き込んでおく。
・後で自分が検索するときのことを考えながら、資料を読み込んでいくと効率的。
→いくつかの資料に目を通し始めると、意見が同じ点、違う点などが多々出てくる。それらを何色
かのマーカーや付箋で区別しておくと、後から読み返したり、調べ直したりするときに便利。
◆卒業論文執筆
・書式設定は早い段階で済ませておく。
(マニュアル通りに設定されていないと提出時に受理されない)
・データのバックアップは作業後に必ず複数とっておく。
(自分の PC、学校の PC、USB メモリー等)
・ひたすら書き続けている途中で、内容が乏しいことに気がついたら、資料を読み込む作業に戻る。
・不要だと思う文章が出てきても、後から使える可能性があるので、削除せずに別に保存しておく。
◆卒業論文完成後
・提出までは何度も読み返して、誤字脱字がないかを確認する。印刷してみると、誤字脱字が見つか
りやすくなるので、早めに印刷して細かいところまで見直し、修正すること。
→友達とお互いの卒業論文を読み合うのも効果的。
・提出期間は2日間設定されているが、不備があって卒業論文が受理されないこともあるため、1日
目に余裕をもって提出しに行くことが望ましい。
・提出が完了した後は、口述試問に向けての準備を始める。
・提出後に誤字脱字を発見した場合は、マニュアルに従って正誤表を作成する。
◆終わりに
資料を読み込んでいる期間は、論文の文章が全く進まないので焦ることがあると思います。しかし、
情報をある程度まで蓄積しなければ、文章にすることはできません。これから夏休み明けまで、焦らず
じっくりと資料と向き合う時間を作り、素晴らしい卒業論文を作成してください。