このてかしわ - 匝瑳市立椿海小学校

このてかしわ
〈学校だより〉
匝瑳市立吉田小学校
平成27年7月16日
めざす児童像
○進んで学ぶ子ども
○思いやりのある子ども
○最後までやりぬく子ども
6月6日~7月10日に図書委員会が、本をたくさん読んでも
らおうと「読書フェスティバル」を行いました。15日の給食
の時間にランチルームで、学年ごとに最も多く読んだ友達の紹
介と手作りの賞状の授与がありました。
1年:Y.Yさん(20冊)、2年:O.Yさん(15冊)、 3年:K.Aさ
ん・Y.Mさん(13冊)、4年:T.Sさん・Y.Hさん(6冊)、5年:O.N
さん・S.Sさん・I.Aさん・A.Sさん(3冊)、6年:K.Rさん(4冊)
また本校では、年間を通して、読書好きな吉田っ子を育てる
ために「読書いっぱい賞」があります。読書カードがいっぱい
になると校長からミニ賞状を手渡しています。現在、賞状は、
1年生の47枚、2年生の31枚、4年生の13枚が上位です。
夏休みは、ご家庭でも、たくさんの本に親しんでいただきた
いと思います。
図書室での読書の様子
7月11・12日、八日市場ドームを会場
に「匝瑳市少年少女ミニバスケットボール大
会」が開催されました。子どもたちは、これ
までの練習の成果を出そうと、チーム一丸と
なって頑張りました。
男子は須賀小・椿海小と対戦し、見事勝利
を収め、準決勝に進みました。女子は野田小
・椿海小と対戦しました。
吉田っ子の必死にボールに食らいつく姿、ピンチに立たされても最後まであきらめな
い態度、チーム全体が一つになって声をからしての応援の姿に、目頭が熱くなりました。
一生懸命に取り組んだ子どもたちの経験は、必ず生かされると思います。
青少年相談員の皆様や保護者の皆様のご協力とご支援に心から感謝申し上げます。
陸上競技千葉県選考会に出場しました!
女子走り高跳びの市内小学校の代表として、吉田小から、6
年 N.K さんが7月12日に、県総合スポーツセンターで行われ
た千葉県選考会に出場しました。当日は、129 ㎝の高さを跳び、
見事2位の成績を収めました。
また、旭市内スポーツクラブ所属の5年 O.N さんも5年女子
100m に出場しました。
学校保健委員会を行いました。
7月8日(水)、本校の学校医 福島先生、学校
歯科医 平野先生、学校薬剤師 齋藤先生を迎え、
第1回学校保健委員会を行いました。
4月に実施した健康診断の結果と学校で取り組
んでいる保健活動についての報告をもとに、3人
の先生方からお話をいただきました。
協議では、歯科検診の結果「むし歯」と診断され、治療勧告を受けても、治療しない子
の多さが話題に上りました。乳歯から永久歯に生え替わる小学生のときに十分治しておか
ないと、大人になってからとても困ることなど指摘・助言していただきました。また、イ
ンフルエンザ治癒後の登校許可に関する書類の変更についてもお話がありました。当日の
協議・助言等の内容については、後日、保健室だよりなどでお知らせします。
お忙しいところ、PTA本部役員さんや保健厚生委員さんの参加もいただき、有意義な
会となりました。子どもたちの健康づくりには家庭と学校の連携・協力が重要であること
を、改めて確認する良い機会ともなりました。
『子供を非行化させるコツ教えます』という、逆説的子育て論は興味深いものがあり
ます。その源は、60 年以上前にアメリカのデンバー少年裁判所が発表した「子どもを
悪くする法」という文章だったそうです。当時の多摩少年院長の徳武美さんが、それに
注目して紹介しました。ご参考まで、いくつか紹介します。
1 幼いときから冷たくあしらうべし。
スキンシップとか遊び相手になるのは禁物。
(情緒障害発生法)
2 欲しいといえばホイホイと買い与えるべし。
うるさく細かく親の思うまま世話を焼け。(過保護・過干渉のすすめ)
3 子どもの間違いや失敗は理由をとわず、叱りとばせ。
ひっぱたくことはいっそうよいらしい。(叱り方の原則の否定)
4 食卓のだんらんは家庭から一掃すべし。
子どもの話題や関心など他愛ない。(無関心のすすめ)
5 できの良い兄弟やよその子と比較して「お前はバカだ、誰々を見習え!」を連発す
べし。(劣等感の助長法)
6 問題解決は感情で処理し、暴力に訴えるか集団の実力を悪用するのが手っ取り早い
ことを子どもに示すべし。(短絡的問題解決のすすめ)
7 子どもの前では決して夫婦間の意見を一致させるな。
父親は難しい問題からうまく逃げよ。(しつけ基準の混乱のすすめ)
8 子どもの前で警察、学校(教師)、法律の悪口をいい、社会のきまりや公共機関への
敵意を植え付けよ。(反社会性の学習助長法)
吉田小の59名の子どもたちは、どの子も素直で、やさしく、思いやりのある子に育
っています。これは、ご家庭の学校での教育活動へのご理解とご支援のお陰だと考え
ております。子どもたちにとって、よい夏休みとなりますことを願っております。