紫波中央駅前町有地活用事業(その4) オガールエリア事業街区D街区

紫波中央駅前町有地活用事業(その4)
オガールエリア事業街区D街区(仮称)紫波中央駅前保育所の事業者選定に関する
審査結果の公表
紫波中央駅前町有地活用事業(その4)オガールエリア事業街区D街区(仮称)紫波中
央駅前保育所事業者募集要項(以下「募集要項」という。)により、紫波中央駅前町有地活
用事業(その4)オガールエリア事業街区D街区(仮称)紫波中央駅前保育所の事業予定
者を選定したので審査結果を公表する。
平成27年10月2日
オガール紫波株式会社
代表取締役 佐々木
1 事業名
紫波中央駅前町有地活用事業(その4)
オガールエリア事業街区D街区(仮称)紫波中央駅前保育所
2 誘導目標
① 人が行き交い夜に明かりが灯るまち
② チャレンジする場の創出と安心して子育てできる環境づくり
③ (仮称)紫波中央駅前保育所における就学前教育の実践と協力
3 敷地概要
所 在 地 : 岩手県紫波郡紫波町紫波中央駅前二丁目3-9
所 有 者 : 紫波町
面
積 : 事業用地D街区の一部 約 1,926 ㎡
用途地域 : 近隣商業地域
建ぺい率/容積率:80%/200%
日影規制 : なし
高度規制 : オガール地区デザインガイドラインで指定
その他規制:オガール地区デザインガイドライン
日詰西地区計画
廣
4 事業概要
整備する施設
(仮称)紫波中央駅前保育所
事 業 期 間
オガール紫波株式会社が町に提案書を提出し、町が紫波町公民連携
事業審査委員会により事業者を決定した後、基本協定締結の日から、
本件土地における定期借地権設定契約の期間満了の日まで
5 選定方法
(1) 審査方法
事業応募者から提出された提案書等に基づき、資格要件の審査及び基本的事項の
適格審査並びに事業計画に関する評価による審査を行った。
(2) 紫波中央駅前町有地活用事業(その4)オガールエリア事業街区D街区
(仮称)紫波中央駅前保育所事業者選定委員会の設置
事業提案の審査は、透明性及び公平性を確保することを目的として設置した、
学識経験者等で構成される「紫波中央駅前町有地活用事業(その4)オガールエ
リア事業街区D街区(仮称)紫波中央駅前保育所事業者選定委員会」
(以下「選定
委員会」という。)において行う。選定委員会は、次の6名の委員で構成される。
委員会名簿
委員長
藤原博視 (紫波町副町長)
委
員
侘美 淳 (紫波町教育長)
委
員
佐藤勇悦 (紫波町生活部長)
委
員
清水義次 (オガール・デザイン会議委員長
株式会社アフタヌーンソサエティ 代表取締役)
委
員
下山 恵 (岩手大学教育学部付属幼稚園 副園長)
委
員
佐々木廣 (オガール紫波株式会社 代表取締役)
(3) 事業者選定までの経過及び選定委員会の開催経過
日
付
内
平成 27 年 7 月 29 日
説明会の開催
平成 27 年 7 月 30 日
実施方針の発出
平成 27 年 8 月 18 日
募集要項の発出
平成 27 年 8 月 18 日~
募集要項に対する質問の受付
平成 27 年 8 月 25 日
平成 27 年 9 月 2 日
質問に対する回答の公表
平成 27 年 9 月 15 日
提案書受付期限
平成 27 年 9 月 25 日
第1回選定委員会
容
(ヒアリング、提案書の審査、最優秀提案の選定)
平成 27 年 10 月 2 日
事業予定者の決定・公表
6 審査
(1) 資格要件審査
資格要件を満たしていないときは失格とする。
(2) 基本的事項の適格要件
必要条件を満たしていないときは失格とする。
(3) 事業計画等の審査
審査項目の各々の提案内容に応じ、加点方式により評価する。
(4) 審査方法
審査項目と配点
(合計
① 保育所等の運営実績等
100 点)
(10 点)
② 保育に対する考え
(20 点)
③ 独自提案
(20 点)
④ 食育プログラム
(10 点)
⑤ 健康プログラム
(10 点)
⑥ 自由提案
(30 点)
7 審査結果
(1) 資格要件の審査
平成 27 年 8 月 18 日に事業者募集要項を発出し、平成 27 年 9 月 15 日まで提案書
を受け付けたところ、平成 27 年 9 月 15 日に次のグループから事業提案書の提出が
あった。
資格要件について審査したところ、資格要件を満たしていることを確認した。
法人名
社会福祉法人共助会 ほか1社
(2) 基本的事項の適格審査
社会福祉法人共助会について、基本的事項の適格審査について審査したところ、
基本的事項を満たしていることを確認した。
(3) 事業計画の審査
選定委員会は社会福祉法人共助会の提案について審査基準に基づき加点方式によ
り審査を行った。審査結果は次のとおりである。
審 査 項 目
社会福祉法人共助会
1
保育所等の運営実績等
4.8 点
2
保育に対する考え
14.5 点
3
独自提案
15.5 点
4
食育プログラム
9.2 点
5
健康プログラム
9 点
6
自由提案
25 点
合
計
78 点
(6) 最優秀提案の選定
選定委員会では、社会福祉法人共助会を最優秀提案応募者として選定した。
(7) 審査講評
別紙1に選定委員会の審査講評を示す。
8 事業予定者の決定
オガール紫波株式会社は、選定委員会による審査結果を踏まえ、平成 27 年9月 25 日
に社会福祉法人共助会を事業予定者として決定した。
別紙1 審査講評
(1) 審査項目の講評
審
1
査 項 目
保育所等の運営実績等
社会福祉法人共助会
・保育所以外の施設運営実績がある
・マネジメント力がある
・立ち上げの体制が充実している
2
保育に対する考え
・今の時代に合った保育の考え方が明確に出ている
・各施設の経験を生かせる
3
独自提案
・独自提案が多数あった
・地域の要望を聞きながら進めていける
4
食育プログラム
・具体的な食育プログラムがあるように感じられた
・自ら農場を持ち、加工の経験がある強み
5
健康プログラム
・医療機関との連携プログラムを評価
・法人として、最も得意な分野である
6
自由提案
・地域とのつながりを中心とした提案が多くあり、
今後に期待できる
・事業推進体制が評価できる
(2) 総評
本事業は、オガールプロジェクトの一環として都市と農村の暮らしを愉しむことが
でき、環境や景観に配慮したまちづくりを目指している。また、紫波町の政策実現に
資するべく、民間事業者の柔軟なアイディアと優れた経営ノウハウによって、紫波中
央駅前未利用町有地の有効活用を図りつつ、安心して子育てできる環境と賑わいと魅
力ある都市空間を創出することを目指している。
提案者は2法人であったが、社会福祉法人共助会は、熱意、誠意の部分で秀でて
おり、質疑に対しても的確な回答を得ることができた。また、紫波町やオガールエリ
ア内の施設や事業者と積極的に関わっていくイメージを持つことができた。そして、
保育所以外の施設の運営実績からマネジメント力が高く評価でき、オガールエリアの
将来性にも貢献し、発展性があると認められたことから、最優秀提案応募者として選
定した。
紫波中央駅前町有地活用事業(その4)オガールエリア事業街区D街区
(仮称)紫波中央駅前保育所事業者選定委員会事業者選定委員会
委員長
藤原博視
委
員
侘美 淳
委
員
佐藤勇悦
委
員
清水義次
委
員
下山 恵
委
員
佐々木廣