別添２県立学校デマンド管理業務仕様書１目的本仕様書は、県立学校において、専用の装置（以下「デマンド管理装置」という。）を設置することにより、電気使用量の管理（以下「デマンド管理」という。）業務（以下「本業務」という。）を行い、不必要な電力使用を止め、もって電気料金の削減に資することを目的とする。２本業務の対象となる県立学校付表２のとおり３業務内容（１）デマンド管理装置等の設置受託者は本業務を実施するため、次の機能を有するデマンド管理装置及び警報機を２の県立学校（以下「対象校」という。）の構内に設置すること。なお、設置費及びそれに伴う工事費は受託者の負担とする。ただし、特殊な工事が必要な場合の負担は別途協議とする。アデマンド管理装置（ア）業務期間中、継続して、「３０分間における平均電力（ｋＷ）」（以下「デマンド値」という。）を測定できるもの（イ）対象校の意向に合わせて、目標デマンド値を設定できるもの（ウ）電力会社の計量器と接続して、データ計測できるものイ警報機デマンド値が、次の状態になると予想される場合、警報・ランプ等により対象校の職員に注意を促すことができるもの（ア）契約電力以下で、目標デマンド値を超過する状態（イ）目標デマンド値及び契約電力を超過する状態（２）月次報告次の報告書を鳥取県教育委員会事務局教育環境課及び対象校に１部ずつ提出すること。ただし、「日報一覧表」は対象校にのみ提出すること。なお、報告書の提出月は毎偶数月（平成２８年４月を除く。）とし、その前々月及び前月の内容を報告するものとする。報告書総括表必須項目データ収集日時、月間最大デマンド値、目標デマンド値日報一覧表全デマンド値、１時間ごとの電力量（１か月分）月報一覧表毎日の最大デマンド値、総電力量（１か月分）年報一覧表各月の最大デマンド値、月間総電力量、契約電力（報告月から前１年間分※）警報一覧表警報発生日時、警報発生時における予想デマンド値（１か月分） ※受託者が平成２７年度のデータを保有している場合は、平成２８年度における報告時に、平成２７年度分のデータを提出するものとする。（３）年次報告各年度の本業務を完了したときは、２０日以内に（２）に係る各年度の最終月次報告と併せて、業務完了報告書（別紙様式）を委託者に提出するものとする。（４）目標デマンド値の変更対象校が、業務期間中に目標デマンド値を変更する必要がある場合は、対象校からの申請に基づき、受託者において目標デマンド値の変更設定を行うこと。（５）デマンド管理装置等の撤去本業務が終了したときは、受託者は対象校に設置されたデマンド管理装置及び警報機を撤去すること。なお、撤去費及びそれに伴う工事費は受託者の負担とする。ただし、特殊な工事が必要な場合の負担は別途協議とする。（６）その他（１）のアの（ウ）の接続に必要な手続を対象校が行う際、対象校に必要な助言及び協力を行うこと。４デマンド管理装置の保全等（１）委託者は、受託者の設置したデマンド管理装置の善良なる保全に努めるものとする。（２）委託者は、デマンド管理装置の設置場所の提供、電灯配線などの利用について便宜を供するものとする。５再委託の禁止（１）受託者は、委託者の承認を受けないで、再委託をしてはならない。（２）委託者は、次のいずれかに該当する場合は、（１）の承認をしないものとする。ただし、特段の理由がある場合にはこの限りでない。ア再委託の契約金額が本業務に係る委託料の額の５０パーセントを超える場合イ再委託する業務に本業務の中核となる部分が含まれている場合６権利義務の譲渡等の禁止受託者は、本業務に係る契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、若しくは承継させ、又はその権利を担保の目的に供することができない。ただし、あらかじめ委託者の承認を得た場合は、この限りでない。７個人情報の保護（１）受託者は、本業務を遂行するための個人情報の取扱いについては、別記２「個人情報取扱業務委託契約特記事項」（以下「特記事項」という。）を遵守しなければならない。（２）受託者は、５の（１）の規定により本業務を第三者に再委託する場合は、当該再委託先に対して、特記事項を遵守させなければならない。８調査等委託者は、必要があると認めるときは、本業務の処理状況について調査し、受託者に対して報告を求めることができる。この場合において、受託者は、これに従わなければならない。９委託料の支払（１）委託者は、毎年度の履行確認後に、受託者に委託料を支払うものとする。（２）受託者は３の（３）の完了報告が適正と認められた後、速やかに当該年度に係る委託料の請求書を委託者へ提出するものとする。（３）各年度の請求金額は本業務に係る契約金額（以下「契約金額」という。）を３で除して得た金額（１円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てるものとする。）とし、当該請求金額の総合計金額が契約金額に満たない場合は、当該差額を最終請求時に合わせて請求するものとする。（４）委託者は、正当な請求書を受理した日から３０日以内に各年度の委託料を支払うものとする。（５）委託者が正当な理由なく（４）に規定する支払期間内に支払を完了しないときは、受託者は、未払金額に対し、遅延日数に応じ年２．９パーセントの遅延利息を委託者に請求することができる。 10 仕様書遵守に要する経費本仕様書を遵守するために要する経費は、全て受託者の負担とする。 11 その他本仕様書に定めのない事項又は本仕様書について疑義の生じた事項については、委託者と受託者とが協議して定めるものとする。（別紙様式）業務完了報告書職氏名様次のとおり平成年度分の業務が完了したので報告します。平成月年日受託者住所商号又は名称代表者氏名印委託業務の名称委託業務の場所履行期間平成委託業務完了年月日平成業務委託料金年月年日から平成月年月日まで日円（うち取引に係る消費税及び地方消費税の額金円）